2045年 環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していた そのため、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半は<オアシス>と呼ばれる仮想現実の世界に入り浸っていた  オアシス内では現在、創始者であるジェームズ・ハリデーが亡き後流された遺言により、勝者にはオアシスの所有権と5000億ドル相当のハリデーの遺産が授与されるアノラック・ゲームが開催されていた ハリデーがオアシス内に隠したとされるイースターエッグ (鍵) を探すエッグ・ハンター、通称ガンターが日々3つの鍵とそれを手にするための関門となるゲームに挑んでいた。

 

 

 

 

 

 

こちらは2018年制作の アメリカ映画 アメリカ です(140分)

 

言わずと知れた スティーブン・スピルバーグ 監督 作品でござりまする  E.T. キラキラ 

 

80年代の作品のほとんどは、必ず劇場に足を運んで楽しませてもらった監督さんで

 

した、それ以降は作品によって行ったり、行かなかったり、それでも現在まで ビデオ

 

やDVD でほとんどの作品は観ていました 自分でも驚いた事に、劇場で スピルバー

 

グの映画を観るのは 「宇宙戦争」 以来! UFO ざっと、13年ぶりという事に気付き

 

ました。今回はたまたま GW (本当の意味の) というタイミングもあり、劇場へと

 

向かった次第です。

 

 

 

 

Movie まぁ、映画は予告をご覧になれば大体内容の方は、お分かりになるかと思います 

 

本当は 3D で観ようかと思っていたのですが、3Dって吹き替えしか無いんですね 

 

字幕表示出来なくなるからなのでしょう 吹き替えは厳しいな~あせる と思い2D字幕に

 

いたしました めがね マーベル等の、やりすぎCG はちょっと敬遠してしまう私でした

 

が、本作は VR の世界へ入って冒険するという物語の為、あえてVRの映像に寄せて

 

作られているので、自分の基準でギリセーフと納得させました  ニヤニヤ

 

 

 

 

映画の世界では、荒廃した市民生活の中、老若男女こぞってVR 「オアシス」 の世界

 

で現実逃避する多数の人々 その開発者が亡くなり、遺言として 3つの イースターエ

 

ッグ という鍵を集め、扉を開いた人間に、大金と「オアシス」 の運営権を譲ると告知

 

されます 札束 コインたち ここでイースターエッグが、VRの世界にそれぞれ飛び去って行

 

く場面があるのですが、この場面 ドラゴンボール が願いを叶え飛び去っていく場面に

 

類似しています 実際そうかも 四星球

 

 

 

 

映画のストーリーは実にシンプルで、正にオンラインゲームの世界そのもの、主人公 

 

ウェイド と、仲間が協力プレイして オアシス の利権を獲得しようと悪巧みしてい

 

る巨大企業の 「 IOI 」 と対抗しイースターエッグの争奪戦を繰り広げるという単

 

純なものです  非常口 ←ピンク ランニング

 

 

 

 

映画の見所となるのは、画面にあふれる オアシスの中での様々なアバター(1回観た

 

だけでは確認しきれない程の、日本人にはお馴染みのキャラクターの数々) それを見

 

つけるだけでも楽しいかも知れません その為に再度観るかは微妙ですが、、、 aya

 

主人公の一人、サマンサ を演じる女優さん、どこかで観たな~と思っていたのです

 

が、途中で、以前ご紹介した 「ぼくとアールと彼女のさよなら」 の オリヴィア・ク

 

ック という子でした。 

 

 

 

 

少し疑問だったのが、映画のルックスは若者向けなのですが、中に登場するキャラク

 

ターや、他の映画をオマージュした場面に使用されている作品等 ま、音楽は80s

 

ブームという事で多数使用されていますが、他の素材が若干古いのでして、「200

 

1年宇宙の旅」 は別格として、多くはやはり80年代の作品が多く引用されています 

 

 

 

 

個人的に嬉しかったのは 「シャイニング」 を見事にゲームに取り入れていて、ニヤニ

 

ヤしてしまいました (A・I でキューブリックと親しくなった スピルバーグだから

 

こそ出来たのかもですが) 他には「チャッキー」「エルム街」「ターミネーター2」

 

「エイリアン」 そして何故か「アイアン・ジャイアント」 ロボット 

 

 

 

 

これって、観ている人は さほど多くない気がするのですが、、、それに度々セリフで

 

登場する 「薔薇のつぼみ」 そう、かの 「市民ケーン」 新聞 での謎の言葉として使用さ

 

れているものです 私達の世代ならクスッとしてしまうものですが、メインターゲッ

 

トの若者にどれだけ伝わるのか、心配してしまう 私 なのでありました。  

 

 

 

 

映画のラストも大変無難な所に落ち着き、ストーリー自体の新しさや驚きはありませ

 

ん いうならば、「ゲームをプレイしている人を見ているような感じ」 になる作品で

 

した だからと言ってつまらない訳ではありません 映像を観ているだけでも楽しめ

 

る映画ですし、所々クスッとツボ  ツボ  にはまる場面もあります まぁ入場料分は楽し

 

めると思います。そして、もし吹き替えに抵抗がなければ、3Dで鑑賞してみると、

 

より世界に入り込めて楽しめると思いますので挑戦してみてはいかがでしょうか はてなマーク 

 

 

 

 

「戦火の馬」 「ブリッジ・オブ・スパイ」 「ペンタゴン・ペーパーズ」 という大人

 

向け作品もちゃんと作りつつ、こういう作品も作れてしまう スティーブン・スピルバ

 

ーグ なんだかんだ言って今後も観つづけていく私なのでありました  流れ星

 

では、また次回ですよ~! パー

 

 

 

 

 

 

 

結局の所、スピルバーグ映画で育ってきたと、つくずく感じる映像であります  ラブラブ