1990年、女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生 捜査を担当するチェ刑事は、あと一歩のところで犯人を捕り逃したうえ、顔に深い切り傷を負ってしまう やがて事件から15年が経過し、ついに時効が成立する その2年後、もはや法で裁かれることのなくなった犯人が、事件を詳細に記した告白本を出版、社会に衝撃が走る 男の名はイ・ドゥソク。その美しい容姿がさらに人々の注目を集め、瞬く間に人気者となる それを苦々しく思いながらも、何も出来ずに怒りを募らせるチェ刑事 一方、犯人への復讐を誓う被害者遺族たちは、ドゥソクの誘拐を計画し、行動に出るが…。

 

 

 

 

 

 

こちらは2012年制作の 韓国映画 韓国 です (119分)

 

日本映画 「22年目の告白」 のリメイク元が、こちらの韓国映画 「殺人の告白」に

 

なります。私の中での 逆輸入映画 という感じで、日本映画版の予告の設定が面白そう

 

だったので、( 流石に 藤原竜也 を見る気にはならなかったのと、日本で殺人の時効

 

が撤廃になったのに、、、どう成立させているのかに厳しさを感じてしまい、知って

 

る方おられれば教えてほしいのですが、リメイクの方はパスいたしました)ちょっと

 

気にかけていたら、こちらのリメイクだという事だったのでレンタルしてみました

 

 

 

 

そんないきさつあっての本作でしたが、これまで数本 (しか) 観て来た勝手な韓国映

 

画のイメージとはちょっと違った風味の映画に仕上がっていました 大まかなストー

 

リーは上の文章をご覧になって頂くとして、映画はなかなか凝った照明で撮影され

 

た、安い定食屋から始まります 窓際で酒を飲む主役の チェ刑事の席に殺人犯が、ガ

 

ラスを突き破って飛び込んで来ます 割れる いきなりスローモーション描写からの、ジャッ

 

キー顔負けのアクション場面からの 「ブレードランナー」 「セブン」 のような雨の

 

追跡劇 かなり凝ったカメラと編集で過剰に?楽しませてくれます チェ刑事の顔に傷

 

をつけて犯人は立ち去ります ナイフ

 

 

 

 

それから17年後 チェ刑事を襲ったのは、彼が追いかけていた女性連続殺人犯で、時

 

効を迎えた2年後、犯人と名乗る男 ドゥソク が姿を現し、その手記を出版 一躍有名

 

人となります 本 彼を追っていた チェ刑事や遺族会は様々な思いを抱きつつ復讐の機

 

会を狙う事になるのでありますが、、、

 

 

 

 

この映画、なかなか面白いお話で、ひねった展開もあって楽しめるのですが、監督さ

 

んの?サービス精神があり過ぎて、こちらがどういう感情で観ていいのか迷ってしま

 

う映画でもありました オープニングでコメディ風アクション → 逃走アクション、シ

 

リアスな展開に落ち着いたと思っていると、CG丸出しのヘビ アオヘビ と女性ランボーのよ

 

うな女性登場再びシリアス。 

 

 

 

 

そして犯人を誘拐する コメディ風カーチェイス  車 DASH! またシリアスな展開  時折挟

 

まれるチェ刑事と恋人で被害者になった彼女との、昭和アイドルドラマのような回想

 

シーン ラブラブ ゴルゴ13のような、弓矢を使った嘘のような暗殺シーン 矢印 シリアスな

 

遺族等の話からの真実と犯人との対峙 で終わりかと思わせての、犯人逃走からの 矢印 

 

ハリウッド並みのなかなかの尺と派手さのカーアクション  トラック ブ~・・・(車)。 ホンダライフ マイカー ぶ~・・・(車)。 がやっと

 

終了して、シリアスなエンディングを向かえます 幕の内弁当 べんとう なみに様々なジャン

 

ルを楽しめるのですが、、、

 

 

 

 

面白いストーリーなのに、サービス部分が逆にノイズになってしまった (あくまで私

 

にはですが) そんな気がします 非常にシリアスなテーマがある内容なだけに、それ

 

以外の部分が浮いて、余計そこが目立って気になってしまうのでした くも 音楽もシ

 

ーンのまんまの音楽が流れ、ちょっと古い感覚もありました かと言ってつまらない

 

か ? という訳ではありません。 十分に楽しめますし、観方を変えれば 「殺人の追

 

憶」 等に比べれば、万人向けとも言えるかも知れません 

 

 

 

 

日本のリメイクとは違った内容になっているようですし、「22年目の告白」 を既に

 

ご覧になった方でも、別の映画として楽しめるようですので、この機会にでもこちら

 

の作品をご覧になってみて下さいませです。 目

 

では、また次回ですよ~! パー