1971年、アメリカ・ロードアイランド州に建つ一軒家に、両親と5人の娘たちが引っ越してくる 古ぼけてはいるが広々とした夢のマイホームに沸き立つ一家だったが、奇妙な現象が次々と発生 娘たちに危害が及んだことから、一家は心霊学者のウォーレン夫妻に助けを求める 夫妻が周囲の土地を調べると、恐るべき血ぬられた歴史が明らかになり、夫妻は一家を救おうと館に巣食う邪悪なものに立ち向かうが……。

 

 

 

 

 

 

こちらは2013年制作の アメリカ映画 アメリカ です(112分)

 

ホラー映画 にジャンル分けされる本作ですが、実話 を元にした作品となっています 

 

日本タイトル のセンスが、なんともチープで残念な気がするのは私だけでしょうか 

 

 

 

 

本作の主人公は 非聖職者で唯一カトリック教会が公認した悪魔研究家である 夫の エ

 

ド と、霊能力者の妻 ロレインの ウォーレン 夫妻です 彼らは、アメリカでは非常

 

に有名な夫婦で 「悪魔の棲む家」 (1979年) の元ネタとなった アミティヴィル

 

事件や、エンフィールド事件 の調査、究明 に携わった人物で、本作の脚本は、事件を

 

調査した ウォーレン夫妻の妻 ロレインと被害者一家の長女である アンドレアが監修

 

したそうで、両者とも映画は実際に起きた事件に沿っており、過剰な脚色はされてい

 

ないと認めています。 ですから、ただ ゴーストやゾンビが出て来て「ギャ~!」​​​​​と

 

か連続殺人が起こるという映画が好きな方には物足りない はてなマーク かも知れませんが、私は

 

中々楽しめました ポーン

 

 

 

 

ロードアイランド州の田舎町にある古い屋敷に引っ越してきたペロン一家 夫婦と娘

 

5人で念願のマイホームでしたが、飼い犬は何故か家に入ろうとしません 翌朝、外

 

に繋いでいた犬が 犬(プンプン) 死んでいるのを発見します その夜から ドアを叩く音や、寝て

 

いる足を引っ張られたり、ドアが急に開くという現象が起き始めます 妻の キャロリ

 

ンの身体にあざが出来るようになり、死臭が漂うなど日増しに おかしな現象が酷くな

 

って行きます 

 

 

 

 

そんな折に ウォーレン夫妻の存在を知り、助けを求めます その日から ウォーレン夫

 

妻は 仲間2人と共にベロン家に カメラやビデオ等、様々な機材を設置し、科学的な視

 

点と 霊的な視点の両方で、現象の原因を突き止めようとします (この夫婦の話がメイ

 

ンとなっています) カメラ キラキラ オバケ

 

 

 

 

そして遂に、彼等の目の前にその邪悪な現象と、その存在が現われる事になります ねこへび

 

その現象の原因となる出来事は、1863年にまでさかのぼるのでありました、、ドクロ

 

下品にザックリと言ってしまうと 「エクソシスト」と「ポルタ―ガイスト」 を合わせ

 

たような内容ではあるのですが、現代的な映像表現を巧みに、大げさにならないよう

 

に上手く使って表現されています 

 

 

 

 

1971年という時代設定がこれまた良い塩梅に効いています 最近の過剰なサービ

 

ス(スプラッター等)を控えている為、こちらのイマジネーションを刺激してくれて 

 

それが恐怖を増幅させてくれます ただの暗闇や薄明りの方がよっぽど怖いのでした 

 

その上、女の子供達が被害に遭う事も、痛みが倍増するのです、最小限の映像、かく

 

れんぼの手、洗濯物の影、鏡に映る人影、等  滝汗 むかっ

 

 

 

 

新しいか?と言えば、新しさは無いのかも知れませんが、見せ方に制作者のセンスが

 

うかがえる出来栄えであります エンドクレジット はなかなか凝った出来になってい

 

て 実際に被害にあった ベロン一家とウォーレン夫婦の写真がインサートされた物にな

 

っています

 

 

 

 

このウォーレン夫妻の活動の真偽の評価は様々で、この映画化されたお話も受け止め

 

る方次第でありまして、ご自分で興味があったら検索してみて頂いて、ご自分で判断

 

してみて下さいませ 真偽はともかく、映画として中々良く出来た面白い作品になっ

 

ていると思いますので、ちょっと怖いのを観たい方にはお薦めですので機会があれば

 

ご覧になってみて下さいませです (シリーズ化されている作品ですので、1作目のこ

 

ちらをお間違えないないようにお気を付けて御覧くださいね まずは1からでありま

 

する~) バイバイ