1962年、ヒッチコックを敬愛するトリュフォーの熱烈なラブコールが実り、トリュフォーによるヒッチコックへのロングインタビューが実現する。1週間に及んだこのインタビューは詳細な映画解説書『定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー』としてまとめられ、フランスとアメリカで同時出版されるや、ヒッチコックの評価を決定づけるとともに世界中の映画人たちのバイブルとなった。

 

 

 

 

 

 

こちらは2015年に制作された アメリカ アメリカ フランス フランス の合作映画です(80分)

 

 

 


1962年に行われた フランソワ トリュフォー 監督 による アルフレッド ヒッチコ

 

ック 監督 への 50時間に及ぶインタビューを 「映画術 ヒッチコック/トリュフォ

 

ー」 と題した一冊の本として出版、その後 映画監督の バイブル 本 とまで呼ばれる事

 

になるのですが、今作は当時の インタビュー音声、写真、プライベートフィルム、そ

 

して現在一線で活躍している映画監督への ヒッチコック映画からの影響や、テクニッ

 

ク等のインタビューによって構成されている作品であります キスマーク カラオケ キスマーク

 

 

 

 

アルフレッ ドヒッチコック監督は イギリスで活躍後、ハリウッドに呼ばれ 「サイ

 

コ」「鳥」「北北西に進路を取れ」「めまい」といった作品を撮っていて、サスペン

 

スの神様と言われている監督さんでございます 王冠2 フランソワ トリュフォー監督は 

 

フランスの監督さんで「大人は判ってくれない」「突然炎のごとく」「華氏451」

 

「アメリカの夜」 といった作品を発表し、ヌーベルバーグの旗手と言われた監督さん

 

でございます  

 

 

 

 

そもそもこの本が出版されたいきさつは、映画のプロモーションのためアメリカを訪

 

れた トリュフォー監督が記者に「アメリカで尊敬する監督は?」と聞かれヒッチコッ

 

クの名前を挙げた所、皆に驚かれたのがきっかけになったようです 当時の ヒッチコ

 

ック映画は、娯楽作品と位置付けられ、 面白いが中身が無いと批評家から言われてい

 

たようで、それにショックを受けた トリュフォーが、ヒッチコック の映画テクニック

 

の素晴らしさを一冊の本にまとめ、世間に知らしめるために行ったインタビューであ

 

ります カラオケ

 

 

 

 

そして実際にこの本の出版によって ヒッチコックの世間的な評価と見方は変化する事

 

になるのでありました ヒッチコックは、もともと広告デザイナーで、その後 映画字

 

幕~映画美術~映画監督という経緯で監督になったことを知り、ちょっと納得してし

 

まいました 美術やっていた事で、視覚的な効果や、画面の配置、配色などのセンスに

 

生かされていたのですね

 

 

 

 

そして、とにかく映画は観客のものだという考え方、その観客をどう楽しませるか、

 

どう見せるかを常に客観的にみている サービス精神旺盛な監督さんだったと再認識さ

 

せられるのでした それを作家主義のヌーベルバーグの トリュフォーが、ファンだっ

 

たというのがまた面白い所であります ヒッチ ただ、このインタビューで最も大変だっ

 

たのは、通訳の女性の方だったんだろうな~と思いました 英語とフランス語ですか

 

ら、、、ね ビックリマーク 

 

 

 

 

映画には マーティンスコセッシ「タクシードライバー」デヴィッド フィンチャー「ゴ

 

ーン ガール」 ウェス アンダーソン「グランド ブダペスト ホテル」 ジェームズ グ

 

レイ 「エヴァの告白」ポール シュレイダー 「キャットピープル」 オリヴィエ アサイ

 

ヤス 「アクトレス〜女たちの舞台〜」 ピーター ボグダノヴィッチ 「ペーパームー

 

ン」  黒沢清 「CURE」 アルノー デプレシャン 「あの頃エッフェル塔の下で」 リ

 

チャード リンクレイター 「6才のボクが、大人になるまで」​​​​​という映画製作者たちが

 

それぞれの視点で、 ヒッチコックから受けた影響等を語っていると同時に、そう観る

 

んだな~という参考にもなるのでありました 目

 

 

 

 

ヒッチコック映画を観た事がない方や、名前は知ってるけど、、という方は、ご覧に

 

なるときっと ヒッチコック映画を観たくなる事請け合いですので、この作品から入っ

 

て行くのもありではないでしょうか はてなマーク 興味湧きましたらご覧になって下さいませで

 

す ケセラセラ~♪

 

では、また次回ですよ~!