今日は全国的にクリスマスであるらしい。

クリスマス、なんてもう関係なくなって幾星霜である。
別段いい子にしてたってナニくれる訳でなし、そもそもなにがめでたいのか、その本質すらよくわからないのである。
しかしまあ、日本全国のケンタッキーと不二家はクリスマスにこそその存在の意義があるのであろうから、頭から否定してしまうと言うのもまた申し訳ない気もする。
その上親父殿が旅行に行くとかで、僕のヒートテックモモヒキを根こそぎ召し上げて行きやがり、おかげでクリスマスイブに靴下を失うという…なんかもうアレだ、知るかコンチクショウ!

まあ要するに、クリスマスなんて俺には関係ない、というだけのことです。

とか言いつつ昨日は飯田橋の飲み屋でいわもっちゃんと飲みました。
飲みながら「妖怪人間ベム」の最終話を見ていた(なぜか僕たちの席の真横に巨大なテレビが据え付けられていたのだ)のだが、ベムが誰かに似ている誰かに似ている…と思ってよくよく思い出したら僕のフェイバリットAV女優(の一人)板垣あずさタソ(既に引退)だった。

かなりの衝撃である。
もうなんか…見る度思い出しちゃうんだろうなあ><

俺の心のあずさタソを返せベムめ(="= ;

クリスマスイブに色々失った感じである。良いことなんて何もないじゃないかちくしょーめええぇぇ…





最近会う人ごとに「そろそろ彼女作ったら」と言われるのだけれど、そんな簡単にできるもんじゃないんだよ、プラモデルじゃないんだから。

…もしかして俺だけなのか、達成不能レベルな高難易度のタスクに感じているのは…



…陣張ろう…
どうもどうもご無沙汰しております。
永田剛志でございます。

まずは一週間もタイムラグを空けてしまいましたが、[浦島綺譚]無事終演いたしました。
ご来場いただいた方々、力を貸していただいたキャスト、スタッフの皆様、本当に心からありがとう。
今回の現場はとても雰囲気が良くて、楽日には「ああ、終わっちゃうのか」と思って逆に劇場に行くのがちょっといやになっちゃったり(いかなくたって終わるのだが)、終わった後は終わった後で自分の中の義貞をうまく抜くことが出来ずに鬱気味になっちゃったり。

最近こんなことなかったんだけどな(^^;

それもこれも週末のちょっとした出来事ですべて奇麗に吹っ飛んで、いかりやさんよろしく「次行ってみよう!」てな具合になっているのでご心配なく。

さあて、次はどんな悪巧みをしようかなw
先日の稽古でザリ助にもらった腹巻き。

ザリ助ことミザリオール阿部は、なにかっつうとなんかくれるのだが、誕生日にはすけすけの長Tシャツ、稽古はじめには銀色の極小Tバックと深紅のOバックのパンティー…とまあその場で冗談で着てハイおしまい、みたいなものばかりである。
ていうかパンツはさすがにはかなかったわ。

僕自身のポリシーとして、「プレゼントは送って楽しくもらって困るもの」というのがあるが、どうもこの野郎、その辺の所をしっかりわきまえていやがるらしい。
兵法家として「人にいたしていたされず」といきたい所なのだがどうも勝手が悪い。

ていうかあいつ変態だから、普通なら困るものとかあげても喜びそうなんだもん。
まあ、別になんにもあげないけど。

その点元同僚の松やんはよかった。
入院中にお見舞いで差し入れたダッチワイフを見た時のリアクションったらwww
今思い起こしても腹筋が危険レベルまで収縮する。

とまあそんな訳で、今回頼みもしないのにくれた腹巻きだが、ここ三日くらいヒドい下痢ぴーに悩まされたのでありがたく使っている。
あいつにもらったもので継続的に使用しているものってこれだけじゃないのか?

さて、もうすぐ勝負の11月!
キバっていくぜ!!
「浦島綺譚」の稽古が楽しくて楽しくて仕方ない。
今回の現場のメンツがチート級というのは前から何度も何度も書いて来たけれども、実際に稽古場で台本もって軽く立って動いてみたりすると、そのポテンシャルと言うかスペックの高さにびっくりする。
「戦国ixa」で言ったら「極」以上のカードだけでフルデッキ組んで格下の城に鉄砲騎馬で突撃してる感じ?わかりにくいか(笑)

今回は新田義貞V.S.足利高氏(尊氏)の話なので、自然チーム編成もチーム新田とチーム足利に大別されてくる訳だけれども、チーム新田の吉田”義昌”匡孝さんの抜群の安定感はすばらしいです。もう頼りっきり(笑)。
僕は基本的に役者としてはアタッカーの部類(ていうかそのもの)なので、義昌みたいな鉄壁のディフェンダーがいてくれると本当に心強い。俺が傾奇御免の極慶次とすれば猛虎吠陣・加藤清正ですねw
すいません、ixaのしかも俺のデッキの話で(笑)
中井”氏経”まーとんもなかなかの弟分っぷりだが、こいつはかなりのスロースターターなので、本格的に面白くなるのは来月半ばくらいかなあ。まずは漢字が読める様になってもらわねばw
エンジンかかれば氏経も剛勇無比の福島正則級の活躍はしてくれるはず。

対するチーム足利は「悪の華」関”高氏”裕太くんを筆頭に一癖も二癖もある芸達者がそろっていてこれまた面白い。
特に牧本”高時”泰山が異常。
ていうかもともと素質は認めていたのだが、昨日の稽古で確変発動(爆)。稽古場であんなに笑ったの何年ぶりだ?本人は高身長高学歴のイケメンです。イケメンで面白いとかずるすぎ。

みんな経験の差こそあれ役者として重要な「勘」のいいメンツばかりなので、ちょっとした変更点がすぐ反映されていらだつことがない。とても雰囲気のいい現場です。いまのところは(笑)。

そうそう、昨日はもう一つ良いことがあって、それはもうなんて言うか「奇跡」といっても良いくらい。
もう十年以上前かなあ、まだ野村さんが阪神の監督だったから12年くらいまえ?
阪神の私設ファンサイトのチャットで仲良くなって、大阪に行った時に一緒にメシを食った、言うたら俺のトラキチ兄貴分みたいな人とツイッターで偶然の再会!
いや、偶然って言ったらいけないのか。すごく探してくれたみたいで^^;

今年の春に「微妙な△関係」という芝居でネット上の繋がりを題材にしたけれど、はまちゃん(その人ね)やixaの仲間達みたいに「良い出会い」だけをチョイスして行ければ、僕たちはもっとハッピーになれるんだろうな、と思った。

大阪、またいきたいなあ…。
帰り際職場のボスに

「なんかくたびれてるね~。そんなに調子悪いの?」

と聞かれました。

こんばんは、調子悪いピークは越した永田剛志でございます。
今そんなに調子悪く見えるんだったら一昨日まではどんなだったんだ?

まあそういった訳で中が悪くなった後外に出てくるアトピーさんの治療のために、かかりつけの皮膚科に行ってきたのだが、どうもピンポイントで週に一回だけの違う先生の時間帯に当たっちまいまして。
子供の頃からかかりつけなので、当然内科の先生ほどではないにしてもかなり良い歳になっている訳だし、そりゃあまあそう言ったタイミングもあるだろうよ、と大して気にもとめずに診察室へ。

多分若い先生が二代めぶって座ってんのかな~と思ったら…

え?じいちゃん?

いつもの先生より少なく見積もっても10歳くらいは上のちんまりしたじいさんが、ぱんだのボールペンもって座っている。

「どうしたの、かゆいの?」

ええまあ、かゆいから来た訳ですけれども。ていうかあんた手元に俺のカルテもってるじゃないか。
後ろに控える看護婦さんも(この人はなかなかにしてかわいい)心持ち不安げである。

「いつもの薬でいいかな?効いてる?」

効いてます。よく効きますとも。

「そうだなあ、じゃあ今回はこれいってみようか」

ぱんだのボールペンがさらさら…というかためらいがちに動く。

いやいや、いつもの通りで良いですよ、もうそれで何年もお世話になってますんで。

「先生、いつもはこの処方で…」

たまりかねて口を出すラブリー看護婦さん。

「ん…」

しばし沈黙。

「じゃあやめようか」

先生、せっかく書いた横文字を二本線で消す。

「でもな~これ出したいんだよな~」

と、先生いささか未練がましい。
こらこら、その歳になって患者で冒険しなさんな、人様の病院で!

「じゃあいつもの薬出しとくから」

よかった…世界はあるべき形に落ち着いた。ありがとうラブリーナース!

で、診察料金を払って処方箋をもらい薬局へ。
いつもの薬のいつもの説明を聞いた後、おもむろにもう一つ出てくるチューブ。

…なんすか、これ?

「えーっと…いつもの薬でてるんですけど、まああの…症状がおさまったあとで塗っておいていただくと、その…保湿に良いと思います」

こら薬剤師!貴様なんだその良くわからん説明は!余計不安になるじゃねえか…。

と言う訳で、もらって来たいつもの薬をぬりつつ、新しい薬を持て余す夜なのである。
今日『浦島綺譚』の第二回稽古。

作曲を担当してくれるいわもっちゃんも稽古場に来てくれて、ちょいちょいイメージの修正などをしつつ読み合わせをしましたよ。
帰り際にいわもっちゃんも言っていたけれど、本当に今回は個性的なメンツがそろっていて、僕自身も読んでいて楽しい。

やっぱり自分が書いて自分が演出して、自分が主演して、となるとどうしても自分の主観に偏りがちになってしまうのだけれど、例えば僕が演じる主人公・義貞の理解者でありよき兄貴分、船田義昌を演じる吉田匡孝さん(「よし」だ「まさ」たかさんが「よしまさ」ってすごい!)なんかは、自分でも気づいていなかった役の別の面を引き出してくれてとても助かる。

やっぱり『芝居』である以上、演じる役者同士の相乗効果があってこそ!なんだよな~。

自分が思ったことを思った通りに人に伝えたいなら、台本そのまま渡して二時間講釈した方が効率的だしね。

そんな個性的なメンツが勢揃いした『浦島綺譚』、チケットは公演のちょうど一ヶ月前、11月9日に発売開始予定です!
体調を大幅に崩すとやってくるアトピーの肌荒れ。
僕ももう良い歳ですから、年々抵抗力が落ちて来ているのを実感しますわ。

そんな訳でここ二三日モーローの日々を送った後に、控えているのはかゆいかゆい症候群な訳なのだが、昨日あたりからその徴候が見え始めたので薬戸棚から薬を出して顔に塗ったくって寝た訳ですよ。

で、今朝。

大して効き目がない。ていうかちょっとつっぱる感じ?
やっぱり皮膚科に行かなきゃダメか~と思って出勤。今日も絶好調モーロー日和です。
モーローとしながらも応対褒められる俺。
そのうち寝ながら完璧な応対が出来る様になるかもしれない。

うちに帰ってメシ食って風呂入って、明日皮膚科に行くとはいえ一応薬塗っとくか、と容器を取り出して見る。

「イズミ皮膚病」





ってイズミ!?

イズミは僕の血のつながらない妹だが、生物学上は犬である。
そりゃ治らないわ、いくらんなんでも。

ていうかお袋、確かにイズミは家族だけれど、人間用の薬棚に一緒に薬入れとくなよ!

と、むなしく響くツッコミの声でした。
ダウンして数日休んだ仕事に復帰。
といっても咳も熱も薬で抑えているだけの上に、強烈なモーロー状態はそのまま。

おまけに制作のちい佐藤さんから何回か事務的なメールをもらっていたのだが、モーローとしたままスルーしており(>_<)ごめんちい。

ザリガニ君からのメールにも返事をせねばなあ…

といいつつ、晩飯後の薬のおかげでまたモーロー。

こりゃなんだ、なんか普段から薬とか飲んで体ならした方が良いのか!?

うー…もーろー…。
昨日もらった薬が効きすぎたのか、今日は一日もーろーとしてよくわからない。

俺、誰かに変なメールとか電話とか、してないですよね?
今日はあんまりにも調子が悪かったので、子供の頃からお世話になった内科に10年以上ぶりに行ってきた。
ここの先生はじいさんの教え子で、まあつまりは僕が小さい頃にはいっぱしのおじいさん先生であった。

建物も雰囲気もほとんど変わらない。
かといって古くさいヤブ臭が漂っている訳ではない。
上品で、清潔で、静か。

なんせ十何年ぶりなので、診察券も新しく作りなおし、問診票を書いて出した。
しばらくして名前を呼ばれ、診察室に入ってびっくり!

先生、全然変わらない!?
むしろ若返ってる?

と思ったら息子さんでした。
そっかあ…。

時間ってやっぱり動いていて、でも、どうしようもなく繋がっているものなんだなあ…。