奈良の建築家が綴る、人生を豊かにする住まい設計日記|やまぐち建築設計室 -12ページ目

奈良の建築家が綴る、人生を豊かにする住まい設計日記|やまぐち建築設計室

人生を豊かにする暮らしの提案を大切に、奈良を拠点に住宅設計を行う建築家の設計日記。注文住宅・リフォーム・古民家改修を通して、住まいと暮らしの本質、間取りや動線、日々の気づきを綴っています。

モダンとも融合する

「ジャパンディ」の趣を、

暮らしの尺度で・・・・・。

 

 

カンディハウス大阪ショールームのリビング展示。無垢フローリングとカーブソファ、間接光が織りなすジャパンディな設え。外の緑と調和し、奈良の暮らしにも馴染む建築家視点の上質空間

※インテリアショップ

カンディハウス大阪ショールームにて。

 

カンディハウス大阪ショールームのリビング展示。無垢フローリングとカーブソファ、間接光が織りなすジャパンディな設え。外の緑と調和し、奈良の暮らしにも馴染む建築家視点の上質空間。

※インテリアショップ

カンディハウス大阪ショールームにて。

 

 

光のやわらぎと、

木の温度を丁寧に。

 

住まいは「整える」ほどに静かになります。

 

先日打ち合わせで

住まい手さんをご案内させていただいた

家具・インテリアのメーカー

カンディハウス大阪ショールームは、

その静けさの質がとても程よくて。

 

カンディハウス大阪ショールームのジャパンディスタイル空間。ナラ材のテーブルとソファ、和紙の照明、アートが穏やかに調和し、木の温度を感じるインテリア構成。

※ インテリアショップ

カンディハウス大阪ショールームにて。

 

 

 

木の肌理、低い視線、

やわらかな陰影、そして外の緑。

過剰に語らないのに、

確かに豊かさを持つインテリア。

 

ジャパンディを形ではなく

態度としてデザインするという事。

 

流行語としてのジャパンディではなく、

「和の間(ま)と北欧の機能美を、

暮らしの態度として併せ持つことと

捉えています。

 

低重心:

視線を下げ、気持ちが落ち着く。

 

素材の真顔:

無垢材・織物・和紙など、

経年を受け止める。

 

陰影:

面で照らさず、

点と線で余白を浮かび上がらせる。

 

機能の静けさ:

収納・配線・動線を目立たせない。

 

この四点が満たされると、

住まいは自然と

ジャパンディの顔つきになります。

 

空間の設計

 

視線の抜け:

大きな窓越しの緑が

奥行きを演出するような空間を設計すると

内外がつながることで、

同じ床面積でも心は広く感じます。

 

家具の高さ設計:

ソファ・テーブル・スタンドの高さ

関係がよくなることで、

腰を下ろした目線で室内がまとまり、

会話が弾む距離感になります。

 

床とラグのコントラスト:

木の温かみに、

濃色のラグで重心を据える。

そうすることで

家具が「浮かない」ので

空間が安定します。

 

壁面収納の水平ライン:

造作の水平が室内の基準線。

ここが曖昧だと、

暮らしは散ります。

 

やまぐち建築設計室の設計メモ。

 

はじめに「間取り」よりも

「視線と家具」を描く事。

 

リビングの主座から外へ、

ダイニングからキッチンへ、

家事動線から庭へ。

 

線が通れば、

家具は自然に決まります。

 

造作と家具をワンチームに。
テレビボードや飾り棚は、

買い家具の「終着駅」。

見せる物は絞り、

見せない物はきちんと隠す。

 

照明は足し算でなく「配分」。
間接光で面をつくり、

スタンドやペンダントで焦点を置く。

影があるから素材が語ります。

 

張地と木部は「季節の余白」。
生成り〜グレージュを基調に、

クッションで墨・藍

テラコッタを少量。

 

取り替えで更新できる

余地を残します。

 

気候と素材。
吉野材、和紙、左官。

湿度を扱える素材を骨格に、

深い軒で夏の直射をかわし、

冬の日差しは取り込む。

 

内外の「間」を設けるのがコツです。

 

家具が「建築の一部になる」瞬間。

 

カンディハウスの展示では

家具がさりげないことが

付加価値だと考えています。

 

木部の厚み、金物の納まり、

張地の張り。

どれも「語りすぎない」。

 

その控えめさが、

かえって暮らしの表情を引き出します。

 

大切にしている「居場所の設計」

座る位置、置く高さ、

手を伸ばす距離が、

きちんと作法として通っています。

 

これから家づくりをはじめる方へ。

 

好きを大切にしながら

どう過ごすかを言葉に出す事。

主役はひとつ、

脇役は二つまで(飾りは足さず、替える)

 

メンテの道筋を

設計時に決める(張地替え・再塗装・パーツ交換)

 

光の「静音化」(明るさより安定感。眩しさを消す)

住まいは、

毎日の反復で整っていきます。

 

だからこそ、

最初に「整いやすい器」をつくること。

その器づくりに、

ジャパンディの姿勢は

とても相性がよいと考えています。

 

静けさは、

豊かさのもう一つの

名前だと考えています。

 

過度に飾らない、

しかし貧しくない。

 

木の呼吸と、

人の暮らしが同じ速度で進む空間。

 

カンディハウス大阪ショールームで

確かめたのは、

その当たり前で難しい基準のなかで

今回の住まい造りに「適切な家具」の方向性。

 

暮らしの感度を大切に

住まいを「整える」。

それは、暮らしを「やさしくする」こと。

 

〇関連blog

インテリアという暮らしの大切なエッセンス、日々過ごす空間を丁寧に考える事で生まれる日常の質感のデザイン。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail262.html

 

〇関連blog

建築家が読み解く身体寸法から導く“差尺”ד前後位置”のバランスの提案、わずかな高さと配置の違いが、ダイニングチェアを驚くほど快適に変える空間設計時の家具提案、ゆとりと美しさを実現する際に考える事。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail477.html

 

〇関連blog

低い家具と配置の工夫で叶える広がりのある住空間、住まい造りやインテリアの要素に視覚効果でつくる上質で快適な暮らしの設計と過ごし方の意識を心地よくする家具のレイアウト。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail422.html

 

やまぐち建築設計室は、

その手触りから

家具も暮らしの質も意識しながら

住まいの設計に工夫を施しています。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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暮らしとライフスタイルを考えた

寝室の環境設計。

家族構成と生き方に寄り添う、

暮らしの思想。

 

ナチュラルトーンで統一された和モダンの寝室。 無垢フローリングと木質天井が柔らかい光を受け、 ツインベッドと造作ベンチが静かな調和をつくる。 ベージュのファブリックと電球色の照明が、 やまぐち建築設計室らしい“暮らしを整える快眠空間”を演出。 奈良の気候に合わせた高断熱設計と遮光カーテンで、 朝の光をやさしく受け止めるホテルライクな寝室デザイン実例。

※穏やかな光に包まれる、ナチュラルトーンの寝室。
朝の光を優しく取り込みながら、

快眠と目覚めをデザインした寝室。

やまぐち建築設計室が考える

暮らしを整える快眠空間のひとつのかたちです。

 

 

 

眠るを超えて、整える空間へ。

 

一日の終わりに灯りを落とし、

静寂の中で

自分と向き合う時間。

 

寝室とは、

外の喧騒から距離を置き、

心と身体をリセットするための

最も私的な空間です。

 

だからこそ、

ただ「寝るだけの場所」として

設計するのではなく、
そこに流れる空気や光、

そして温度までも

デザインする必要があります。

 

どれほど美しい家でも、

眠りが浅く、

朝の目覚めが重ければ、
その住まいは本当の意味で

「心地よい家」とは言えません。

 

やまぐち建築設計室では、

家族構成や生活リズム、
そして

人生のステージごとの過ごし方に

寄り添いながら、
眠りを軸にした

「暮らしを整える寝室」を

提案しています。

 

家族構成とライフスタイルの視点から、
理想の寝室を形づくるための

広さ・配置・光・温熱環境の

考え方を、
少し書いてみたいと思います。

 

家族構成から導く

心地よい広さの基準。

 

寝室の広さを決めるとき、

多くの方が

何帖(何畳)あれば足りるのか?

と考えがちです。

 

けれども本質は

どんな時間を、誰と、

どのように過ごすのか?

というところにあります。

 

一人暮らしの場合、

4.56帖ほどが心地よいバランス。
ひとつのベッドと小さなデスク、

必要最小限の収納を整え、
余白を「呼吸できる空間」として

残すことが、

快眠の質を高めます。

 

夫婦二人の場合は

68帖を目安に。

寝る位置のバランス、

明かりの向き、朝の動線、
そしてパートナーとの

距離感までも

考慮することが大切です。
シングルベッド2台を離して配置するか、

ダブルベッドを中央に据えるか。

たったそれだけでも、

会話や眠りの質が変わります。

 

子どもと一緒に眠る家族なら

8帖以上が理想。

 

子どもが小さいうちは

家族の一体感を

感じられる寝室として、
将来的には

個室へ分けられるような

可変設計を意識します。

 

帖数ではなく、

家族の物語をどう包み込むか?。
その考え方が、

やまぐち建築設計室が

重ねてきた寝室設計の

原点です。

 

ライフスタイルに合わせた空間設計

寝室は、

眠るためだけに

存在しているわけではありません。

 

読書や映画鑑賞、

身支度、

あるいは一人の思索時間。


何をして過ごすのか?

によって、

最適な広さと構成は変わります。

 

寝るだけの寝室なら6畳で。
照明を控えめにし、

壁面に柔らかな陰影を生むことで、
小さくても

包み込まれるような

安らぎが得られます。

 

ドレッサーや

書斎コーナーを兼ねる寝室なら

810帖が心地よい。

 

家具の配置だけでなく、

コンセントや

照明スイッチの位置も含めて

計画性を持たせて、
動作の流れが

自然に完結する

空間づくりが求められます。

 

趣味を楽しむ寝室なら、

照明設計が鍵。

手元照明、間接照明、

天井照明の3層構成で、
眠る時間と過ごす時間を

スイッチできる仕組みを。

 

寝室に限った事ではありませんが、

快眠の状態は

土地の気候にも密接に

関係しています。

 

湿度や外気温の差が

大きい地域の場合、
断熱性能と調湿性を兼ね備えた

素材選びが

快眠を支える要素となります。

 

家具配置と余白の美学

美しい寝室とは、

家具の多さではなく、

余白の質で決まります。

 

限られた空間の中でも、

動線の抜けと

光の流れが整えば、
心は自然と

落ち着きを取り戻します。

 

ベッド脇には

最低4050cmの通路幅を。

 

小さな空間でも、

人が「すっと通れる距離感」の

存在が重要です。

 

クローゼットの前には

60cm以上の余白を。
収納の開閉や着替えの動作が

ストレスなく行えるだけで、
日常の満足度は

驚くほど上がります。

 

照明は電球色で調光機能付きを選び、

時間の流れに合わせて

光を変える。

 

夜は落ち着きを、

朝はやさしい活力を。

 

そして、

ベッド下収納や

壁面造作収納は「建築の一部」

として整える。

 

家具を置くよりも、

空間に溶け込む収納を

計画することで、
視覚的にも、

心理的にも、

静かな安心感が宿ります。

 

広さの違いがもたらす快適性の差

広い寝室は贅沢であり、

同時に自由でもあります。

 

ワークスペースや

ウォークインクローゼットを

設けることで、
暮らしの幅を広げることができます。

 

しかし、

空間が広くなるほど、

空調効率は下がりやすく、
照明や家具のスケール調整も

繊細さが求められます。

 

単に広い=快適ではなく、

整っている=快適という考え方が

重要です。

 

一方、コンパクトな寝室は、
小さな範囲で

心地よく完結する安心感が

あります。

 

身体の周囲に

壁や天井の近さを感じると、

人は自然に落ち着く。

 

それは、

洞窟や茶室に感じる

包まれる安心感に近い感覚です。

 

やまぐち建築設計室では、
「広さの演出」も整えながら

「感覚の調和」を重視しています。

 

それは、

面積では測れない「居心地」

という感度。

 

奈良の気候を読み解く、

眠りの設計・・・・・。

 

奈良という土地は、

夏は湿り、

冬は冷える。

 

この「気候のゆらぎ」が、

実は睡眠環境に

大きな影響を与えます。

 

断熱性能を高めるだけでなく、
風の通り道をどう確保するか、

朝日の入り方をどう導くか。

 

やまぐち建築設計室では、

光と風の動きを「設計の素材」

として捉えます。

 

たとえば、

東向きの窓から差し込む

やわらかな朝の光。

 

その光が障子越しに揺れる瞬間、
人の体内時計は

自然と目覚める方向へ

整っていきます。

 

また、遮熱・通風・防音

といった性能面も、
「静けさ」「温度」「空気の質」

という感覚に直結します。

 

眠りの深さは、

数値だけではなくて、

空気の整い方に現れるものです。

 

広さではなく、

暮らし方を設計するという事。

 

理想の寝室とは、

広さや間取りではなく、
その人らしい生き方を

受け止める場所であることが

重要です。

 

家族構成、年齢、

働き方、趣味、

そして人生のリズム。

 

それらが静かに交差するのが、

寝室という空間です。

 

やまぐち建築設計室が考える寝室とは、
単なる「休む部屋」ではなく、
心をほどき、

明日を迎えるための空間。

 

光・温度・空気・音・素材の触感。
それらの要素を整えることで、
寝室は「眠るための空間」から

「人生を整える空間」へと

変わります。

 

そしてその設計こそが、

家づくりの本質であり、
暮らしをデザインするという

原点となります。

 

〇関連blog

暮らしと生活習慣を考える住まいづくり、和をモダンに程よく馴染ませた睡眠の質を高める間取りと寝室設計。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail599.html

 

〇関連blog

眠りが変わると暮らしが変わる。 建築家が暮らしを整える設計として工夫を施す「深く、安心して眠れる寝室」のデザイン提案。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail594.html

 

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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実家が空き家になる前に、

動き出しませんか?

 

奈良で暮らしと未来を守る

「実家じまい」という選択肢。

 

奈良の伝統的な和風建築の座敷と縁側から望む庭園と池の景色。障子と畳、木の温もりが調和した空間は、古民家再生や実家じまい、和モダン住宅リノベーションの参考になるデザイン。

 

家には、

それぞれの物語と

事情があります。

 

長年の暮らしを見守ってきた

柱や梁、

家族の笑い声が

染み込んだ床や壁。

 

しかし、

ある日突然その家が

「空き家」になることがあります。

 

多くの場合、

そのきっかけは、
親世代が高齢となり施設に入所する、

病気や入院で住めなくなる、

あるいは誰も住まなくなる

といった

暮らしの大きな転機です。

 

最近、

80代のご両親が施設に入所し、

遠方で暮らす

子世代と親族が協力しながら

「空き家じまい」を進めました。

 

距離の壁は想像以上に大きく、

何から始めたらいいのかわからない

という声は

決して少なくありません。

 

奈良県内でも、

高齢化と人口減少の影響で

空き家率は

年々上昇しています。

 

総務省のデータ(2023年)によれば、

全国平均で13.8%、

地方や郊外では

20%を超える地域も

珍しくありません。

 

放置された空き家は

建物の劣化を加速させ、

資産価値を下げ、

さらには相続や近隣トラブルに

発展する可能性もあります。

 

だからこそ

空き家になってからではなく、

「空き家になる前」に

動き出すことが、

家族の未来を守るための

第一歩となります。

 

ここからは、

やまぐち建築設計室が

建築家の視点でお伝えする

「実家じまい」の進め方と、

後悔しないための

判断基準をご紹介します。

 

実家じまいとは・・・・・、

家族の物語を未来につなぐプロセス。

 

「実家じまい」とは、

親世代が暮らしてきた家を、

空き家になる前に

整理・管理・活用・売却といった

方向性を定めることです。

 

単なる「片付け」や

「処分」ではなく、

家族の記憶と情緒を尊重しながら、

資産としての価値や

次の活用方法を

計画するプロセスです。

 

主な選択肢は4つ。

 

売却する

資産を現金化し、維持管理の負担を解消。

 

賃貸に出す

定期的な収益を得ながら活用。

 

リフォーム・リノベーション

子世代や親族の住まい、

別荘、セカンドハウスに。

 

管理のみ行う

将来の活用を見据え、

定期的な点検とメンテナンスを継続。

 

空き家・相続トラブルを

防ぐカギは「早期の話し合い」

 

空き家問題の多くは、

誰も手をつけないまま

時間が過ぎることで

深刻化します。

 

特に相続時は、

所有者が複数になると

管理・売却の合意形成が

困難になりがちです。

 

早めに動くメリット。

・相続税・固定資産税の節税対策が可能

・建物の劣化を防ぎ、

 資産価値を維持

・親の意思を尊重し、

 家族全員が納得できる判断が可能

・不用品処分やリフォーム費用の

 計画を立てやすい

 

ポイントは、

「親が元気なうちに」

家族で将来の方向性を共有すること。

 

たった一度の家族会議でも、

将来のトラブルを

大きく減らすことができます。

 

実家の片付け

思い出と向き合う整理術

 

「実家の片付け」は、

単なる不要品処分ではなく、

思い出や歴史との向き合いでもあります。

 

効率よく、

かつ心の負担を減らす

進め方は以下の通り。

 

1 優先順位を決める

重要書類や貴重品から整理。

 

2 思い出品は三分類

残す・デジタル化・手放す。

 

3 大型家具・家電は業者へ

無理をせずプロに任せる。

 

4回収と買取を併用

買取できるものはリユースへ。

 

奈良県内には、

遺品整理士認定協会や

古民家再生協会と連携する

専門業者も多数存在しています。

 

売却・管理・リフォーム

後悔しない判断基準

 

判断の軸は、

家族構成・経済状況

将来のライフプランによって

変わります。

 

・売却向き:

遠方管理が困難、維持費が重荷、

相続人不在。

 

・賃貸向き:

立地が良く需要あり、

短期的に手放したくない。

 

・リフォーム向き:

家族や親族が住む可能性、

思い入れが強い。

 

・管理向き:

歴史的価値があり、

将来の活用が未定。

 

やまぐち建築設計室では、

司法書士や土地家屋調査士、

税理士とともに

現地調査から

将来的な活用プランまで

一貫サポートを行っています。

 

特に古民家リノベーションや

和モダン住宅への再生など、

価値を高める提案に関しては

様々なアプローチを行っています。

 

動くなら「動けるとき」が最善・・・・。

 

実家じまいは、

思い出と現実のはざまで揺れる

大きな決断です。

 

しかし、

空き家になる前に動けば

選択肢は広がり、

家族の負担は軽くなります。

 

「まだ先」と思っていたその時は、

突然訪れるかもしれません。

 

奈良で実家や空き家に関して

お悩みの方は、

まずは情報収集と相談から。

 

やまぐち建築設計室は、

資産としての家の価値を守り、

家族の未来につながる

実家じまいのサポートも可能です。

 

ご相談は気軽に・・・・・。


「実家じまい」「空き家活用」

「リノベーション」など、

具体的な計画前のご相談も可能です。

 

やまぐち建築設計室は、

暮らし方、過ごし方を

デザインする設計事務所です。

 

〇関連blog

中古住宅の行方と再活用、新築という価値観とは別に。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail161.html

 

 

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奈良で叶える

和モダン×ジャパンディの住まい。

 

建築家が語る、

心が震える暮らしの設計。

 

奈良で叶える和モダン×ジャパンディのリビング空間。障子から柔らかな自然光が差し込み、無垢材の床と和紙照明、シンプルな家具が調和するホテルライクな住まい。自然素材と余白の美を活かした建築設計事例。

※和と北欧が溶け合うリビングの提案。

 障子越しの光に包まれる空間は、

 ただ暮らすだけでなく

 住まい手さんの価値観を紐解いた

 暮らしやすさと安らぎの場を提案

 和モダン×ジャパンディの住まい。

 

ここ最近いただく「お問合せ」で多い

「和モダン×ジャパンディ」

というカテゴリ。

 

奈良という土地に立ったとき、

あなたはどんな暮らしを

思い描きますか?

 

空が広くて

静かな古都の空気に包まれ、

四季の移ろいを感じながら

家族と過ごす時間。

 

その一瞬一瞬を特別に変えるのが、

和モダンとジャパンディを

融合させた住まいというカタチ

という選択肢もあります。

 

これは単なる「おしゃれな家」

ではありません。

 

人の本能に訴える「巣」であり、

家族の人生を支える「舞台」。

 

あなたの家は、

ただの建物で終わっていませんか?
それとも、

心を震わせる「暮らしの器」と

なっていますか?

 

和モダンとジャパンディ、

その違いと共通点・・・・・。

 

「和モダン」とは、

日本の伝統美を

現代的に解釈した空間。

 

「ジャパンディ」とは、

北欧のミニマルデザインと

日本の侘び寂びを融合させたスタイル。

 

共通点は多くあります。

  • 余白の美
  • 自然素材
  • 静けさと調和

 

違いを挙げれば、

和モダンは「文化の継承」、

ジャパンディは「異文化の融合」。

 

前者は内側から磨き上げた美、

後者は外から取り入れた新しい視点。

 

掛け合わせることで、
誇りと洗練が共存する住まいが

生まれるというイメージです。

 

〇関連blog

和の趣をさりげなく取り入れて機能美を損なわないの北欧アイテムを組み合わせて魅せるジャパンディ美学、素材×侘び寂び×北欧機能美で余白を活かす洗練インテリア空間で暮らす味わい提案。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail472.html

 

 

奈良という土地で千年の歴史を抱く。

 

古社寺や町並み、

里山と自然、

どれも「和」と「静寂」を

感じさせます。

 

そんな奈良にこそ、

和モダン×ジャパンディという

選択肢を考える方が

多いという事も頷けます。

 

春:

中庭に差し込む光が家族の朝を包む

夏:

庇や格子が日差しをやわらげ、涼を生む

秋:

紅葉がシンプルな空間に鮮やかな彩りを加える

冬:

素材の温もりが心を支える

 

あなたの住まいは、

四季の表情を受け止めていますか?

 

空間デザインの工夫として

感情を設計するという事。

 

建築とは、

ある意味で感情をデザインすること。

 

玄関迎えの美学

第一歩で「空気が違う」と感じさせる。
余白、光、香り。

訪れる人の心を掴むのはここです。

 

リビング家族を結ぶ舞台

中庭へ抜ける大開口、柔らかな光。
ホテルライクでありながら、

温もりを忘れない。

 

キッチン家事動線と美意識の融合

造作収納で生活感を消し、

動線はシンプルに。
料理をする姿すら「美しく」見える。

 

中庭・外構光と影を操る

四季を映し、光と影で表情を変える。
毎日がリズムを刻むスクリーンとなる。

 

素材とインテリア本能を満たす質感

代表的な空間を構成する材料としては

  • 床材:足裏から伝わる安心感
  • 壁材:光と影を受けて変わる表情
  • 家具:洗練と温もりの共存
  • 造作家具:空間に馴染み、余計を消す


毎日触れる素材は、

あなたの感情を満たしていますか?

 

快適性=美しさという考え方

便利さだけ、

美しさだけ、

そのどちらも片手落ちです。

 

収納計画と動線が整えば、

暮らしは驚くほど美しくなる。

  • 洗濯物が最短距離で干せる
  • 帰宅後すぐキッチンにアクセスできる
  • リビングが散らからない

これは機能ではなく、

暮らしの美学の実現です。

 

ここ最近いただいたご質問の一部ですが

 

Q1. 和モダンとジャパンディの違い?

 

和モダン=伝統の継承。
ジャパンディ=北欧×日本の融合。
両者の掛け合わせが

「文化と洗練の同居」を生みます。

 

Q2. どんな人に向いている?

 

落ち着きを求める空間、

ホテルライクな誇りを

手に入れたい方。

 

日常を格上げしたい

ご家族に最適です。

 

Q3. 生活感をどう抑えることが出来るのか?

 

造作収納と効率的動線で

見せない暮らしをご提案。
ホテルライクな日常が生まれます。

 

様々な考え方と

思いが生まれるのが

家造りです。

 

価値観のヒアリング、

未来のライフステージを

見据えた提案が

大事になってきます。

 

あなたの暮らしに

家族を結ぶ余白はありますか?

 

あなたの家は

誇れる場所になっていますか?

 

あなたの家には

見えない贅沢が隠れていますか?

 

家は暮しの舞台です

心を震わせる空間、

誇れる日常、

未来を守る資産として

それらを叶える最適解を丁寧に。


あなたの考える住まいは

「消費物」ですか?
それとも

「人生を輝かせる舞台」ですか?

 

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窓の計画性と間取りと暮らし

 

大きな窓がもたらす心地よさと、

その先にある設計の知恵。

 

奈良の建築家と叶えるホテルライクなLDK空間。モンキーポット一枚板テーブルと薄いグレー大理石の床が特徴の和モダンの家。大開口窓から自然光を取り込み、開放感とプライバシーを両立した住まい造り

※モンキーポットの一枚板テーブルと

薄いグレー大理石の床が広がるホテルライクなLDK提案。

大きな窓から光と風を取り込み、

中庭の風景を取り込み

奈良という地域性を考慮した和モダン空間です。

 

窓は「暮らしを切り取る額縁」です。

 

家づくりを考えるとき、

多くの方は「間取り」や

「収納」「動線」(室内扉)などに

目を向けます。

 

けれども実は、

窓の計画性も間取りと融合する

大切な要素となります。

 

暮らしの快適性や

心の豊かさに

大きく影響する要素です。

 

窓は光を取り入れるだけの

存在ではありません。

 

風を招き入れ、

景色を額縁に収め、

暮らしに奥行きを与える

装置となります。

 

大きな窓は明るく開放的で

おしゃれな住まいを実現しますが、

同時に

暮らしを支える知恵

がなければ、

後悔の種にもなりかねません。

 

今回は「大きな窓のある家」の

メリットとデメリット、

そして設計における

工夫を詳しく

書いてみたいと思います。

 

大きな窓がもたらすメリット

  1. 圧倒的な開放感

大きな窓があるだけで、

空間は一気に広がりを増します。

 

壁で遮られることのない

視線の抜け、

光の差し込みは、

まるで外の景色までが

暮らしの一部になるような

感覚をもたらします。

 

特にリビングに大きな窓を設ければ、

自然光に包まれた

開放的な空間で

家族がくつろぐことが出来ます。

 

閉鎖的な部屋よりも

おしゃれでラグジュアリーな

雰囲気を演出でき、

日常に「特別感」を

与えてくれます。

 

  1. 日当たりの良さと健康効果

大きな窓から

取り込まれる日差しは、

室内を明るくするだけでは

ありません。

 

冬は自然の暖房となり、

光熱費の節約にもつながります。

 

また、

太陽光を浴びることは

体内時計を整え、

ストレスを軽減する効果が

あると言われています。

 

明るい空間は

心の安定をもたらし、

健やかな暮らしを支えます。

皆さんもそういう「経験」が

あると思います。

 

  1. 風通しの良さと湿気対策

日本は湿度の高い国。

大きな窓を設けることで

風通しがよくなり、

湿気がたまりにくくなります。

 

これにより、

カビやダニの発生を防ぎ、

常に新鮮な空気を

取り込むことができます。

 

とりわけ梅雨や夏場には、

窓から風が通り抜ける

心地よさを

実感できるかと思います。

 

  1. 景色を暮らしに取り込む

大きな窓は、

景色を切り取る

額縁のような存在です。

 

庭に植えた一本の樹や

四季の移ろいを楽しむ植栽でさえ、

窓を通すことで

設計次第では

アート作品のように映えます。

 

海や山、

夜景といった特別な景観に限らず、

設計次第で

「暮らしの風景」を

豊かにすることができます。

 

  1. 家具や大型家電の搬入に便利

引越しやリフォームの際、

大型の家具や家電の搬入は

頭を悩ませる要素です。

 

大きな窓は

搬入経路としても機能し、

そういった意味でも

暮らしに安心をもたらします。

 

  1. 災害時の避難経路

日本は災害大国。

玄関が塞がれてしまった場合でも、

大きな掃き出し窓は

場合によっては

避難経路となります。

 

車椅子の利用者や

小さなお子様にとっても、

大きな窓は「命を守る出口」としての

役割を果たします。

※構造計画、強度・耐震計画にもよります。

 

大きな窓のデメリット

  1. 外からの視線

大きな窓は室内を開放的にしますが、

その分、

外からの視線も

入りやすくなります。

 

道路に面した窓や

隣家に近い窓は、

視線が気になりやすいのが難点。

 

カーテンを閉めっぱなしに

なってしまっては、

本来の魅力を活かせません。

 

  1. 夏は暑く、冬は寒い

窓は家の中で最も熱の出入りが

大きい場所です。

大開口は断熱性能に

大きく影響します。

対策を講じなければ、

冷暖房費がかさみ

「夏は暑く冬は寒い家」に

なってしまいます。

 

  1. 日差しの強さ

夏場の日差しは

室内を過度に暑くするだけでなく、

家具や床材を

日焼けさせてしまいます。

 

光の調整を怠ると、

デザイン性だけでなく

暮らしの快適性も損なわれます。

 

  1. 耐震性への懸念

窓を大きく取りすぎると、

耐震性に

影響が出ることがあります。

 

ただし、

設計段階で耐力壁を

バランスよく配置することで

安全性は確保できます。

 

大切なのは

「窓と構造のバランス」を

考えることです。

 

  1. 防犯リスク

大きな窓は

侵入経路になりやすいため、

防犯対策が欠かせません。

 

防犯ガラスや補助錠、

シャッターなどを

組み合わせることで、

安心して暮らすことの出来る

大きな窓を実現できます。

 

窓計画を成功に導くポイント

 

吹き抜けとの組み合わせ

吹き抜けに大きな窓を設けると、

縦方向の開放感が生まれます。

 

高窓からの光は、

リビング全体を自然光で満たし、

昼間は照明が不要になることも。

 

中庭という解答

大きな窓を開けたいけれど

視線が気になる・・・・・。

 

そんな場合は

中庭を計画する

間取りの設計が有効です。

 

外壁で囲まれた空間に向けて

窓を開くことで、

プライバシーを守りながら

光と風を取り込めます。

 

室内外の一体感を計画

 

中庭やテラスと

室内の段差をなくすことで、

暮らしの舞台は屋外へと広がります。

 

フルオープンサッシを

取り入れれば、

リビングがそのまま

庭へとつながる贅沢な空間に。

 

季節を味方にしたデザイン

 

庇やルーバー、

植栽を組み合わせることで、

夏の日差しを遮りつつ

冬の光を取り込む

「パッシブデザイン」が

可能になります。

 

自然エネルギーを活かす

窓計画は、

環境にも家計にも

優しい選択です。

 

具体的な事例から学ぶ窓の設計

  • 都市部の住宅:

視線を避けるために

中庭型の大窓を採用。

外部からの視線を遮りつつ、

内側には開放感が広がるように。

 

  • 郊外の住宅:

南側に大きな掃き出し窓を配置し、

冬は暖かく

夏は風通しを確保。

庇と落葉樹を組み合わせて

季節ごとの快適さをコントロール。

 

  • リゾートライクな住宅:

リビングとテラスを

フラットにつなぐ大窓を設け、

屋内外を自由に使える

贅沢な暮らしを実現。

 

窓は「暮らしの未来を決める要素」

 

窓の計画次第で、

家は単なる建築物から

「心地よさを宿す住まい」へと

変わります。

 

大きな窓は

夢を叶える装置でありながら、

計画を誤れば

暮らしを不便にしてしまう

リスクも併せ持ちます。

 

光・風・景色を取り込みながら、

断熱性・耐震性・防犯性を

備えること。

 

そして住まい手さんの

暮らし方に寄り添った

設計を行うこと。

 

窓は未来の暮らしを

切り取る額縁です。

 

〇関連blog

中庭を“もうひとつの部屋”として設計する——奈良の風土と暮らしを活かした、風と光を取り込むパッシブな住まいの考え方。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail566.html

 

 

〇関連blog

中庭のある間取りと暮らしの提案・生活環境のデザインを

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail63.html

 

 

あなたの価値観や

日常を映す「窓計画」を、

丁寧にかんがえてみませんか?

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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奈良県橿原市縄手町387-4(1)
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本当にこの土地で大丈夫?

土地探しに心配はつきものです。

土地や中古物件探しを

建築家と一緒に行うことで多くのメリットがあります。

土地探しには多くの心配がつきものです。

どうやって土地を

探したらいいか分からない。

住みたい家を

建てることができるのか?

不動産屋さんとの金額交渉や

土地の重要事項説明書や

契約書の確認ができるか?

 

建築家による専門知識があれば、

土地探しから建物の建築まで、

心配が解消されます。

住まいのご要望をお伺いし、

おおよその住まいの規模、

工事費を想定してからの

土地探しも可能になります。

 

そうすることで

最低限必要な土地の広さがわかるので、

土地にかける必要な費用を

適切な内容で

抑える方法を事前に考える事ことが可能です。

 

また、一般的に条件が悪いとされる

狭小地や変形地、傾斜地であっても、

住まいのプランニングを検討できるので、

土地の問題点を知ることができます。

 

土地探し・中古物件探しのポイント。

先ずは住みたいエリアの決定、

生活の利便性を優先し都心にするのか、

それとも子供たちのために

自分たちのために

環境や住みやすさを

ポイントにおき郊外にするのか、

何に重点を置くのかで

エリアがおよそ決まってくると思います。

 

大手不動産会社から

地域の不動産会社、

土地検索サイトを利用し、

候補地を探していくことが多いと思います。

 

提携している不動産会社や

地域に強い不動産会社など

エリア選定でも

色々な差がありますが

どのようにネットワークを活用するのかで

土地探しも変わります。

 

いくつか候補をあげたら、

次に現地に行き、

僕も含めて、

ご自身でも土地を実際に

見ることが大切です。

 

土地を見る際には

土地そのものだけではなくて

その周辺や状況を見る事が重要。

 

土地調査(見学時)の

チェックポイントとしては

①通勤や通学経路

最寄り駅・所要時間・交通条件・バス利用するかどうか

②周辺環境1

学校・病院・市役所・スーパー・公園までの距離

③周辺環境2

道路の騒音や振動・鉄道の騒音や振動・送電線・墓地などとの関係

④周辺環境3

地域コミュニティ・近隣の状況・空き地の有無など

⑤土地の面積

どの程度の建物が建てられるか・法律も関係します

⑥土地の形状

整形の土地かどうか

⑦土地の高低差

擁壁や傾斜・がけ地の有無など

⑧日照条件

土地の方位・接する道路の位置・周辺建物との距離など

⑨既存建物

ある場合は、規模や構造を確認

⑩建築条件が付くかどうか

⑪登記簿上の記載

権利の別・地目

⑫法条件

市街化区域・都市計画区域・防火地域・接道条件など

⑬地盤条件

地盤の履歴・浸水歴・過去の使用用途など

⑭インフラの引込み状況

給排水、ガス設備などが敷地内まで引込まれているか

一般の方であれば、

チェックポイントのうち、

おそらく視覚的に見える①~⑧あたりを

判断の拠り所として土地を選定し、

不動産屋が作成した建て売り住宅風の

プランをベースに、

直感的に買うかどうかの

判断をされていると思います。

 

同じ予算で少しでも

①~⑧の条件が良い土地を

探すのではないでしょうか。

 

しかし、

「土地+建物のトータルコスト」で考えた場合は、

①~⑧のポイントより、

⑨~⑭のポイントの方が重要になります。

 

⑨~⑭次第で建築費が

変わってくるからです。

 

僕も過去に先に土地を取得された方から

住まいの設計依頼をいただき、

調査したり土地購入時の資料を拝見した際に

ご相談者さん(住まい手さん)が

思っている建物が建てられない

というシーンになったことがあります。

 

建築基準法や都市計画法

その他の条例や色々な内容を

土地購入時の「重要事項説明」には

記載されているのですが

不動産の説明が甘かったり

専門的な内容すぎて「具体性」が見えない等で

結局・・・・再度土地探しからお手伝いしました。

 

そういうところが土地探しの「盲点」となります。

 

着地点が見える状態で土地を探すことの重要性。

せっかく購入した土地に、

思っているイメージを持った住まいを

建てることができないのでは

どうしようもないので・・・・・。

 

少し話しはそれましたが

話を元に戻して

まず調査する必要があるのは

⑪の登記簿上の記載や

⑫の市街化区域・接道条件による、

その土地に「どのような建物」を

建てることができるかどうかという問題です。

 

農地や市街化調整区域は原則として

(一部、例外もありますが)住まいは建てられません。

 

また、敷地が4m以上の道路に

2m以上接しているかどうかという問題も、

住宅計画の場合、

確認申請の絶対条件となるので、

調査が必要です。

 

4m未満の道路でも

位置指定された私道や、

「2項道路」と呼ばれる道路であれば

建築可能ですが、

これは市役所や都道府県行政、

その他関連行政などに行って

確認する必要があります。

 

また、「43条ただし書きの道路」と呼ばれる、

2項道路にもならない道路を

救済できる特殊な道路もあり、

これなどは、

専門的な建築行政や法律の内容となるので

不動産会社も「外注」で設計事務所や建築士に

または所属している専門の開発業者等に

調査してもらわないと、

なかなか分かりません。

 

余分なコストアップはないかどうか?

その土地に住まいを建てられることがわかったら、

次に考える必要があるのは、

住まいを建てるときに、

余分なコストアップがないかどうか

という問題です。

⑦の土地の高低差があり、

大がかりな擁壁を造らざるを得ない場合は、

100万円「単位」の

コストアップになる可能性があります。

 

うまくその高低差を活用した

家のプランが可能な場合は

ぎゃくにアクロバティックな

間取りや暮らしを愉しめる事も・・・・・。

 

⑨の既存建物があり、

解体撤去をせざるを得ない場合も、

コストアップになります。

産業廃棄物となりますので

キチンと処理場に運び込みますから

予め考えておく必要性があります。

 

解体のしやすさや道路事情にもよりますが

30坪程度の木造住宅の解体であれば

150〜200万円程度の

コストアップになります。

 

⑫の法条件によるところでは、

例えば容積率に余裕がなく

地下を作る場合などや、

防火規制で窓や壁、軒裏等に

法規制でのランクアップや

RC造(鉄筋コンクリート造)に

する必要がある場合などは、

数100万円単位で

コストアップになります。

 

⑬の地盤条件によるところも大きいです。

田や畑などを宅地とする場合は要注意です。

田や畑は地耐力が低く、

地盤補強が必要になることが多いです。

 

地盤改良費は

範囲や深さにもよりますが

表層改良で60万円程度、

柱状改良で100万円~150万円程度、

杭打ちの場合だと200万円程度、

あるいはそれ以上の

コストアップになる場合もあります。

 

⑭インフラの引込みがない場合も、

土地のサイズや道路からの距離

道路の埋設管深さにもよりますが

60万円〜100万円程度は

コストアップになります。

このように、

土地の調査は非常に専門的で、

なかなか一般的には

わかりにくく専門家であっても

一定の調査経験がなければ、

全てを判断するのは難しいと思います。

当たり前の話ですが、

日当たりが良く、

駅に近く、整形で平坦な土地は、

人気があり高額になります。

安い土地は訳があって安い、

ということになります。

 

ですから、

お買い得な土地を探そうと思ったら、

誰にとっても魅力的な土地を

探すのは得策ではありません。

 

土地探しの時、

基本的に「日当たり最優先」で

考える人も多いと思います。

 

しかし、

単純な明るさを確保するには

北側窓でも十分すぎるほどの

光量が確保できますし、

トップライト(天窓)や

中庭を併用すれば、

南面にはさほどこだわる必要が

ないように考える事も可能です。

 

この「南側信仰」と呼ばれる

条件を外すだけで

随分土地探しの選択肢が

増えるのではないでしょうか。

 

むしろ日照より、

周囲に取り込める環境が

あるかどうかの方が、

土地選びの重要なポイントに

なるケースが多いです。

 

方位を問わず、

隣地にオープンスペース

緑地や公園、幅員の広い道路等があるとか、

ある特定の方向の眺望や

借景に優れるとかいうことがあれば、

それを手がかりに

住宅の構成を組み立てていくことが

可能になります。

 

予算的に買える土地は

色々状態により変わるものです。

 

周囲の環境を含めて

土地の価値を

自らの価値観で考え直すわけです。

 

例えば、

道路のある「接道方向」が

北側でかつ土地の面積が30坪と小さくても、

道路を挟んだ敷地の反対側に

市街化調整区域が広がっているというような土地は、

南側の風景を「借景」として取り込めれば、

魅力的な住まいが

計画できるかも知れません。

 

また、接道方向が北側であっても

土地面積が45坪程度あれば

南側に庭を設けて

日当りの良い住まいをつくることは

十分可能です。

 

これをトータルコストの

議論を踏まえて考えると、

お得感が強いのは、

(1)隣地にオープンスペースがある

(2)土地と道路はほぼ平坦

(やや傾斜がある時は雛壇造成されていない方が良い)

(3)建物の形は自由に決められるので不整形地でも可

(4) 接道方向は北向きでも可

(5)インフラ整備済み

(給排水が敷地内に引き込まれていること)

というような土地です。

 

土地探しの状況は皆さんそれぞれに

大事にしている価値は異なるものです。

 

自分たちの暮らしにとって

どのような場所がよいのか?

 

色々な価値観を見直しながら

土地ですべてが完結する訳では無い

という視点を持って

色々と考えてみてください。

住まいはプランによって

暮しの環境を変えますから。

 

ご相談・ご質問は

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気軽にご連絡ください。

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

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キッチンの高さ、

85cmで本当に快適でしょうか?。

 

 

ホテルライクなモノトーンインテリアのLDK空間。黒を基調としたキッチンと、グレートーンの家具が調和した上質なデザイナーズ住宅のリビングダイニング。奈良で注文住宅を検討する家族向けの洗練された暮らしを演出する設計事例

 ※ホテルライクをイメージしつつ「ホワイトグレーインテリア空間」をデザインしたLDKに配置したキッチンの提案

 

 

―日々の料理が「楽」になる、

ちょうどいい高さを建築家と考える。

 

はじめに、キッチンという空間にこそ、

「身体との対話」が必要です。

 

家づくりのご相談にいらっしゃる方の中で、

キッチンの高さについて

具体的に検討されている方は、

意外と少ない印象を受けます。

 

システムキッチンだから大体同じだと思っていた。

標準でいいです

とおっしゃる方も多いのですが、

実はたった数cmの差が、

日々の疲れやストレスに直結するとしたら、

どうでしょうか?。

 

キッチンは、ただ「機能的」に

整っていれば良いという空間ではありません。

 

朝、昼、晩と毎日立つ場所。

仕事終わりに疲れた身体を動かす場所。
時に、家族との会話が弾む場所。

 

だからこそ、

その空間に立つときの「心地よさ」や

「身体の自然な動き」が、

暮らしの質を大きく左右するのです。

 

今回は、

そんな「キッチンの床からの高さ」

ということについて、

住まい手さんの身体感覚と

建築的視点からすこし書いてみたいと思います。

 

なぜ「キッチンの高さ」が

それほどまでに重要なのか?

 

キッチンの高さは、

調理中の姿勢や動作に

大きな影響を与えます。

 

たとえば・・・・・。

洗い物をしていると、

腰がずっと曲がっていてつらい。

 

・包丁を使うときに肩が上がってしまい、肩こりを感じる

・盛り付け作業の際に、目線の位置が合わず違和感がある

 

こういった「なんとなくの不快感」や

「ちょっとした疲れ」が、

日々蓄積していくことで、

料理の時間そのものがストレスに

変わってしまうこともあるのです。

 

さらに、

キッチンを使うのはひとりではありません。

 

共働きのご夫婦や、

成長してきた子供、

高齢の親御さんまで、

さまざまな家族構成に応じて

誰が使うかも重要な視点になります。

 

一般的な「85cm」という高さに潜む盲点とは?

 

多くの住宅用キッチンで採用されている

ワークトップ高さ85cm

 

これは、

JIS規格に基づいた高さであり、

日本人の平均的な体格に

最も適していると言われています。

 

勿論85センチだけではなくて

±5センチは標準で用意されています。

 

しかしこの「平均」に

安心しきってしまうのは少し早計です。

 

身長160cm165cmの方にとっては

フィットしても、

それより低い方・高い方にとっては、

わずか数cmのずれが

身体への負担を増やしてしまうのです。

そういう意味での日々の蓄積が

どのように影響するのか?。

 

標準であるがゆえに、

「選べる余地がある」ということに

気づきにくいのが、

キッチンリフォーム・新築設計における

盲点です。

 

建築家がご提案する「適切な高さの見つけ方」

 

僕自身が設計の中で活用しているのは、

数値的なアプローチと

実体験的な感覚の両輪です。

 

【数値から導く目安】

身長 ÷ 2 + 5cm
 これは基本的な目安で、

手早く基準を導くことができます。
 (例:160cmの方 → 160 ÷ 2 + 5 = 85cm

肘の高さ − 1015cm
こちらは身体の構造から導く方法で、

より身体に寄り添った基準値になります。

 

肘を支点にして包丁を扱ったり、

水仕事をする際、

自然な肘角度が維持できる高さこそ、

疲れにくいキッチンの基礎です。

 

建築設計においては、

「身長 × 肘高 × 調理スタイル」のバランスを

統合的に検討することが非常に重要です。

 

家族で使うキッチン。

誰を基準にするべき?

 

多くのご家族が直面するのが、

「誰の身長を基準にするか」という問題です。

 

・共働きで夫婦ともに料理をする

・子どもにも調理の機会を与えたい

・ご両親との同居・介護も想定している

 

このような状況では、

単一の身長基準では対応しきれない

ケースもあります。

 

そのような場合、

「主に使う方」+「他の家族が違和感なく使えるバランス点」を

設計の中で導き出すようにしています。

 

100点の正解はという意味ではなく

80点を家族全員で分かち合う事で

その設計が暮らしをよりよく

昇華するという考え方です。

 

キッチンリフォーム・新築時の具体的な選択肢

▽ 01|既存キッチンのかさ上げ

比較的コストを抑えられますが、

構造上の制限や美観面の注意が必要です。

 

仮に5cm上げたい場合でも、

床下収納や既設排水との兼ね合いを

慎重に検討します。

 

▽ 02|システムキッチンのサイズバリエーションを活用

現在は85cmだけでなく、

80cm90cm95cmといった

選択肢があるメーカーも多数あります。

 

さらに、

最近では85cmを基準に1cm単位で

設定可能なメーカーも登場しています。

 

木天井と間接照明が美しく調和した、フルオーダーメイド対応のバロスショールームの最新アイランドキッチン。異素材を融合させた洗練デザインと機能性を両立した空間は、奈良で注文住宅を検討中のご夫婦に人気の高級キッチンプランの参考事例

※フルオーダーメイド対応のバロスショールームのアイランドキッチン。

 

▽ 03|完全オーダーの造作キッチン

素材や形状、

棚の高さまですべてカスタマイズ可能な

キッチン設計。

 

やまぐち建築設計室では

調理スタイルや身体感覚に徹底的に寄り添った

オーダーメイド設計をご提案することも可能です。

 

「高さ」だけでは足りない、

暮らしに寄り添う空間設計へ。

 

快適なキッチン空間を実現するには、

高さだけでなく、

全体の動線設計や収納配置、

パーツごとの高さ設定も必要です。

 

・シンクの深さや高さ腰への負担

・コンロの高さ鍋の中を見下ろす角度の快適さ

・吊戸棚使用頻度に合わせた手の届きやすさ

・ゴミ箱や配膳スペース動作の流れの中での無理のなさ

 

これらをキッチン単体ではなく、

LDK空間を含む間取りとして

洗面やその他空間との接続性まで視野に入れながら

一貫設計することが、

使いやすい暮らしに直結していきます。

 

〇参考blog〇

間取りとの融合提案、生活の質を底上げする家の設計と暮らしのスタイル。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail420.html

 

設備機器類ショールーム活用術

「立ってみる」から始まる理想の空間。

 

言葉や数値での説明では限界があります。
だからこそ、

ショールームで実際に立ってみることを

おすすめします。

 

ラグジュアリーなアイランドキッチンとダイニングテーブルが融合した、高級感あふれる和モダンスタイルのキッチン空間。照明と造作収納のバランスが美しい、奈良で注文住宅を検討する富裕層夫婦に向けたハイグレードな住空間設計の一例

※インテリアメーカーショールーム・MOLTENI&C OSAKAショールームLDK空間展示

 

・普段使っているスリッパや靴下で立ち位置を確認

・シンクで手を洗う・まな板を使う・フライパンを持ち上げる動作を体験

・家族全員が立って「違和感のない範囲」をすり合わせる

 

「不快感」は設計段階で取り除けます。

家族で感じて共有する時間こそ重要です。

 

ちょうどいい高さは、暮らしを変える。

家づくりは、目に見える形や仕様の

比較だけではありません。

 

ほんの数cmの差が、

毎日の心身のストレスを

取り除いてくれることもある。

 

キッチンという空間を、

「立つ場所」「調理する場所」ではなく、
暮らしの流れを支える装置として見つめてみる。

 

そうすることで、

家は単なるハコではなく、

「暮らしの質を上げるための道具」へと

進化します。

 

やまぐち建築設計室では、

身体と暮らし、

そしてご家族の未来に寄り添う

設計をご提案しています。

 

〇ご相談受付中|キッチンから考える家づくり

 

キッチンを軸に、

家事動線・収納・ライフスタイルの見直しまで。

 

住まいを自分たちらしく整えたいと

お考えの方はぜひ気軽にご相談を。

 

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その家具選び、

本当に暮らしを豊かにしていますか?

 

奈良で叶える和モダン×ホテルライクな住まい

 

 

奈良のやまぐち建築設計室が手掛けた、中庭の景色と一体化する和モダンのリビング空間。無垢材フローリングとグレートーンの壁が調和し、ロータイプソファやアイアン階段がホテルライクな高級感を演出。開放感と落ち着きを兼ね備えた設計が特徴で、上質な暮らしを求める住まい手に最適な空間デザイン。

※中庭とつながる開放的なリビング。

濃いブラウンとグレートーンが織りなす

和モダン×ホテルライクな上質空間

 

 

あなたが今座っているその椅子。
食事を囲むテーブル。
リビングで家族が集まるソファ。

 

それらは、

ただの「道具」ではありません。

 

それは暮らしの質を決める、

最も日常に近い建築の一部です。

 

オフィス・仕事場でも

休憩で立ち寄ったcafeでも

車中でも、勿論自宅でも。

 

椅子やテーブルで

居心地が変わる事・・・。

 

姿勢がよくなる、逆に悪くなる。

疲れにくい、逆に疲れやすい、

疲れが取れないなど

そんな経験はありませんか?。

 

多くの方が家づくりで重視するのは、

断熱性能、耐震性、間取り、

外観デザイン・・・。

 

もちろん大切です。

しかし、

暮らし始めたその日から、

毎日手に触れ、

身体を預けるのは家具です。

 

だからこそ、

やまぐち建築設計室では

家具は、

家づくりの最後ではなく、

最初に考えるべき要素だと

考えています。

 

家具は

感情を動かす空間のスイッチ。

 

人はまず視覚と触覚で

空間を判断します。

最初は理屈ではなく感覚。

そのあとに「理由」をつくりだします。

 

「ここは安心できる」

「ここは落ち着く」と反応した瞬間、

暮らしの幸福度は変わります。

 

家具は、

その感覚をダイレクトに刺激します。

 

・木の温もりを感じる無垢材のテーブル

・深く身体を包み込むラウンジチェア

・手触りが心地よいファブリックソファ

 

これらは、

間取りや設備以上に、

日常の満足感を左右します。

 

設備は壊れる・家具は育つ。

 

最新のキッチンや設備機器類は、

5年、10年後には

メンテナンスや

交換の時期が来ます。


保証がありますが、

対応年数もあり

壊れる前提で作られているということ。

 

一方で、

質の高い家具は

年月とともに価値を増し、

暮らしと共に育ちます。

 

30年前に選んだ

ダイニングチェアが、

今も家族の食卓の中心で

活躍している光景は、

珍しくありません。

 

造作家具と置き家具、

それぞれの役割・・・・・。

 

造作家具:

空間と一体化する「建築の延長」

 

造作家具は、

設計段階から

空間と一体化させることで、

無駄な隙間や違和感をなくします。

 

  • キッチン背面収納
  • 壁一面の本棚
  • テレビボード
  • 玄関のシューズクローク

 

例えばですが

和モダン住宅も

ホテルライクな住宅も

ジャパンディな住宅も、

造語による

それぞれ多くの

カテゴリがありますが

床材や壁材と

質感を合わせることで、

空間全体が静かで上質な印象に

整います。

 

置き家具:

暮らしに表情を与える「動く主役」

 

置き家具は、

暮らしの雰囲気を

瞬時に変える力を持ちます。

 

・ロータイプソファで開放感を演出

・高さのあるキャビネットで重心をつくる

・素材と色で空間テーマを明確化

 

家具計画は「設計段階」から

始めるべき理由・・・・・。

 

完成後に家具を選ぶと、

こんな後悔が生まれます。

 

・窓と家具の位置が干渉する

・照明がテーブルの中心にこない

・コンセントが使いづらい場所にある

 

家具の方向性やサイズを

比較的早い段階

または間取りと連動して決めれば、

窓・照明

コンセントの配置まで

最適化でき、

「合わない家具」問題を

未然に防げます。

 

特に最近では

電動リクライニングの

ソファも

検討候補になりますから。

 

〇関連blog

住まいを家具から考えるという事、暮らしの趣を丁寧にイメージする時に過ごす空間の要素としてのインテリアの在り方を間取りと共に意識するように。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail311.html

 

家具と素材感の相性が

空間を支配する。

 

質の良い家具も、

床・壁・天井との

相性が悪ければ台無しです。

 

・無垢フローリングと

天然木家具で温かみのある空間

 

・塗り壁とファブリックソファで

柔らかな印象

 

・石材+スチール家具で

シャープなホテルライク空間

 

和モダン住宅では、

自然素材の持つ

陰影と家具の質感を

合わせることで、

時間と共に深まる味わいが

生まれます。

 

低めの重心

和室の感覚を生かした

ローソファーや座卓

 

自然素材

無垢材・竹・麻など、

経年変化を楽しめる素材

 

色数を絞る

木・石・金属など、

3素材以内で統一する。

 

陰影を生かす照明

家具とセットで

照明位置を計画し、

夜の雰囲気を演出する。

 

家具への投資は

「贅沢」ではなく「必須」ということ。

 

多くの家づくりでは、

家具は予算の最後に

回されがちかと思います。

 

しかし、

家具は毎日の

快適性を左右するため、

建物と同じ熱量で

予算計画を立てることが

暮らしの空間をよりよくする

成功の秘訣です。

 

家具に「暮らし」を

配分するだけで、

空間の完成度は

大きく変わります。

 

奈良で叶える

和モダン×ホテルライクな暮らし。

 

やまぐち建築設計室では、

設計の初期段階から

家具計画を組み込み、

建築と家具、

そして人が融合した

空間づくりを行います。

 

やまぐち建築設計室が

考えご提案するのは、

見た目の美しさだけでなく、

触れるたびに心地よさを感じ、

数年後も「この家と家具でよかった」と

思える住まいです。

 

もしあなたがこ

れから家づくりを始めるなら。

 

「家具は最後」ではなく

「家具から始める」という

発想を取り入れてみませんか?

 

〇関連blog

空間と家具と人との関係性を環境からも人間工学的にも心地よく過ごす為の設計の付加価値

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail310.html

 

 

暮らしを豊かにする

空間設計を始めるということ。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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暮らしの趣を大切にしつつ

寝室について

よく考えておくべき事と

睡眠の付加価値。

 

ベージュとグレージュを基調にした和モダンの寝室インテリア。左側にソファと丸型テーブル、右側に間接照明に包まれたベッドを配置し、自然光と照明が調和するホテルライクな住まいの設計例。奈良の注文住宅・平屋・デザイナーズ住宅におすすめの寝室デザイン。

※ベージュとグレージュで統一されたホテルライクな寝室空間。

ソファとベッドを同じ空間にレイアウトし、

落ち着いた照明とインテリアで

心地よい暮らしをデザインした

和モダンの提案事例

 

人生の約3分の1

眠りに充てられています。

 

そう考えると、

寝室という空間は

ただ休むだけの部屋ではなく、

暮らし全体を支える空間だと

言えるでしょう。

 

和モダンの家や

おしゃれなデザイナーズ住宅、

平屋を計画している方であれば、

日常の美意識や

暮らしやすさを

大切にしている方も

多いと思います。

 

そのなかで寝室は、

意匠やデザイン性に加え、

質の高い睡眠を

叶えるための間取りや素材、

インテリア、光、音、

温度といった細部にまで

目を向けたい空間です。

 

今回のコラムでは、

暮らしの趣を大切にしながら、

寝室をどのように設計すべきか?

 

そして

睡眠が暮らしに

どんな付加価値を与えてくれるか?

ということを、

建築家の視点で

書いてみたいと思います。

 

睡眠が暮らしに与える影響

 

快眠は心身を整え、

翌日の活力を生みます。

 

睡眠の質が高ければ、

朝の目覚めが爽快で、

仕事や家事の効率も上がり、

子育てにも余裕が生まれます。

 

反対に、

寝室が落ち着かず眠りが浅いと、

集中力の低下や疲労感、

ストレスを招きやすくなります。

 

つまり、

寝室の設計は

家づくりにおいて

「見た目の美しさ」と同じくらい、

「生活の質」に直結するもの。

 

暮らしについて

真剣に考えている住まい手さんこそ

趣を大切にしながら

心身を癒す場を

どう整えるかが問われます。

 

間取りで考える寝室の条件

 

寝室を快適にするためには、

間取りの工夫が欠かせません。

 

まず広さについて。

夫婦で使う寝室なら

7帖程度を確保すると、

ベッドやサイドテーブルを

置いても

通路に余裕が生まれます。

 

狭すぎると

寝返りや移動の際に

ストレスが増し、

眠りの質を下げる原因になります。

 

次に位置と向き。

 

朝日の入る東側や南東側に

風家の捉え方を含めて

窓を検討して設けると、

自然光が体内時計を整え、

自然な目覚めを促します。

 

ただし西日は強い光と

熱を伴うため、

障子や格子で柔らかく

遮る工夫が必要です。

 

また、

寝室の隣に

リビングやキッチンがあると

生活音が響くことがあるので、

廊下や収納スペースを

挟むと落ち着きが保たれます。

 

平屋の場合は特に、

家の奥や静かな方角に

寝室を配置すると

安らぎを得やすくなります。

 

素材とインテリアが眠りを左右する

 

寝室を和モダンに

仕上げたい方におすすめなのは、

自然素材を積極的に

取り入れることです。

 

研究によれば、

木材や木質素材が多い寝室で

暮らす人は、

不眠の傾向が少なく

安らぎを感じやすいという

データもあります。

 

木の梁や床、

木製の建具が見える空間は、

それだけで心を落ち着けてくれます。

 

畳やい草の香りも

リラックス効果を高めますし、

和紙の障子は

光をやわらかく拡散し、

就寝前の心を静かに導きます。

 

奈良のやまぐち建築設計室による和モダン寝室の設計実例。無垢フローリングと畳を組み合わせ、障子越しに庭の緑を取り込み、自然素材と間接照明が快眠環境を整える。睡眠の質を高める間取りとデザイナーズ住宅の上質な寝室デザイン。

※障子越しに庭の緑を望む和モダンの寝室。

畳と無垢フローリングを組み合わせ、

自然素材と間接照明が快眠へ導く

心地よい空間に仕上げています。

 

 

色は落ち着いた

アースカラーやベージュ、

グレーなどが理想です。

 

強いコントラストや

派手な色彩は視覚を刺激し、

眠りの妨げになります。

 

家具は低めに揃えると

空間の重心が下がり、

落ち着きのある印象を演出できます。

 

さらに大切なのは収納です。

 

余計なものが視界に入らない寝室は、

それだけで安心感を生みます。

 

ウォークインクローゼットや

引き戸収納を設け、

生活感を抑える工夫が、

眠りの準備に直結するのです。

 

光と照明のデザイン

 

眠りを誘うためには、

光のコントロールが欠かせません。

 

就寝前の2時間ほどは、

明るさを抑え、

電球色の暖かい光に

切り替えるとよいとされています。

 

実際の実験でも、

光を落としたグループは

入眠時刻や

起床リズムが改善されたという

結果が出ています。

 

寝室には「調光調色可能な照明」を採用し、

間接照明や

スタンドライトを

組み合わせることで、

シーンに応じて光の強弱を

調整できます。

 

朝は障子越しに

自然光を取り込み、

夜は穏やかな光に包まれる。

 

この切り替えが快眠をつくる鍵です。

 

温度・湿度・音・空気環境

 

温度や湿度も

睡眠の質に直結します。

 

理想的な寝具内の

温度は33度前後、

湿度は50%前後といわれています。

 

夏は蒸し暑さを避ける工夫、

冬は乾燥を和らげる工夫が

必要です。

 

自然素材の木や

畳はいずれも湿度を調整し、

空気をやわらげてくれます。

 

音環境も重要です。

 

外部の騒音や

家族の生活音を

できるだけ遮るため、

防音性能の高い窓や壁材を

選ぶことが

快眠につながります。

 

寝室を家の奥に設けるのも

一つの方法です。

 

平屋であれば、

階下の騒音がないため、

床構造での吸音を

工夫すると

より静けさが増します。

 

換気計画も忘れてはいけません。

 

湿気がこもらないよう

窓の配置を工夫し、

通風を確保しましょう。

 

エアコンや換気扇も

静音性能を選ぶと、

就寝時の不快感を軽減できます。

 

調査でわかる快眠の工夫

 

実際の調査結果からも、

寝室の工夫が

睡眠に直結することが

明らかになっています。

 

木質素材を多用した寝室では

不眠の傾向が少なく、

精神的なやすらぎを

感じる人が多いことが

報告されています。

 

また、

寝室のインテリアを

整えるだけで、

熟睡感や目覚めの爽快感が

増すというデータもあります。

 

さらに、

就寝前に照明を落としただけで、

眠りのリズムが

改善されたという

実験結果もあるのです。

 

こうした事実は、

間取りやインテリア、

環境要素が

「眠れる住まい」をつくることを

裏づけています。

 

寝室は、

人生の質を

大きく左右する空間です。

 

和モダンの家や

デザイナーズ住宅を考える方にとって、

美しいデザインは

もちろん大切ですが、

そこに眠りを支える要素を

加えることで、

暮らし全体がより豊かになります。

 

これから家づくりを考える方は、

朝どんな気持ちで

目覚めたいか、

夜眠りに落ちるときに

どんな空気に包まれたいかを

想像してみてください。

 

意思疎通を踏まえて

つくり手との相性は大切です。

 

そのイメージを

工事関係者、

設計者に伝えるだけで、

寝室はあなたらしい居場所へと

変わります。

 

やまぐち建築設計室では、

間取りや素材、

照明や環境まで含めた

総合的な寝室の設計を

ご提案しています。

 

家づくりの過程で

それぞれの住まい手さんにとって

考えられる「睡眠」という

本質的なテーマを大切にし、

暮らしの趣を深めてみませんか。

 

ぜひお気軽にご相談ください。

 

〇関連blog・コラム

眠りが変わると暮らしが変わる。 建築家が暮らしを整える設計として工夫を施す「深く、安心して眠れる寝室」のデザイン提案。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail594.html

 

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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睡眠の質と暮らし・・・・・。

建築で整える心と体を休める

寝室環境の設計提案。

 

ホテルライクな寝室デザイン|グレージュとナチュラルウッドを基調に、間接照明と大きな窓からの自然光を活かした快眠空間。モダンな造作収納やアクセントウォール、上質なファブリックが調和し、奈良のやまぐち建築設計室が提案する高級注文住宅・和モダン×ジャパンディの寝室設計事例。

※グレージュを基調に整えたホテルライクな寝室。

間接照明と自然光が織りなす

やわらかな陰影が、

快眠と上質なくつろぎをもたらします。

 

 

住まいの新築や

リノベーションを計画するとき、

つい「日中の過ごしやすさ」や

「家事のしやすさ」に

目を向けがちです。

 

しかし、

一日の中で私たちが最も長く

身を委ねるのは「眠りの時間」。

 

その眠りが質の良いものなのか?

浅いか深いかで、

翌日の集中力や感情の安定、

さらには長期的な

健康までも左右します。

 

つまり、

寝室はただの「寝るための部屋」ではなく、

暮らしの質を支える

再生の為の空間だと

考えるべきです。

 

建築家として

住まいの間取り考えるとき、

寝室の設計には

光・温度・湿度・香りといった

感覚を整える仕掛けが欠かせません。

 

それは単なる

インテリア選びの範疇を超え、

住まいが

住まい手の心身を支える

環境装置になるための

大切な計画。

 

光で整えるということ、

体内時計と調和する照明計画。

 

人間の体は

基本的には太陽のリズムに従って

生きています。

 

日が昇ると活動し、

日が沈むと休息する。

 

そのリズムを

大きく左右するのが「光」です。

 

寝室における

光の在り方を整えることは、

質の高い眠りの

第一歩となります。

 

暖色系の照明が導く安心感
就寝前にふさわしいのは、

蛍光灯のような青白い光ではなく、

夕焼けを思わせる

オレンジや琥珀色の明かり。

 

2700K前後の色温度は

自律神経を副交感神経優位へと

切り替え、

自然と体を休めます。

 

間接照明という余白の光
壁や天井に反射させて

光を柔らかくすることで、

目の負担を減らし、

空間全体に落ち着きを与えます。

 

天井直下の強い光を避けることで、

視覚的にも「眠る準備」が

整っていきます。

 

時間と共に変化する明かり
スマートライトを活用すれば、

夜は徐々に光を落とし、

朝は日の出に合わせるように

明るくすることができます。

 

建築設計の観点では、

人工照明と自然光のバランスを

どう取り込むかが鍵となり、

東向きの窓計画や

カーテンの透過性まで含めて

寝室としての

眠りのための光環境を

描くことができます。

 

温度と湿度で守る

四季と調和する寝室環境。

 

眠りを妨げる最大の要因は

「暑さ・寒さ・乾燥・蒸れ」といった

体感の不快さです。

 

快眠のためには、

建築そのものが空気の質を支える

設計を備えている必要が

あります。

 

快眠に適した目安
室温は1622℃

湿度は4060%が理想とされます。

 

夏は冷房を使いすぎず、

冬は加湿を

忘れないことが大切。

 

温熱環境は

眠りの深さを左右する

大きな要素です。

 

寝具と素材選びの重要性
夏はリネンやガーゼのように

通気性に優れた素材を、

冬はフランネルやウールのように

保温性の高い寝具を選ぶことで、

季節に応じた快適さを

得られます。

 

寝具は単なる道具ではなく、

眠りの質を支える「衣」として

捉えることが大切です。

 

建築が担う温熱環境
壁や床の断熱性能、

窓の配置と遮熱性能、

通風の仕組み。

 

これらは全て、

寝室を快適に保つための

設計要素です。

 

例えば、

夏の西日を遮る庇や格子、

冬に冷気を防ぐ内窓。

 

眠りの時間帯にもよりますが

寝室はただの

閉じた空間ではなく、

四季と折り合いをつける

小さな「環境建築空間」として

計画されるべきなのです。

 

香りで導く心を整える

眠りの時間

香りは目に見えませんが

脳に直接作用する力を

持っています。

 

就寝前にほのかな香りを

漂わせることで、

心が緩み、

眠りに入りやすくなる

というケースもあります。

 

ラベンダーの落ち着き
代表的な快眠アロマである

ラベンダーは、

自律神経を穏やかにし、

安心感を高めてくれます。

 

リネンスプレーという習慣
シーツや枕カバーに

アロマを含んだ

スプレーを吹きかけることで、

寝室に入った瞬間に

心が「休むモード」へと

切り替わります。

 

これは小さな環境の構成であり、

習慣化することで

暮らしに安定をもたらします。

 

香りの設計
強すぎず、

ほんのりと香る程度が理想。

 

建築設計の発想では、

寝室に小さな棚やアロマ専用の

置き場を設けることも

心を休める設計の

ひとつの工夫となります。

 

香りは空間を形づくる

目に見えない

素材といえます。

 

建築家が考える「眠りの場」

私たち建築家にとって、

寝室は単にベッドを置く場所

ではありません。

 

そこは一日の疲れを浄化し、

心と体を再生させるための空間。

 

照明・温熱環境・香りといった

要素を調律することで、

住まい手さんの

人生のリズムにも

良い意味での「整える力」を

持つように。

 

そして寝室は

「暮らしを象徴する縮図」とも言えます。

 

余白をどう設けるか、

光と影をどう取り込むか、

自然との距離感をどう整えるか。

 

設計のひとつひとつが、

眠りの質を通して

日常を豊かにしていくものだと

考えています。

 

快眠の設計は暮らしの未来を描くこと

眠りの質を整えることは、

明日の暮らしを整えること。

 

光・温度・湿度・香りの

関係性が調和した寝室は、

心身に深い安らぎを与え、

住まい全体に

「生きるリズム」を与えます。

 

「最近よく眠れない」と感じたら、

生活習慣を見直すことも含めて、

寝室環境を整えることからも

考えてみませんか?。

 

建築が生み出す空間の力は、

あなたの眠りを深め、

暮らしをしなやかに

支えてくれるはずです。

 

やまぐち建築設計室では、

快眠をデザインすることも

住まいの本質的な

テーマのひとつとして考えています。

 

〇関連blog

奈良で叶える和モダン×ホテルライクな寝室設計|快眠を支える間取りと自然素材インテリアが暮らしを変えるデザイナーズ住宅

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail612.html

 

 

眠りを整える住まいづくりを、

これからの暮らしの礎として

ご提案いたします。

 

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