ようやく(?)続けて投稿出来るようになってきたいとしんです^_^;
本日は2014年公開の映画
「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」
です。
(視聴はコチラから)
こちらもそこそこ古い映画なので、ネタバレありで書かせて頂きます。
大学受験に失敗し、
目標を見失ってしまった主人公:勇気(染谷将太)。
たまたま目にした林業研修生募集パンフレット、
その表紙の美女:直紀(長澤まさみ)に惹かれて研修を申し込んでしまったことで、
携帯の電波さえ届かない三重県の山奥で、
一年に及ぶ生活を余儀なくされることに。
生活全般に及ぶあらゆるギャップに戸惑いながらも、
職場の先輩:与喜(伊藤英明)ら身近な人々の厳しくもやさしいサポートの中、
徐々に山林の暮らしの魅力に染まっていきます。
そんな時村の少年が山で行方不明になり、
村人たちと共に捜索に出かけますが、
不思議な体験を経て無事見つけ出すことが出来た勇気は、
ようやく懐疑的だった村の人々にも受け入れられます。
そして一年が経ち都会に戻ることになったのですが、
実家の近くの新築現場で木の香りを嗅いだ勇気は、
もう一度山奥に戻ることを決意する、
というストーリーです。
ウォーターボーイズやハッピーフライトの矢口監督ですから、
全般的にはコミカルな作品です。
ただ、
かつて日本の基幹産業だった林業の衰退を背景に、
過疎や地域格差などの問題もさりげなく描かれ、
100年前に先達たちが植えた山林を守り次世代に繋げる、
林業の尊さもしっかり描かれています。
そして恐らく作者(三浦しをん)が一番伝えたかったことを、
勇気が働く林業会社の社長(光石研)が劇中で口にします。
そのシーン。
勇気が木材市場で原木取引きを初めて見て、
その額の大きさに、
山の木を全部切って売れば億万長者になれると口にしてしまいます。
それを聞いた与喜は、
先祖が植えたものを全部売ってしまったら、
自分たちの次の世代・その次の世代はどうするんだ、
100年もせずに打ち止めだと諭します。
そして社長が
「せやから苗を植え続けなあかん。
けったいな仕事やと思わんか?
(中略)
ええ仕事をしたかどうか結果が出るんは、
俺らが死んだ後なんや。」
と言うのです。
このセリフ、
とかく成果が出るか出ないかにやりがいを求めがちな現代人に、
アンチテーゼとして提示された名言だと思いました。
そして自分自身にも、
短期での成果ばかりを追わず、
本当に大切なものを見据えて行動できているか、
問いかけ続ける必要性を実感させてくれる、
いい映画だと思いました。
機会があればぜひご覧ください!
