債務超過で会社を売却するときの注意点 | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ
債務超過で会社を売却するときの注意点

会社を売却するには、売手と買手の利害はもちろん、取引先・従業員・債権者などの利害も問題になります。

債務超過の場合、売却するには特に債権者との利害を調整することが必要です。

吸収分割や新設分割を行うときには、会社法に基づいた「債権者保護手続」も必要です。

一定期間を設け、その間に債権者からの異議を受付けることとなり、債務弁済や担保提供などの対応も求められることになります。

債務整理を必要とする場合には、債権者から売却について十分に理解を得ることが必要となり、理解を得ることができなければ円滑に取引を進めることはできません。