差押と分割和解、明暗を分けたもの | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ
保証協会との打合せが増えてる日々です

一方は預金差押、もう一方は分割
明暗を分けたもの

A社は呼出しにも応じず、訴訟も放置その後預金を全額差押られました

どうにかならないかと相談がありましたが、解除できませんでした

それで一気に資金繰りが苦しくなり現在に至る

B社は社長同席のもと必要書類を提出、面談にも応じました

社長が連帯保証人として支払える額の根拠を提示して
分割返済することになりました

債務1億、毎月1万円の返済です

大事なのは金額だけじゃなく、誠意が必要ということです

1万円しか払えない人は1万円
1,000万円払える人は1,000万円
財産がある人は処分を(リースバックなどで継続使用や買戻しは検討できます)
その上で資料を出しお互いが理解することです
 
借りたものは返せ(債権者の言いぶん)
無いから返せない(債務車の言いぶん)

返せるだけ返す (私の仕事)