怒りは大罪だが正すのも容易 | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

自己啓発はセミナーより

日常生活にあります

最近怒り爆発しました

そこで反省を込めて

怒りについて勉強しました


貪瞋癡トンジンチって読みます

この”貪瞋癡”の正体なのですが

俗に”三毒”や、”三大煩悩”などと呼ばているもので

108つある煩悩の根幹となっているものです

この貪瞋癡を克服出来れば煩悩も消えるということです


貪瞋癡とは

”貪り”(むさぼり)

”瞋り”(いかり)

”癡かさ”(おろかさ)

といわれています


貪りとは

人のことや後先を考えずに欲しいままにする心で、「お金が欲しい物が欲しい」で

お金も無いのにローンで物を買ったり、「女欲しい男欲しい」で愛も無いのに金で買ったりするような心です


瞋りとは

怒りに身を任せる心で、なんかされたから腹癒せに仕返ししたり

クラクションを鳴らされたから刺したりするような心です



癡かさとは

意味もなくクラスメイトをいじめたり

赤ちゃんが泣き止まないから叩いたり

不治の病を知らない人にうつしまくって道連れにしたりする心です

差別もここからと言われています


仏教書の”仏教聖典”から引用

貪りは満足を得たい気持ちから、瞋りは満足を得られない気持ちから、愚かさは不浄な考えから生まれる。貪りは罪の汚れは少ないけれども、これを離れることは容易でなく、瞋りは罪の汚れが大きいけれども、これを離れることは早いものである。愚かさは罪の汚れも大きく、またこれを離れることも容易ではない。
 したがって、人びとは気に入ったものの姿を見聞きしては正しく思い、気に入らないものの姿を見ては慈しみの心を養い、常に正しく考えて、この三つの火を消さなければならない。もしも、人びとが正しく、清く、無私の心に満ちているならば、煩悩によって惑わされることはない

 (仏教聖典第4章1節・3より引用)