「身体の声を聞く」の落とし穴 | マインドフルネス整体

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 「身体の声を聞く」の落とし穴

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僕はいつも

「身体の声を聞こう」

「身体の欲求に従おう」

みたいなことを言っている。

 

「頭で考えていることよりも

 身体が感じていることが

 正しい」

 

ということを

主張しているわけだけど、

 

でも、この言葉を

表面的に捉えて

盲信してしまうと、


最悪の悪循環に

陥ってしまうリスクもある。

 

実際に

そういう悪循環に陥っている人を

よく見かける。


 

まず、

今現在僕らが顕在意識として

感じている身体感覚は、

基本的に

狂ってしまっている

と思った方がいい。


 

生活習慣の乱れや

ストレスやトラウマや

思い込みや執着などによって、

感覚が故障している。


 

その証拠に、

多くの人がなんとなく

身体の欲求に従うと、

 

過食してしまったり、

甘いものやジャンクフード

ばかり食べたり、

強いマッサージを求めたり、

ただ怠けたくなったり、

お酒やドラッグにハマったり

してしまうだろう。

 

そういう欲求に従えば、

短期的には

現実逃避ができたり

快感を得られたり、

心が満たされたり、

ハイになったり

するかもしれない。

 


でも、

当然そういう行為は

長期的には僕らの体や心を

蝕んでいく。

 


逆に、

そういう短絡的な欲求に従わず、


例えば、

断食や瞑想などを

正しく行った後は、

 

過剰な欲求や依存が取れて、

穏やかな生活が

心地よく感じたり、

自然で質素な食事を

美味しと感じたりする。

 

今までにそういう体験を

したことがあるかな?

 



本当の「身体の声」

というのは、

そうやって狂った感覚を

削ぎ落としていった先に

初めて感じることができる。

 

だから、

日常的に正しく身体の声を

聞けるようになるためには、

そういうプロセスを

丁寧にやっていく

必要がある。

 


と言っても、

必ずしも長時間の瞑想や

断食が必要だという

わけでもない。

 


たとえ今、

表面的に狂った感覚に

覆われていたとしても、

 

同時に

その奥では身体は

本来の感覚も感じている。

 


それを感じ分けて、

「本当の体の声」に

アクセスして、

それに従えば、

 

自然と体や心は

健康を取り戻し、

痛みや不調は和らぎ、


結果として徐々に

「狂った感覚」も

静まっていく。

 



マインドフルネス整体では、

シンプルな体の動きや意識で

「本当の体の声」に

アクセスする方法を

実践する。

 

どの感覚が

「本当の体の声」なのかは、

それに従ってみた結果で

確認できる。


どの感覚が

「狂った感覚」なのかも

認識できるようになる。


 

もちろん、

一度「本当の体の声」を

体験しても


狂った日常に戻れば、

大抵はすぐにまた

「狂った感覚」に

支配され始める。

 

だから、

その場での変化にただ

一喜一憂するのではなく、

 

本当の体の声を聞くことを

習慣にしていく

ことが大事。

 

 

次回の

マインドフルネス整体WSは

4月7日(日)14:00〜

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