【再構築にあたって】自分を守り過ぎない | 夫婦再構築ブログ

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不倫という大きな間違いを犯してしまった僕が不倫に至ったところから再構築(8年)までの経験を書くことで、不倫で苦しんでる人の心の支えになりたい

こんにちは。アラタです😊


このブログは

不倫して後悔している男の話です。

もし、誰かから読んで欲しいと言われて

この記事を目にした場合


多分、僕のお仲間です。

不倫してた経験があって

再構築していても

平然と嘘ついたり

都合悪くなったら悪態ついたり

そんなお仲間です。


すでに

冒頭の書出しに腹立ったり

読んで欲しいと誰かに言われて

「責められてるようで面白くない」

「なんだ、俺が悪いってか?!」

とか思っている方にこそお伝えしたい


高確率で

この記事を読んで欲しいと

言っている方は

「あなたの【全部】を否定してない」

なにか一部を直して欲しいだけ

自分の気持ちをわかってほしいだけ

ただ向き合って話し合いたいだけ

気持ちが伝わるといいなという期待

そんな気持ちかと思います


ほんの5分で読み終わるものです。

何卒お付き合いお願いいたします。




再構築初期のころ

いや、ずっと前から

僕は自己保身の塊でした。


自己保身は突き詰めると

自分は悪くない

=周りの何かが悪い



自分の行いを

他の何かの責任にして

自分を正当化する

自分の行動の後付の理由にする

周りの何かを敵にしていないと

心の平静が保てない


言い換えれば「他責」

自然体での「責任転嫁」


不倫をしたのは

会社で認められなくて辛かったから

チヤホヤされたかったから

セックスレスだったから

家でないがしろにされたから

ストレスが溜まってむしゃくしゃしたから

・・・・・・

・・・・

・・・


僕も言いましたし、

似たような言い訳はよく聞きます。

しかもこれらの理由は

「いかにも」な言い方をするので

された側も「一部は確かに」と

思わせてしまう部分もあるかと思います。



が、しかし

どれも不倫して良い理由には

絶対になり得ない!

しかも、保身の理由であって

不倫した本当の理由ですらない。


僕もはじめは似たようなことを

妻に繰り返し説明しましたが、

なぜ不倫をしたのか?を

突き詰めていくと

結局、出てきたのは


不倫セックスをしてみたかったから

別人を演じることが楽しかったから

ゲーム感覚で熱中してしまったから

引くに引けなくなってしまったから

駆け引きでの優越感が気持ちよかったから

などと

すべて自己の欲求に基づく理由でした


不倫発覚直後

妻から不倫した理由を問われ

僕が述べたのは

前者。周りの環境のせい。


なぜか?

傷つきたくない

責められたくない

失望されたくない

自分は悪くない。。。

悪いかもしれないけど、

6:4ぐらいで悪くない。。。。はず

そう思いたい


前述しましたように

自分を守るために

一部、全部を周りの何かの責任に転化する


今思う、恐ろしいことは

これらの対応を

反射的に行っていたこと

深く考えずに行っていたこと


不倫をした僕の理由は

自分の周りを顧みない

自己都合の欲求のため

それを自覚していないのか

自覚しないようにしていたのか

不明確ですが、

あまり深く考えずに「他責」


妻より劣っている相手と

ヤりたかった⇒恥ずかしい

ヤレるなら誰でも良かった⇒みっともない

=失望されたくない


セックスレスだったのが悪い(妻のせい)

現実逃避がしたかった(環境のせい)

・・・・と


不倫以外でも他責でした。

なぜなら「楽だから」

悪くしなければ

改める努力をしなくていい、「楽」

責任を負わないからメンタルも「楽」

不倫前、妻と喧嘩になっても

僕もこういうところは悪かったけど

(口では言うけど改めない)

妻だってこういうところは良くないよ

(妻の改善は求める)

とか

会社でこんなことあって

僕がふてくされるのは仕方ないと思わない?

とか

自分の責を棚に上げる

必要とあらぱ

嘘にならない程度に

話を盛ることすらありました。

10:0で自分の過ちを認めることは

まず、無かった


冒頭書きましたように

僕は自己保身の塊でした

責任転嫁の無責任男

不倫してウソを付くのも

苦じゃなくなるとより悪化

ウソがバレそうになると

取り繕うこともできなくなるから

ブチギレて圧力で解決しようとする

モラハラ男一直線



再構築開始から

数年間は責任転嫁モラハラ男でした

しかも本人は本気で

自分が10:0で悪いと思ってないし

少なからず周りにも責任があると思ってるし

こんなにも頑張っている

自分の気持ちをわかってくれない

人たちが悪いとすら思っている

「無自覚」だった


たとえ無自覚でも

自分の行動に起因するものについて

自己保身をするということは

自分以外の誰かのせいにして

その人を責め立てることと同じ

自分の負担を誰かに負わせるだけ


僕の傍にいる人から順に

僕の失態の責任を転嫁され

攻撃されていく

周りの人、近しい人から

疲弊していく

自尊心を失わせていく

自分が至らないから

悪いのだと

辛い現状なのだと

「刷り込んで」いく


気づけば

家の中で、僕一人がピンピンして

妻や子供達が疲弊しきっていく

まるで自己肯定感を吸い取る

寄生虫のよう


妻や子供達が

「これはおかしい」と気づいたり

「もう持たない」となったり

した場合

僕から離れる

僕を排除するのは当たり前のこと



排除されそうになったら

散々暴れ倒したり

泣き落としにかかったり

逆に攻撃してみたりするでしょうが

もう手遅れ


周りに家族はいない

気持ちよく責任転嫁できる人はいない

せいぜい残るのは仕事を通じての

浅い関係性の知り合い

上手に責任転嫁できる間柄でないから

きっと僕は世を呪い

いなくなった家族を悪く言い

社会が悪い

政治が悪いとブツブツ言いながら

孤独に過ごしていたことだと思います。


僕たちが

普段何気なく行っている

自己保身


自己保身や

責任回避ぐらい

他の人も普通にやっているじゃないか!

確かにそうかもしれません。


しかし

僕らの自己保身

僕らの責任回避は少し違う

不倫、再構築は

家族の問題、家族の中で

した側の責任転嫁はいけない

さらには他の人や社会は関係ない

都合の良いときだけ

他の人を引き合いに出さない



例えば

僕が5悪くて

相手が5悪かった場合

お互い様だったとしても



自分の5の過失を認め、改める

より先に

相手の過失の5を責め

相手の過失の改善を求めていませんか?



相手の過失があったとしても

それを認め、改めるのは

相手の課題であり

僕たちが関与すべきでない

と思います。


さらに

不倫においては

した側の僕らが絶対的に10悪い

それを

8:2とか

7:3とか

ほんの少しでも妻にも

改善の余地があると決めつけ

妻の過失を作り出し

その部分を言及するのは

より悪い


加えて

転嫁しきれないものについて

開き直らない

口先だけでしのがない

逆ギレしない




過度な自己保身をやめるのに

どうすればいいか?

妻の過失など関係ない。

さらには過失割合など関係ない。

妻を責めない。



今回の失態について

自分の何が悪かったのか

考えて

これからどうするのか

被害を与えてしまった妻と

どうしていくのが良いのか

話し合う

自分の過失にだけクローズする

そこが第一歩



多分

この記事を読んで欲しいと

言った人たちは

自分の悪いと思うところは

僕らになんか言われなくても

向き合って直していく方々だと思います

だから

僕たちも相手の過失なんか

責めてる時間あるなら

世を呪いながら孤独になるのが嫌なら



自分の悪かったと思うところ

思いつくものでもいいです

考えて出てきたものでもいいです



僕のこういったところが

悪かったと思う

だから今後はこうしていこうと思う

そう気負いすぎず話してみたら

いいと思います



きちんと罪を認め

過ちを背負う覚悟を持ち

改めていくことを示し続けるのであれば

きっと応援してくれると思います

そういう愛情ある方を選び

素晴らしい方に選ばれ

今に至るのではないですか?



最後まで

お付き合いくださり

ありがとうございました🙇