心の傷、目に見えない傷 | 夫婦再構築ブログ

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不倫という大きな間違いを犯してしまった僕が不倫に至ったところから再構築(8年)までの経験を書くことで、不倫で苦しんでる人の心の支えになりたい

こんにちは。アラタです。

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再録 アメンバー申請について

アメンバーの申請くださる方へ

身バレしたくない

業者や不倫肯定される方には

読まれたくないという感情があります。

不躾で恐れ入りますが、ブログのない方は

・お住いの都道府県

・年代、性別

をメッセージいただければ承認いたしております。

何卒よろしくお願いいたします。

 

 

  妻の心の穴

 

不倫が発覚したあの日

妻の心は砕け散りました


自尊心が壊れ
価値観の否定され
自信を喪失
いままでの自分を全否定された
いままでの積み重ねが消え
女性としての自信が消え
妻である自分が一番愛されていなかった
自己肯定感は0に


これからの人生で楽しみにしていたこと
夢見ていたこと
幸せに過ごせると信じていたこと

もう二度と幸せになれないと・・・
全てが砕かれる


自己否定に留まらずすべてが台無し
目の前が真っ暗になり
何かが音をたてて崩れ
地面が無くなり落下する感覚

 

好きで一緒になった人に裏切られるなど

露とも思わず

僕と幸せになれると信じていたことが

自分の人生の半分を

自分の心の中の全てを占めていた

僕に裏切りのナイフを刺されたことで

全てが崩壊する

あまりに衝撃が強く

目の前の出来事をすぐに信じられないほどに



不倫された事実を受け入れだすと

事実として覆せないとあきらめると


ただただ不安
生活のこと、子供のこと
自分の感情、家族のこと
すべてが不安、不安定
何かを取り戻さねばと焦燥感が募る
不倫相手と比較されることを拒絶
でも不倫相手のどこがよかったのかを知り
自分に取り入れなければならないと考える矛盾
自分にないものを得なければという焦燥

僕や不倫相手への激しい憎悪
唾棄すべき不倫相手への嫉妬?のような感情
感情に振り回され取り乱す姿を見られたくない
体調をくずしてやつれた姿を見られたくない
無理矢理笑顔を作る

自分の好きな自分でいられない
好きな自分でいたら不倫されたから
不倫されなければ好きな自分でよかったのに
私が悪かったの?

好きな人に自分の醜い部分を晒してしまう
見せたくなかった、変わってしまった、

自分にもこんな一面があることに気付きたくなかった、

知られてしまった、

愛想つかされたら、、

もう戻れる気がしない

街行くカップル、夫婦、子連れの親子に
憧れ羨んでしまうことが苦しい

気晴らしの友人との接点が苦しい
友人の旦那さんの愚痴なんて

不倫に比べればマシと思ってしまう。楽しめない

戻りたい
でも戻れる気がしない
それが悔しい苦しい
なぜ?どうして?あんなことしたの?
感情が巡る

もうあなたが好きになってくれた
私はいない


かわいくないでしょ?
取り乱して酷いでしょ?
愛想尽きたでしょ?
不倫相手の方がよかったんでしょ?
こんな私のなにがいいの?
あなたが悪いんでしょ?
受け止めてよ!できないんでしょ?
表しきれない感情が渦巻く
自分でも止められない
苦しくてもどうしようもできない

そんな中
かつて心の中にいた僕に
受け止めて欲しくて
わかってほしくて
期待する
期待してぶつかっていく

期待しては
嘘をつかれ

期待しては
逆ギレされ

期待しては
無視をされ

期待しては
逃亡される

挙げ句の果てには
した側の僕から
離婚だ!などと拒絶される
(自分の意見を押し通すための言葉)



裏切られ

妻の心の中の僕は死に
かつて僕がいたところには
大きな穴が空き
なんとか埋めようと
苦しさをわかってもらおうと
受け止めてもらおうと
期待しては裏切られる
幾度となく繰り返される

心が疲弊していく
心の穴が他の何かで埋まっていく
そうしないと耐えられないから
できれば僕に埋めて欲しいのに
期待し続けることも
期待を裏切られるのも
苦しいから
もし他の何かで埋まってしまったら
と考えるのも恐ろしい
けど今の苦しさにも耐えられない

嫌いになれれば楽なのに

自分で心の穴を埋めようとする
もう一度自分で
自分を認めていこうとする


友人に相談する
昔の男友達に連絡をとる
誰かとの繋がりに救われる

映画・ドラマにのめり込んでみる
やりもしなかったゲームを始めてみる
どれもこれも虚しい
でもその瞬間だけは
現実を忘れられた


上記のことは
後々妻から聞いたこと
後々僕が気付き理解したことを
振り返って書いています。
妻と向き合った結果の一部です。
当時の僕はまったく理解できず
自己保身、自分のためだけでした。

心の穴は妻の問題
「自分でどうにかしろよ!」と
言った僕が言える立場にないですが


妻の心の穴は
時間が経つと他の何かで埋まります
僕があった場所に
他の何かで埋まります
いつ埋まるのか
また埋まりきるのか
わかりませんが
穴が空いたままでは苦しいから

僕が答えないから
妻の想像で答えを決めます
裏切り、逆ギレし、開き直る
それが僕という人間だと
決まってしまいます
答え合わせできないから
仕方ない

 

 

  心の傷、目に見えない傷

 

不倫をされた妻が負った傷は

不倫された

裏切られた事実によって

僕に突然ナイフで刺されたようなもの

これだけでも致命傷

 

不倫発覚後に向き合わなかったこと

自己保身で逃げ続けたこと

無視をしたこと

逆切れをしたこと

暴言・大声を張り上げたこと

突き刺したナイフを抜くどころか

深々と押し込み

グリグリと傷口を抉るに等しい行為だった

 

フラバするのも

感情に振り回されるのも

取り乱してしまうのも

心を病んでしまうのも

妻の悲鳴

 

物理的な怪我ではないから

外傷は見えず、「痛い。助けて」と

ならないだけ

 

 

フラバして取り乱して

感情に振り回されている妻を

ナイフで刺され血を流し苦しんでいる姿に重ねると

 

逃亡することは

助けを求める妻を

ほったらかしにして逃げること

 

無視することは

黙り込んで悲鳴を聞きながらも

ナイフを押し込むこと

 

逆切れをすることは

大げさに痛がるんじゃない!と

怒鳴りつけ

ナイフをグリグリしながら

気のせいだ

痛いのは妻の問題だとすること

 

暴言・大声を張り上げることは

いつまでもわめくんじゃない

何回もうるさいよと

大声を張り上げながら

傷口を抉ること

 

 

決して大げさではありません。

 

 

 

いくら自分のしたことを

矮小化したくとも

自責の念などから身を守りたくとも

仕方が無かったと正当化したくとも

目の前の現実から目をそらしてはいけない

目の前で起こっていることに

目をつぶってはいけない

手遅れになってしまう前に気づいて

自己保身は目を見えなくする

自己正当化は耳を聞こえなくする

 

たとえば

ある日道でうっかり通行人を撥ねてしまった時

その場から立ち去りますか?

無視をしてなかったことにしますか?

通行人が悪いと暴言吐きますか?

なんてことをしてくれるんだと

責任転嫁して再度轢きますか?

助けを求めてますよ?

それでもですか?

 

そんなことしないですよね。

声をかけ、駆け寄り

安否を気遣い、謝罪し

救急車を呼び

救命に尽力しますよね

 

罪とか償いとか

それからです

 

同じようなことです

違いは

「わかりやすい外傷がないこと」

「わかりやすく苦痛を訴えないだけ」

目に見えないだけ

 

自己保身に固執して

周りを見ないから

自分のことしか考えないから

耳を塞いでしまう

 

見えないから

気づけないから

余計に苦しめていることに

自覚が無い

 

物理的な傷ならば

時間経過で命を落としてしまう

即死だってありえる

 

目に見えない心の傷だから

物理的な死はなくとも

心が死んでしまう

 

時間が経過したとき

ナイフを引き抜くには

苦しみを軽減するためには

僕に期待しないこと

僕への関心をなくすこと

他の何かの力を借りて

僕から離れていくことを

実行すればいいと考え実行する

 

 

 

妻の心の穴が他の何かで埋まったとき

僕はもう不要の存在であり

やり直したいと懇願しても

もう妻の心に僕の入る余地はない

 

 

続きます。





※ご相談はこちらに1本化しました

https://ameblo.jp/aratametelu/entry-12859071435.html