清水エスパルスの不振とこれからに向けて | ☆「S」の鼓動☆

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エスパルスのクラブとしての指針、チームの目指すべきサッカーを「ボールを保持したアタッキングフットボール」という事を目指してチーム改革をしたものの、1年を持たずにクラモフスキーさんと契約を解除して、今季からそのチームの戻るべきサッカーを簡単に方針を大転換しロティーナを監督を招聘した。



しかし3季連続で監督交代を余儀なくされ、今季も最後まで残留争う展開になってしまいました。




ロティーナ監督は守備に定評があり、これまでJリーグでの成績は良いものの、エスパルスでは結果は出ませんでした。






エスパルスでは何故ここまで結果が出てこなかったのでしょうか?



ちょっと個人的に思った事をまとめてみました。








今シーズンにのぞむのにスポンサー様から資金提供で大きな補強をしてチーム作りをしてきました。

大きな補強をして良い選手達の補強はできたと思いますが、補強だけでなんとかならない致命点があったように感じましたし、選手の起用法にも正直疑問を感じました。


監督は就任後インタビューで守備のための守備では無く攻撃のための良い守備と仰っていましたが、蓋を開けてみたらどうみても守備のための守備をしていましたし、そこから攻撃につながるような動きやアイデアはあまり感じられませんでした。

チーム方針自体も攻撃的サッカーから守備的サッカーに大転換したことへの歪みみたいなものも感じましたし、チームを作るのに昨年まで在籍した選手の多くを冷遇すればチーム内が上手く機能するかは正直疑問でした。


いくら新監督の就任とはいえ、昨年までの主力をベンチにも入れなかった事に違和感を感じました。

開幕戦こそ逆転で勝ったものの、その後結果が出てこない状態が続いた時に陥りやすい問題があったのではないでしょうか・・・


個人的にはエスパルスに骨を埋める気持ちを持った鄭大世のような大きな求心力を持ったベテラン選手との契約を更新しなかったフロントにも不満を感じました。

新しい選手を多く獲得したからこそ、鄭大世のようなベテランの存在は不可欠だと思うし、今期のように大きな補強をした中で、昨年主力だった多くの選手がスタメンどころかベンチにも入れないのは、既存の選手達の中にどんな気持ちを抱かせたでしょうか?

そういうところを収めることができるのにもテセさんが頑張ってる姿を見せるだけでみんなが着いてくるのではないかと思いました。

確かに代表選手である権田修一は経験もありますし、素晴らしい選手だと思いますが、権田はゴールキーパーですから、本来ならフィールドプレーヤーの中にもテセさんみたいな人がいてくれたらなぁと感じてしまいます。



またロティーナ監督も結果が出てこない中で何か試行錯誤をしたようには感じられませんでした。

ロティーナ監督にサッカーを観ていると、守備ブロックを組んでボールを弾くのが目的で終わっていたところもあって、そのまま相手にボールを奪われてミドルシュートで失点をしてしまう場面が多かったし、セットプレーの失点も多かったです。


攻撃にも工夫がなくチアゴ・サンタナ頼みで、リスクを避けたいから、ボランチの攻撃参加はあまりさせていませんから厚い攻撃がなく単発で終わってしまうので、ロティーナ監督が指揮を執った32試合で無得点試合は13試合にもなっていました。

この結果が、就任後のインタビューで言っていた攻撃のための良い守備とは思えなかったですし、もう少し早く監督を代えるという判断が出来なかったのかも感じます。


テレビで中継を観ていると実況の方は昨シーズンのチーム得点の多くがセットプレーからだったというんですが、そのセットプレーのキッカーは西澤健太だったのを調べてないのかな?と感じてました。

ロティーナ監督下での西澤健太起用機会はあまり多くはなくキッカーを務める機会も少ないので当然セットプレーからの得点も増えるわけなく・・・という感じです。


また、ロティーナ監督は、自分のサッカー戦術にはめ込みし過ぎて選手の個性が消されていたところもあったと思うし、自分の基準で選手を測りすぎたのかなぁと感じるところもありました。

自分の戦術にハマらない選手と、表現できないと判断した選手は起用しないというのもみえました。


金子が磐田にレンタル移籍したのもそのあたりの思いが感じられました。


で、守備的サッカー戦術にはめ込んでも先に失点して、攻撃にも工夫がなく苦しい展開の試合が多かったです。


確かに、怪我人も大きな影響を及ぼしたとも思います。

結局ヘナトはまだ戦列に復帰できていませんし、エウシーニョ、カルリーニョスも怪我で離脱が響きましたし、守備の要鈴木の離脱は大きかったです。


しかし、鈴木が実戦復帰してからの起用も少なかったのもちょっと理由がわかりませんでした。



名将と言われているからこそのこだわりだったのかもしれませんが、ことごとく裏目に出てしまった感は否めませんし、自分には理解できませんでした。


名将だからこそ、型にハマれば結果を出せてきたのかもしれませんが・・・エスパルスではそれがことごとくハマらなかったとしかいいようがありません😢😢😢

ゴトビ監督の時にも感じましたが、約束事で縛り付けてしまうと型にハマらないとうまう行かなくなっていってしまうというのがあったなぁと思い出されてしまいました。

チャンスは作れていても決めれないという事も多かったかもしれませんが、何かがダメだと、いざという時に全てがハマらなくなっていってしまうという事は起こりがちになってしまうのではないのでしょうか?


そういう時にチームをまとめられる鄭大世のようなベテランがいなかったのも拍車を掛けたところもあったのでは?と感じてしまいます。


と、いうのがここまでロティーナエスパルスを観てきて感じていたことです。



嘆いていても、残り3試合は変わりません。

監督は平岡さんに代わりました。

なんとか残り試合勝って残留したいです。

平岡さんにも、選手達にも期待したいです。

とにかくどんな形でもしぶとくチーム一丸になって勝ち点3を奪って欲しいです。




そしてやっぱりエスパルスらしい攻撃的なサッカーというスタイルの構築を掲げて欲しいと切に願う。

そうエスパルスの応援みたいにサンバのリズムのような攻撃的サッカーがエスパルスらしいサッカーじゃないかと思う。

守ってるだけじゃ勝てないスポーツならば、やっぱり点がたくさん獲れるサッカーが観たいよなぁ🤔