清水エスパルス 2020シーズン振り返り その2 | ☆「S」の鼓動☆

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の頭文字
「S」
が鼓動する☆


前回はシステムを変えたというところまで振り返ってきました。


湘南戦で勝利してから、3バックシステムに変え試合を続ける事が続いていきました。
選手のなかにも「攻守において迷いがある。もっとやるサッカーを明確にしたい」、「準備期間が少なく、デメリットの方が大きい」という声が聞かれました。



3バックに変わり、守備の時は5バックになったチームは、試合の中でも混乱していたようにも見受けられました。
主力クラスの選手から先ほどのようなコメントが出てしまうという事態になってしまった状況は危機的状況と言わざるを得ません。



そこにはリーグ開幕戦でみせたようなサッカーをしたチームはいませんでした。



とにかく大事な場面でパスがズレてリズムを失って、噛み合わないままチグハグな形となり、先に失点して立て続けに同じパターンで失点を繰り返すというのが定番の負けパターンになりました。



そして、また4バックに戻します。
しかし、だからといってすぐに結果を出せる訳ではないですが、0-0とオルンガがいない柏との対戦でしたが、システムを変えた湘南戦以来7試合ぶりに無失点で試合を終えました。



しかし、そのタイミングでモフ監督は解任となります。


フロントは現実に即した戦いができなかった「修正能力」を解任理由の一つに挙げました。


初めて監督をする方にそれを求めるには酷がある気もするけど、プロである以上それを含めて出来なくてはならない。


正直言って目指すサッカーが変わった時点ですでに死に体だった気もします。



個人的にはあの開幕戦での試合がピークだった気がしましたし、新型コロナの影響で中断して一番痛かったチームであった気がします。

たらればを言ったらキリがないけど、カルリーニョスは多分直ぐには出場出来なかったかもしれませんが、リーグが中断されずに続いていたらどうなっていたのだろうと思っています。


2年連続でシーズン前から積み上げを崩し途中で戦術を代え、結果を出せないまま監督を代えるという愚策を清水エスパルスは行ってしまいました。



今回初めて監督として指揮を執ったモフさんに対して、大熊GMや監督経験があるコーチ陣がしっかりとフォローしていたのか疑問しかないです。




監督はあくまでもモフさんですから、責任を取る事も仕方がない事ですが、あまり現場にでしゃばるのは違うと思うけども、ある程度経験がある大熊さんはフォローできたところはなかったのでしょうか?


財政的な問題もクラブに打撃を与え、結果が伴っていないながらも補強をせず。クラモフスキー氏は、補強の面でクラブに不満を感じていたとのこと。また、自身の将来のビジョンがクラブと一致していないと感じていたようだ。
また、『ブリスベン・タイムズ』によれば、来シーズンの予算が大幅に削減される見通しであり、クラブが必要と考えられる変更をするためにサポートをしてくれないと感じ、クラモフスキー氏がクラブに契約解除を求めたとのことだ。」

というような報道がなされた事は残念であるし、今現在のところ補強は進んでいるし、この報道はなんだったのだろうか?と疑問に思うし、クラモフスキーさんは横浜F・マリノスのヘッドコーチをしていたので清水エスパルスが、マンチェスターシティグループ傘下の横浜F・マリノスのような規模のクラブのように、資金に余裕があるクラブとは違うという事を考えて欲しかった気がします。




その3へ続く...