清水エスパルス2012シーズン個人的総括 | ☆「S」の鼓動☆

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ゴトビ監督にカナダ代表監督のオファーがあるようです。
元紀には海外クラブからオファーがあります。
今季はシーズン前からフレディーの契約解除、多くの選手のレンタル・・・
それはよしとしても、シーズン中の主力のレンタルと小野の移籍と少々個人的には、イライラをまつのらされる状況があり、成績的にも波が激しいものとなりました。

ゴトビ監督のやりたいサッカーの理想像はもっともっと高いところにあるとおもいますが、選手個々の能力がまだまだ足りないのが現状です。
上手くいかないとモヤモヤがつのるものも事実だし、ゴトビ監督に対し不信感が湧いたりもしてしまいます。
結果が出ないと監督に批判が向くのは仕方ないかもしれないけど、ゴトビ監督の狙いを表現出来ない選手個々の問題もあると思います。

いい時はスムーズに行けるけど、上手くいけないとまったく機能しなくなってしまうのは、半ば無理矢理に若返りを図り過ぎた結果が招いたものにも感じられます。

それでもナビスコカップ決勝まで行けた事はひとつの成果とはいえるものでした。

でも決勝でかてなかったり、6月、7月や、ナビスコ決勝以降勝てなくなったところはやはり経験不足的な感じがします。
たら、れはの話しなですが、エダ・岩下・小野といった経験豊富な選手を上手く起用出来ていれば少しは違う景色が観れたのかなぁと考えたりもする。
アレックに関してもチーム事情があるとは思いますが、アレックが移籍後アレックがいればもう少し得点が入っていたのだろうなぁと考えたりした。
CFが機能しない状態が一年間続いてしまったのも戦いが厳しいものになった要因だった。
「タカは動きすぎる」ゴトビ監督の言葉ですがボールが収まる能力はジミー、ヒョンソン、翔など今季CFを務めたどの選手よりも高かったと思います。
一つ難点があったとすれば、怪我がちだという事でした。

ゴトビ監督はサイド攻撃を重視しパスを繋ぐサッカーをしていますが、サイドに拘り過ぎな面もあったのかなぁってみえました。
中を崩す攻撃があってこそサイドが活きるような気がします。
それと、普段の練習でミニゲームしかなかった事。
確かに、狭いところでの繋ぐ技術はかなり進歩してますが、ボールを奪ってショートカウンターも仕掛けられない。
サイドチェンジのボールの目測の無さ。
ここまで得点が少なかったのは、ミニゲームしかしてないからフルコートでの得点パターンがみにつけれなかったんじゃないかって感じます。
フットサルではないのだから、サッカーの攻撃の創造性は、ミニゲームやゴール前でクロス入れてシュートする練習では身につかないと感じます。
それと、試合に出れない選手については、トレーニングマッチを組んであげなければならないと思います。
格下のチームとトレーニングマッチをしても意味はないっていうのがゴトビ監督の言い分ですが、それは違うと思います。
試合に出れない選手達はミニゲームしか出来ない選手達の試合感はかなり落ちています。

そういった様々な問題点は感じますが、選手達はその中でやれる事はやっていたと思います。

まだ天皇杯があります。
しかし、そこまでに改善出来るところは少ないと言わざるをえない現状とは感じますが、今のエスパルスは波に乗れさえすれば強さを発揮する事が出来る若さがあります。
しかし、その若さは諸刃の剣です。
しかも、苦手長居スタジアムのC大阪という鬼門だし、その長居スタジアム2連戦でもあり厳しいものになるとは思いますが、しっかり戦い抜いてエコパ準決勝で静岡にもどり、ナビスコカップ決勝の悔しさを晴らすことと、ACL出場権獲得を目指す為に、元旦国立決勝へ向かいたいところです。