久しぶりのボロ屋での作業 | 囲 (KAKOMI)

囲 (KAKOMI)

ブログタイトルの囲は、
KA=価値有る、KO=古物、MI=見出す
頭文字に当て字で囲にしました。

古い物を同じ用途に再生したり、新たな用途にリファインして楽しんでます。

ブログ記事はテーマ別に日記として記録していきたいと思います。

2021年3月21日



今日は1日雨の予報でしたので作業が延び延びになったていた棚修理をボロ屋で行ってきました。




棚とは1ヶ月前にリバーサイドさんでうちの奥さんが気に入って頂いたものです。





パッと見は綺麗なんですが、実用となると幾つか修理が必要です。




真っ先に作業に取り掛かったのは左右の扉から。




何を修理するかと言うと。




扉中央のガラス窓の枠。





表からでは見えないのですが、裏からではこれ↓





反対側も同じくこれ↓





いくらなんでもビニールテープで止めているのはカッコ悪いし危ない😓




このままでは作業が出来ないので扉を外しますが、取付けスクリューの頭がマイナス😓





古いスクリューはプラスじゃなくてマイナスなんですよね💦




サイズの合うマイナスドライバーがあったので、ホッとしました。




いよいよ、修正作業ですが、本格的な大工さん仕事は出来ませんので応急でガラスを固定します。




ガラスの厚さは2mm、扉枠の段差が5mm




2mmと3mm厚のベニヤ板で作成します。




ガラス厚と同じ2mm厚のベニヤ板でガラスの横ズレ防止を作り、3mm厚のベニヤ板でガラスを固定します。





2mm厚のベニヤに3mm厚のベニヤをボンドで接着。




接着後、古本数冊をベニヤ板の上に載せて重石代わりにします。





ボンドが乾くまでの間に次の作業に入ります。




次の作業は扉下の引出しのズレ修正です。





閉まっている様に見えますが、中央部が1-2mm、左右が4-5mm程飛び出してピッタリと閉まりません。




引出しが閉まりきらない原因は引出しの裏にありました。




↑は解りづらいですが引出しの敷板が裏側ではみ出しています😓




ただ、無闇に面まで切ってしまうとストッパーが無くなり引出しが奥まで入ってしまいますんでカットの位置確認が必要です。




それに輪をかけ、左右と中央部との差は棚枠が中央部が膨らんでいるのと引出しの中央部が混んでいるんで歪んでるからですね💦






歪みをとるのは大仕事となるので何とか辻褄が合うレベルの修正をします。



左右の引出しの突起量を計測して、それよりも若干小さめにして、初めにカッターでカット線を作り、その後ノコギリでカットします。





カット後、引出しを棚に入れて確認。





中々良い感じに治りました✌️




引出し修正作業の間にベニヤ板のボンドも乾いた所で下地のニス塗りをします。





表はついてで、裏側や縁を重点的にニスを塗りつけます。




ニスも乾いたと所で組み付け。





大工さんだと扉枠に凹を作り、ガラス枠に凸を作って扉枠に差し込むんでしょうが、そんな技も材料も工具も無いのでガラス枠の固定はタッカーで固定しました。



裏側なんでこんなもんです。



固定出来たら枠をニスで本塗りです。




夕方までにニスが乾かなかったので組み付け作業はまた今度ですね。



残った作業は扉の組み付けともう一つ。



棚奥の壁板の隙間修理となります。



次の作業はまた来週ですね。