49.罪・堕落とは人間の改造(3)人を悪魔化させた動機 | 和敬清寂 ~書かぬが仏~

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■罪・堕落とは人間の改造

1 47.罪・堕落とは人間の改造(1)
2 48.罪・堕落とは人間の改造(2)悪魔が自然界の力を悪用

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■ルーシェルの限界

天使長ルーシェルは万物に過ぎず、自律性も創造性も付与されていない。自ら新しいものを創造する能力は無い。


人間を悪魔化すれば、彼等は自主的に新しい悪事の手法を創造し、徹底的に神の摂理を破壊する事が出来る。

しかもそれらは人間のやった事で、ルーシェルは直接の責任を負わない。


ルーシェルにとって、これほど有り難い存在はない。


たとえルーシェルが捕らえられても神の摂理妨害を継続し続ける事が出来る。ルーシェルがいなくても、悪が無くならないのはそのためである。



■遺伝子操作の方法

現代の遺伝子操作は改造したウイルスを使うのが一般的である。


方法は、病気を起こさないウイルスを作って新しいDNAを組み込み、人の体に移植する。すると、ウイルスが持ち込んだ新しいDNAがターゲットとする細胞のDNAと組み変わり、遺伝子操作が完了する。


1 まず、ウイルスを作るために、「ウイルスを作り増殖する」という情報を持ったDNAを作る。

 前回指摘した、物質が持つ膨大なエネルギーを、ミクロの物質に集中的に物理的作用を与えてDNAの変異を起こさせる。

ウイルス


2 作成したDNAを細菌の中に入れると、DNAの命令に従って細菌からウイルスの部品を作り、その部品を組み立て新しいウイルスが多数作られる。するとウイルスはその細菌を壊して逃げ、他の細菌を見つけては増殖を繰り返す。


3 そうしてできあがったウイルスを使って遺伝子操作用のDNAを体内に送り込んでやれば、世の中で行われているような遺伝子操作ができるし、万物をいくらでも改造できる。


ルーシェルはアダム・エバだけに限らず、遺伝子操作による人間改造をたびたび行い、悪魔性に磨きをかけた民族(漢民族など)を作っていったのである。


悪魔が撒いた種が歴史上のあらゆる問題として現れている事を考えると、悪魔は人類始祖の堕落に関して獣姦、近親相姦などあらゆる事を行っていた可能性があり、聖書が記述している人類始祖の堕落にはもっと複雑な経緯があった事が考えられる。


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