抑圧と投影
先日、心理学の話しで面白い話しを聞いた。人は感情を抑圧すると潜在意識レベルで抑圧しているとだったかな。。聞きかじりだからちょっと表現は違うかもだけど。潜在意識レベルで抑圧している感情が現実に投影される。これ、すごく面白い。と思ってしまう私は心理オタクに足を突っ込みかけているのかも。。まさに、まさに。その通り。自分の感情を観察してみると明らかに、投影。誰かの言動、言葉にモヤモヤした感情の下には…あるある。嫉妬や羨望。私もそうしたいのに、できない。羨ましい。私だって…。私は学校ヒエラルキーの言ってみれば下位だったと思う。いわゆる陰キャ。目立つ陽キャの人生楽しんでいる組(私にはそう見えた)に勝てるのは勉強だけ、そう思ってたのかな。。。勉強はガリ勉して、いつのまにか私は自分自身が勉強好きだと自分に思い込ませていた。けど、潜在意識の蓋を開けてみれば私は学校の勉強なんて全然好きじゃなかった。精神的に追い込まれると必ず決まった夢をみる。テスト前。全然勉強してない。どうしよう。毎回この夢をみるときは息が苦しくなって目が覚める。私はもっと楽に生きたい。きっと潜在意識ではそう願っていたんだと思う。その気持ちを自分で強く封じ込めた。。。。抑圧。昔から人が集まる飲み会、BBQが苦手。決まって会が終わった後にモヤモヤして一人反省会。あの時あんなこと言って嫌な気分にさせてしまったかな。目立つ人に上手く絡まなかったつまんないやつって思われたかな。私はそんなこと気にしないで飲み会を純粋に楽しめない。だから、飲み会で楽しそうにしている陽キャの人を見ると嫉妬する。私にはそれができないから。私だってもっと楽しみたい。私だって細かいこと気にしないで楽に生きたい。人生を楽しみたい。高校生を卒業して、社会人になってから自分が通学に使っていた電車の中の風景を見て思う。進学校の制服の子は友だちとはいるけどお互い参考書とにらめっこ。もう一方の就職や専門学校に行く子が多い高校の子たちは楽しそうに友だちと話し込んでいる。どっちが幸せなんだろう…。自分にたくさん我慢させて全然勉強しないチャランポランに見える人たちと一緒になりたくなくてちゃんと勉強してないと将来終わりだと思ってた。ヤンキーと同じ高校なんて絶対行きたくなかったし、そうなろうものなら人生終わりだと本気で思ってた。追い立てられるように恐怖心から勉強していた。そして今もその恐怖心は潜在意識から消えておらず投影として現れては私を脅かす。ヤンキーは父親の投影。そして私は未だにヤンキーが大嫌いだ。本当に嫌い。ああいう人種。きっとこれは私の潜在意識の投影。抑圧の結果。私はもっと自分勝手に振る舞いたい。人にも強い態度を取りたい。父親は自分勝手でヤンキーのような一面があってそれが昔から大嫌いだった。目立ちたい。強くありたい。人から一目置かれたい。私はこれを抑圧している。中学生の頃、高校生の頃グレられるものならグレたかった。でも不良と言われる人たちが嫌いでグレることすらできなかった。小さかった頃の私が暗い部屋で勉強机に向かって俯いて座っている。寂しそうな後ろ姿。もう、いいんだよ。今までよく頑張ってきたね。あなたのおかげでここまでこれた。認めて欲しかったんだね。もう、好きなことしてもいいし楽にしてていいからね。誰も馬鹿にしたりしない。充分頑張っているよ。お父さんもお母さんも大人のあなたもあなたがどれだけがんばってきたかよく分かっているし、頑張らなくても愛してる。どうか思い出して、こんなにも愛されていることを。ありがとう。何度でも会いにくるよ。頑張りやのみーちゃん。もう大丈夫だからね。