今年も秒読み | ぴーやんのブログ

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今年は年初からバタバタし、妻の手術、娘の結婚と悲喜交々の

1年だった。来年は少し落ち着くといいのだけれど。

 

12月の読書の読書です。

「南沙織がいたころ」    永井良和     読了

南沙織がアイドルとして活躍していた頃について、

資料をもとに「異色アイドル」としての、状況、世情について解説

 

「亡国スパイ秘録」     佐々淳行     再読了

現在、国会でスパイ防止法が叫ばれる中、それ以前から憂国の士として

日本の国益を守ため働いていた著者の考えを詳細に語る。

 

「完全版 下山事件 最後の証言」  柴田啠孝  読了

戦後の情勢不安定な中、国鉄総裁 下山定則が殺害された。

不可解な警察の捜査、GHQの動き。600ページにわたる

手に汗握る展開の数々。著者は犯人について理解したようだが、

回答は読者に任される。下手なミステリー小説より面白かった。

 

「古墳時代の歴史」   松木武彦      読了

以前、読んだ別の本でも書かれてあったことだが、古墳時代の頃からの

日本を知ろうとすると大陸(中国、朝鮮半島)情勢を無視して語ることはできない。

著者が読者にもわかりやすいように編年体での記述を心がけて記述してくれているので、

わかりやすく読めた。

 

「継体天皇 分断された王朝」   関裕二   再読了

ヤマト朝廷成立の謎に迫る越(福井県)からやってきた天皇の謎について

当時の各地の色々な力関係も考慮し、大胆に解説。

 

「教養としての神道 生きのびる神々」  島薗進    読了

時の権力者たちの方針で神仏習合、神仏分離が進む中、神道がいつ頃

始まり、一度は国の中心宗教となった仏教に飲み込まれながらも

今に続いている状況を丁寧に教えてくれる一冊

 

「ジャンヌ」   安彦良和          読了

ジャンヌダルク本人ではなく、その人生を追体験するかのように

歴史に翻弄される少女の物語。

 

2025年本年の読書冊数は71冊でした。

 

来年はもう少し状況が許せば外に出て行きたいなと思います。

みなさん、良いお年を。