「アンダーグラウンド」 村上春樹 6冊目再読了
ここ2、3年の間、読み返そうと思って躊躇していた大作をやっと読み終えた。
総ページ数727ページ、そのほとんどが2段組のノンフィクション作だ。
1995年というと個人的には阪神大震災なのだが、その日から2ヶ月後の
3月20日に地下鉄サリン事件は発生した。
その時、現場に居合わせた人々から丹念にインタービューを行い、
あの時、現場で何があり人々はどう行動したのかが克明に描かれている。
あれから24年が経ち、教祖 麻原彰晃こと松本智津夫を始め
教団関係者が多数、刑に処されているとはいえ、
あの事件で亡くなられた方々、またはその家族、
後遺症を抱えて生活されている方々がまだいる限り、
その罪は償いきれるものではないだろう。
言葉で言ってしまえば誰にでも言えることではあるが、
あのような事件は「2度と起こしてはいけない」ことなのだ。
