臨死体験シリーズ第3弾(年初5冊目)「臨死体験(下) 立花隆 臨死体験シリーズの手持ちの3冊目の読了。下巻は主に体外離脱のエピソードとその解釈を現実存在説と脳内現象説を中心に話が展開する。特に脳科学的に解釈を紹介しているところは、非常に興味深く改めて面白いと思った。最終的にはどちらの説でも説明がつかない事象が残るため、判断は読者に委ねられているのだが、本が書かれてから時間が経っているが、恐らく今現在でも決着はついていないと思われるので納得の結末である。読み応え十分のシリーズであった。