「つばさ」の戯曲とは直接関係ありませんが、今回の上演で重要なテーマの一つとして使おうと思う詩「青い空を」(原文と訳詞)を紹介します。
1960年韓国、李承晩政権を打倒した四月革命(通称「4.19」)をモチーフに創られたもので、
「韓国現代詩の一つの到達点」とも評価される有名な詩です。
公演に際しルンヒャンに曲をつけてもらいました。もちろん歌ってもらうつもりです。
1972年の南北共同声明からさらに遡って1960年の4.19。
現在(いま)と繋ぎ、結び合わせたいと目論んでいます。
푸른 하늘을
김수영(1921∼1968)
푸른 하늘을 제압하는
노고지리가 자유로웠다고
부러워하던
어느 시인의 말은 수정되어야 한다.
자유를 위해서
비상하여 본 일이 있는
사람이면 알지
노고지리가
무엇을 보고
노래하는가를
어째서 자유에는
피의 냄새가 섞여 있는가를
혁명은
왜 고독한 것인가를
혁명은
왜 고독해야 하는 것인지를
青い空を
金洙暎(キムスヨン)
青い空を制圧する
ひばりが自由だったと
うらやんだ
ある詩人の言葉は修正せねばならぬ
自由のために
飛翔してみたことのある
人なら分かってるさ
ひばりが
何を見て
歌うのかを
どうして自由には
血の匂いが混じっているのかを
革命は
なぜ孤独なものなのかを
革命は
なぜ孤独でなければならぬのかを