上演で重要なテーマ | 劇団アランサムセ

劇団アランサムセ

1988年に6月に結成された、在日コリアンの劇団です。
主に新宿タイニイアリスで公演しています。

「つばさ」の戯曲とは直接関係ありませんが、今回の上演で重要なテーマの一つとして使おうと思う詩「青い空を」(原文と訳詞)を紹介します。

1960年韓国、李承晩政権を打倒した四月革命(通称「4.19」)をモチーフに創られたもので、

「韓国現代詩の一つの到達点」とも評価される有名な詩です。

公演に際しルンヒャンに曲をつけてもらいました。もちろん歌ってもらうつもりです。

1972年の南北共同声明からさらに遡って1960年の4.19。

現在(いま)と繋ぎ、結び合わせたいと目論んでいます。

 

 

푸른 하늘을

            김수영(1921∼1968)    

 

푸른 하늘을 제압하는

노고지리가 자유로웠다고

부러워하던

어느 시인의 말은 수정되어야 한다.

 

자유를 위해서

비상하여 본 일이 있는

사람이면 알지

노고지리가

무엇을 보고

노래하는가를

어째서 자유에는

피의 냄새가 섞여 있는가를

혁명은

왜 고독한 것인가를

 

혁명은

왜 고독해야 하는 것인지를

 

 

青い空を

金洙暎(キムスヨン)

 

青い空を制圧する

ひばりが自由だったと 

うらやんだ 

ある詩人の言葉は修正せねばならぬ

自由のために 

飛翔してみたことのある

人なら分かってるさ 

ひばりが 

何を見て

歌うのかを 

どうして自由には

血の匂いが混じっているのかを 

革命は 

なぜ孤独なものなのかを

革命は

なぜ孤独でなければならぬのかを