平川美穂のパステル画 その23


伊勢型紙 おもしろ源氏物語図典 &ギャラリーあらくさ通信

パイイエンヌ通りRUE PAYENNE 75003 巴里3区


2013年8月8日 文平川美穂―何年か前の建物は跡形もありません


 酷暑続きの巴里でデッサンにも出られませんでした。やっとこの日は前夜の大雨のお陰か一息をつける心地良い日和となりました。


 この通りはもう何年も前に描いたことがありますが、その時の建物はすっかり変貌してしまい跡形もありません。今日描いた場所はその隣の壁です。


 ピカソ美術館からそう遠くない所ですので描いている途中 観光客から美術館は何処と度々訊かれました。場所を教えた後 来年の春まで工事で閉館と言うと皆残念そうな顔をしていました。


 この壁と隣り合ってレストラン、カフェがありここの女主人が何度も見に来て「あぁ 自分もデッサンができたらナ~」と言うので私は描きたいから描いているだけです。描いてみたらと話したら「何だかそういう意欲を貰っただけでも嬉しい!何か飲み物持って来ましょうか」とのことでしたが、手はパステルで真っ黒なのでお断りしました。


 描き終わって通りすがりの人に時間を聞いたら17時半とのことでちょっとびっくり。確か12時頃から描き始めていたので急にフラフラ?になりました。


平川美穂のパステル画 その23


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ノルマンディ通り RUE DE LA NORMANDIE 巴里3区


サーカス場の持ち主の紳士に声をかけられた・・・2013年7月5日  文 平川美穂


 久しぶりの太陽が出て暖かな今日。デッサンに出たいという意欲が出てきました。

この前散歩がてら描いてみたいなと思う場所に行きました。残念ながら道路工事中でした。何時工事が終わるのかと聞いたら今日中で終わるとのことで出直し。その近くを歩いて見つけたのがこのノルマンディー通りです。3区は通りが沢山交差していて歩くのはとても楽しい所です。方向音痴の私は何度も行ったり来たりで頭の中が真っ白く?なるくらいです。


 ほとんど描き終えたデッサンを目にしたフランス人のお年を召した男性が”すばらしい!”といってくれました。その言葉の後:”CIRQUE D’HIVER***(冬のサーカス)を描いてくれるか?買う!”の一言。

私の”場所は知っているけれど 描けるかどうかは見てみないとちょっと分からない”との答えは無視で名刺を取り出し”ここに電話するように“と云って去って行きました。


 デッサンを描き終えて帰り仕度を始めながら可愛い小さな孫?の女の子と一緒の通行人の男性に今何時かしらと聞いたら、いきなり“一銭だって持っていない!”と侮蔑の視線。呆れた私は声を高上げ”私は時間を聞いただけなのにこの男性は私がお金を強要したように思っているらしい!”との言葉を投げ返しました。慌てて早口で時間を告げ孫の手を引っ張るように速足で去って行きました。


***CIRQUE D‘HIVER(冬のサーカス)とは

デッサンをしたこの3区と11区は繋ぎあっています。このノルマンディー通りとサーカス場のあるAMELOT(アムロ)通りはTEMPLE(タンプル)大通りを境に位置しています。

150年ほど前にナポレオン3世により建てられたサーカス場で一時はナポレンサーカスと呼ばれていたそうです。シャンぜり並木道に以前は夏のサーカス場というのがあったのでそれに対応するよう冬のサーカス場と名称。BOUGLIONE(ブーグリオン)兄弟がこのサーカス場の持ち主になったのは1934年以来。

名刺を手渡してくれたEMILIEN BOUGLIONEは責任代表者。


最新 平川美穂のパステル画 その22


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マザリンヌ通り RUE MAZARINE  巴里4区


来年個展予定のカフェーを描く 2013年7月13日 文 平川美穂


今日はそれほど暑さが気にならなかったのでデッサン日和と思い、ちょっと何時もより遅くでしたが12時過ぎに家を出ました。

来年2014年3月から4月にかけて一ヶ月間個展を催してくれるカフェー、バーはラテン地区の真ん中、オデオン座のすぐ側にあります。

このカフェーは前から描きたいと思っていたので、ここを描いて個展のポスターにできるかなと思いながら出かけました。


何時ものように坐り込みデッサンをはじめたらカフェーの若き経営者の1人、クリストフが描いている私を見て手を振りながらやってきました。デッサンを描き終わったら見てもらいますと言ったら飲みたいものは無いか、何でも今すぐ持ってくるとのことでしたが丁寧に断りました。


この辺りは観光客も多いですが英語圏の人たちが好んで住む界隈です。”ハロー”と声をかけてくれる人が多いです。


デッサンを終えカフェーにさよならのついでに見ていただきたく持って行きました。とても感激して親指を立て“トップ!”と発言。これをポスターにしたいといったら何故か”まさか!”とのこと。嬉しくて有難うの表現だと思います。


今、何時と聞いたら18時10分とのことで我ながら腰の痛みも感じることなくよく長時間座っていたものだとビックリ?でした。


48年前の今日のこの日7月13日に巴里に着きました。巴里祭の前夜祭です。毎年のことですが幾つかの消防署でダンスパーティーを催します。今年も私の家の側にある消防署で21時から翌朝4時まで踊りに来る人達で行列です。

以前は行列などつくることは無かったのですが、このところ何年も前から大分様子が変わってきました。消防署の人達もいろいろ飾り付けで大活躍。

この日に家事があったら出動するのかしらと何時も不思議におもっています。

近くに住む我々は早くから窓を閉め切って耳栓をしたいくらいの状況です。