平川美穂のパステル画 その27
ギュミッテゥ通り 巴里4区 RUE DES GUILLEMITES
2013年8月19日 文 平川美穂
マレー地区のこの通りは何年か前に古い大きな木の扉に惹かれて描いたことがありますが、もう面影もありません。
描こうと思って地べたに座りだしたらバタンバタンと頭の上から音がします。立ち上がってみたら4階の家の窓から絨毯を広げほこりを掃っているところでした。丁度止めてあったバイクに乗り動き出そうとしていた男性が「酷いことをするナ~。黙っていないで抗議をした方が良いよ。」と私に言ったのですが「多分 私が座っているのに気がつかなかったのでしょう。」と答えました。もともと窓から埃払いをすること自体許されないのですから何か言っても疲れるだけです。
描いている建物の最初は閉まっていた窓が開き放され食器の音と共に英語で話し合っている声が響きます。
通りの右側に小公園があり小さな子供達の笑い声が聞こえます。


