`巴里全部の建物を描くのか‘と尋ねられ・・・


伊勢型紙 おもしろ源氏物語図典 &ギャラリーあらくさ通信


シテ デ トゥロワ スゥール  巴里20区


美穂画伯のコメント 今日は復活祭の月曜日ということは旗日なのですが、年金生活に入っていると日曜日も旗日も忘れがち?郵便局に行き切手を買い、その後予約はしていなかったのですがもし可能であれば髪結いさんに行くつもりでした。郵便局は閉鎖、その時点でああそうかと思い、でも念のため髪結いさんはと思いましたが矢張り閉まっていました。という訳で、今日も夏のような暑さでしたので、好天気の続くうちとおもいデッサンに出かけました。

土曜日に行った同じ界隈に行ってきました。ここは行き止まり小路なので自動車には邪魔されないと思い選びました。描いていたら男性が`巴里全部の建物を描くのか‘と笑いながら話しかけてきました。‘そんなことないど‘と答えたら ‘でも昨日もこの辺を描いていたでしょう‘とのことでした。


猫式部の独白 随分前にスケッチと文章を頂いていたのですが、身辺雑多のためご紹介が遅れてしまいました。申し訳ございません。久しぶりの美穂画伯のパリのスケッチです。美穂画伯は46年ものパリ暮らしで、日本人のパリジェンヌとも言われる方なのですが、ふっと「髪結いさん」なんて呟かれて、なんと奥ゆかしい。

‘巴里全部の建物を描くのか‘と尋ねられるのもおかしいですね。その男性は美穂画伯の気迫のようなものを感じたのでしょうね。わたくしも是非パリ中を描き尽くして頂きたい、と期待いたしますわ。




伊勢型紙と和紙で制作した詩画集『月を招いて』


伊勢型紙 おもしろ源氏物語図典 &ギャラリーあらくさ通信


皆さまこんにちは。猫式部でございます。先に予告しましたように、この度ギャラリーあらくさの3周年を記念いたしまして、伊勢型紙で制作した「源氏物語絵巻」の詩画集を先着30名様に進呈したいと思います。ただし送料分340円はご負担くださいませ


伊勢型紙 「源氏物語絵巻」・詩画集『月を招いて』とは・・・2000年10月刊行。 48ページ。 伊勢型紙と和紙による場面のうち カラー版12枚、モノクロ6枚の作品。 各場面をイメージした詩篇23篇。 頒価3000円 というものです。


ドナルド・キーン氏のお言葉・・・ドナルド・キーン氏は著名な日本文学研究者で、最近ついに日本に帰化されました。このニュースはとても感動的。日本にとってうれしいことですね。作者はこの詩画集を上梓した際、1冊をキーン氏に贈呈いたしましたの。すると、なんとキーン氏から思いもかけずお葉書を頂戴しました。とても達筆な日本語で「前略 『月を招いて』を頂きましてありがとうございました。大変美しい御本です。伊勢型紙に色があることを存じませんでしたので特に気に入りました。・・・」と書いてありました。以来そのお葉書は作者の宝物、励ましの泉となったのでございます。キーン氏のやさしく偉ぶらないお人柄がしのばれるのでございます。


ご希望の方は・・・送料340円同封の上、下記あてにお申し込みくださいませ。


〒486-0811  愛知県春日井市東山町5-4-17  野田方   ギャラリーあらくさ  

シテ デュ ボーアール(巴里10区)  パステル画


伊勢型紙 おもしろ源氏物語図典 &ギャラリーあらくさ通信


猫式部独白  実に久しぶりのパリのスケッチをお届けします。と言うのもパリの冬は寒く、出かけてスケッチには向きません。ようやく暖かくなってきて、美穂画伯の活動再開です。その間に東日本大震災が出来して、パリ在住の日本人として心を痛められました。こんなこともあったそうです.街を歩いていると突然見知らぬフランスのご婦人に「あなたは日本人か」と声をかけられ、そうだと答えると両腕で抱きしめられて、慰めの言葉をかけられました。また、美穂画伯のアパートのあるご婦人は子供服2~30着を日本の被災地にと教会を通して寄付されたそうです。フランスの人の懐の深さがしのばれるいいお話ですね。リアルタイムでパリ風景のスケッチが見られるこのコーナーをお楽しみに!


ところで上のパステル画の鮮やかなローズピンクが何とも魅力的です。2階のバルコンの手すりのさりげないブルーもアクセントになって、何でもなさそうなパリの下町の街角を印象づけます。


美穂画伯のコメント 昨日(5月2日)は今年初めてのデッサンに出ました。10区の東駅に近い小道で描いていたら、帽子を斜めに被っているお兄ちゃんが携帯電話の画面で自分も画を描いているのだと何枚も見せてくれました。この近くに知っているバーがあるからそこで展示をしたいのなら話してみるといってくれました。私の画は明るく採光が良い所でないとダメなのでバーでの展示は無理でしょうと丁寧に断りました。いろいろ面白いですね。