シックで典雅なガラスの花


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美穂画伯のコメント  今朝(7月12日)の巴里は寒いくらいです。朝から雨です。バルコンの水撒きは必要ありませんが。


昨年 巴里のあるグループ展で展示をしていたときにフランス人のカップルが見え、いろいろと話をしているうちにご主人がステンドグラスを教えているということが分かりました。前々からやりたいと思っていたので是非お願いしますと頼み、アトリエに通い始めたのが昨年11月頃だったでしょうか。


ここは第二次大戦ユダヤ在郷軍人とその子孫援助会というところでステンドグラスの他に沢山イベントを催しています。コーラス、絵画教室、詩の朗読、ブリッジ、歴史勉強会等があります。中央ヨーロッパの人たちが中心に維持している会です。ステンドグラスを習いにきている人たちは私のように年金生活に入っているのがほとんどです。10人くらいの生徒数ですが、当時の仕事の関係で講演や教育関係、あるいは単に旅行で日本へ行ったことのある人たちが何人かいます。



この作品は毎週月曜に行きほぼ六カ月をかけてきた私の最初のステンドグラスです。皆に手伝ってもらっての作品ですが完成した時はとても嬉しかったです。何度もガラスを切るときに指もついでにという感じで血だらけ?になったり、鉛を拭く時はゴム手袋 マスクをかけても指も顔も黒々となった感じでした。


7月から9月まで夏休みでアトリエは閉まっていますが、又皆と一緒に創作出来るかと思うと楽しみです。


猫式部独白  教会の壁面いっぱいのステンドグラスが陽の光に輝く時、その美しさ荘厳さといったら例えようがありません。その制作は大変な労力が掛かるとは聞いてはいましたけど、美穂画伯の体験談でよくわかりました。そのご苦労の甲斐があってわたくしたちはすてきなステンドグラスを拝見できました。色合いがとてもシックで特にコバルトブルーの美しさが印象的だと思います。今後どんな作品が見れるか皆さまもお楽しみに。  


描いていたら目の前に乗用車が・・・


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平川美穂制作 RUE POPINCOURT PARIS 11EME(パステル画)


美穂画伯のコメント 昨日もデッサンに行って来ました。

例のごとく11区の古い建物を描いていましたら私の目の前に乗用車が止まりました。前後に場所があるので少し移動してくれるよう頼んだら、主人の方が ‘NON‘ という回答で 先ずびっくりしました。 ‘こんな建物を描くのに何の意義があるのか!‘とのこと。奥さんが ‘モーリス(主人の名前)、動くことはないよ。ここに駐車する権利はあるのだから‘とこれ又びっくり発言。こういうことをいう人たちと話あいをする必要はないので、立ち上がって車の上から描き終えました。いろいろありますけどね・・・。


猫式部独白 上のスケッチは、路地裏らしい建物の一角。強欲で無知な男は‘こんな建物を描くのに何の意義があるのか‘ですって。そこに美穂画伯の目は注がれ、リアルで詩情あふれるパリの下町風景が描かれました。歳月が塗り込めた複雑な壁の色調や綻びはここに暮らす人たちの生活の息遣いが感じられるようです。

それにしてもパリ中を描き尽くそうという勢いの美穂画伯は、いろんな障碍に遭遇されますけど(大体において好意的のようですけど)、タフに乗り越えていってくださいませ

三人三様の「源氏物語絵巻」展です


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猫式部でございます。

ただ今、ギャラリーあらくさで開催中の展示をご紹介申し上げます。

和紙と伊勢型紙で制作する「源氏物語絵巻」。実はその制作はとても根気のいる緻密な作業でございまして、厖大な時間がかかるのです。そして彩色にどんな色合い,紙質の和紙を使うか、型紙の線の彫り方、目・鼻・口の配置の仕方などで、各人の個性が出てきます。同じ場面を作っても印象が違ってきますの。


三人(多分五十代の女性・多分後期高齢者に近い男性と女性)による源氏絵はいろいろな発見があって面白いと思いますよ。6月いっぱいやっております。どうぞご覧くださいませ。