伊勢型紙 おもしろ源氏物語図典 &ギャラリーあらくさ通信 -29ページ目
パリの下町のうらぶれたホテル
RUE JACQUARD(ジャカール通り) PARIS !!EME(巴里11区)
美穂画伯のコメント メニール通り近くに面している通り。
黒ずんだ灰色壁のホテル。何だかパッとしない色のホテルだなと思いながら描いていました。側に男性がやってきて
「このホテルの持ち主は建物の色を一新するように我々?は何度も言っているのに耳を貸さないんだ」とそれだけ言いて去って行きました。。
猫式部独白誰が見てもうらぶれた灰色の壁、ところどころ壁が剥がれおち、ひびが走っている。これぞ下町のホテル!一昔前のフランス映画に出てきそう。持ち主は「壁を塗り替えたら」という周りの雑音に耳を貸さない。
どんな人たちが利用するのかな。部屋はどうなっているんだろう。わたくしはそんなことを考えまして、そこはかとない郷愁を感じたのでございます。はい。 ボージラール通り―パリで一番長い通り
ボージラール通り 巴里区(RUE DE VAUGIRARD PARIS 6EME) パステル画この通りは6くと15区に渡り巴里で一番長い通りです。全長4、3km.
リュクサンブルグ美術館やフランス上院を囲っている柵を背にして向かいに見える建物を描きました。青色に惹かれました。『人形の家』と店看板に記してありました。「アラ、パステルね」と側にやってきたマダムが声をかけてくれました。大変年を召された方で朱色のマフラーをサラッと首に巻き杖をついていました。まァ 何と品の良いマダムかしらと思いました。
ほとんど描き終えた頃「どれどれ私の店をどのように描いてくれたのかな」といいながら男性が通りを渡ってきました。パステル画を見ながらいろいろはなしをして「自分は古い人形の売買をして鑑定もするんだ」と説明してくれました。「この画は額に入れるのか」と訊かれたので「このパステルを元にして油絵を描きます」と言ったら「是非油絵を見せて欲しい」とのことですので、出来あがったら一つ私の所に小さな日本人形があるので鑑定依頼がてら伺うかもしれません。 さようなら ヴェニス

>猫式部のお詫び
折角佳境に入っていた美穂画伯のヴェニス旅行記、長らく中断してしまいました。心よりおわび申し上げます
制作者Nに伊勢型紙のカレンダーの注文がありまして、滅多にないことゆえ制作者Nは大張りきり。
と言え何しろ時間がなく日を夜についで没頭したのでございます。これからブログを再開させますのでよろしくお願い申し上げます。
9月16日
今日も快晴。サンマルコの郵便局で昨晩書き終えた絵ハガキを投函。
フォルモザ教会地区に向けて歩いていたら途中気に入った場所があったので会談の隅っこに座る。観光客が沢山通る所なので悪いかナと思いながら描き始める。日本人の団体客もいて『画を描くというのも大変なことネ』と独り言なのか 私に向かって言っているのかナという光景も。
サンマルコ広場はどっち?とアメリカ人に訊かれた。方向音痴の私でしたが無事回答できホット?
描き終えて まだ時間があるのでもう1点と思って歩き出したがMOZ(私の可愛い可愛い猫ちゃん)の世話をしてくれている友達のお土産を探すことにした。
9月17日
鍵を返すのでカルロと10時にアパートで待ち合わせ。朝早く起きて立つ鳥跡を濁さずで綺麗に掃除。10時を過ぎてもまだ来ない.携帯をしても不通。カルロのアパートのドアを叩いても反応無し。不安になり外に出て建物の前に立つ。丁度男性がこの建物に入りかけたのでカルロを知らないかと訊いたらすぐに電話連絡をしてくれた。」私戸の約束を忘れていたとのこと。何処からかフーフーいいながら階段を登ってきた。『冬だったらアパート何時でも空いていますよ。又来てください。』鍵を渡してさよなら。
リティアナが毎朝朝食をとるカフェーに会えるかなと思いながら行ってみる。『絶対来ると思っていたのよ』と大きい笑顔で迎えてくれる。何とお土産まで用意してくれていた。陶器の猫ちゃん。『MOZにね』ときれいに包装してある包みを渡してくれた。嬉しい。今度会えるまでリティアナ元気にしていてねと心から思った。
お昼はカルロがここは美味しいよと云ってくれた船着場の側の矢張り魚料理のレストランに入る。青空を見ながらゆっくり最後の食事。。食べている人たちも皆にこにこ。
帰りの飛行機もⅠ時間遅れで離陸。青空で暑いくらいのヴェニスからろロワシー近くになったら円窓に水滴がぽたりぽたりと付いていた。

