5月17日に訪れた葦毛湿原の続きをアップします。
葦毛湿原の入口まで来ました。
ここまでの岩崎遊歩道はほぼ森の中でした。
ここからは湿原なので日差しを遮る樹木はほとんどありません。
葦毛湿原(イモウシツゲン)。
東海の尾瀬とも呼ばれる葦毛湿原の入口です。
先ず東の沢を北上。
早速黄色の花を見つけました。
ハンカイソウ。
樊噲草と難しい字を書きます。
「樊噲」とは漢の太祖劉邦に仕えた武将の名です。
葉も大きく切れ込みの多い複雑な形をしています。
なぜこの名付けかは知りませんが、湿地に咲くキク科メタカラコウ属の多年草です。
ヤブデマリ(藪手毬)の白い花はいつの間にか実が茂っていました。
東の沢をさらに上流にこの杉林を越えると湿原が開けてます。
ミカワバイケイソウの群生がありますがほとんど終わっていました。
1本だけ残っていたミカワバイケイソウの花。
バイケイソウの群生地から葦毛湿原とその東の豊橋市街を望む。
沢を下り葦毛湿原に戻ってきました。
ウメモドキ、僅かに残っていた小さな花。
湿原に咲くミヤコイバラ。
ノイバラかもしれません。
ミヤコイバラ?
ナツハゼ
雄蕊の目立つ白い花が咲いていました。
サワフタギだろうと?
サワフタギ。
サワフタギとクロミノニシゴリはよく似ています。
ネジキです。
漢字で書けば「捩木」、ツツジ科の落葉低木。
ネジキの白い花。
ドウダンツツジのような白い花です。
トキソウは終盤です。
ラン科トキソウ属の多年草です。
漢字で書けば「朱鷺草」、花の色が朱鷺に似ているのだそうだ。
草叢の中にひっそりと咲いてました。
モウセンゴケがニョキニョキ。増えてきましたね。
ネバネバの粘毛見えますか?
食虫植物です。粘毛についたミジンコなどを栄養源とする。
こちらはトウカイコモウセンゴケ。
どちらのモウセンゴケも花茎が伸びて小さな花が咲きますよ。
最後に葦毛湿原の木道です。
2023-5-18 葦毛湿原にて
次回訪問はおそらく6月末頃かなぁ!
もうミミカキグサが見られるかもしれないです。
そのころまでにはもう少し腕を磨いて小さなミミカキグサが撮影できるようにしたいです。
2023-5-17 葦毛湿原にて
ご訪問ありがとうございました。