湖東三山百済寺の紅葉(11月15日)の続きです。
百済寺麓の喜見院の紅葉を堪能した後は、信長も眺めたという天下遠望台まで登りました。
この日の眺望はあいにくで太郎坊、繖山くらいまでしか見えません。
晴れていれば、比叡山、びわ湖までが眺望できます。
ここに来ると安土城に登って眺望を比べたなります。
安土も近江路の眺望の地で、信長にはここの記憶があったのかもしれませんね。
それにしてもここも天台宗、信長の焼き討ちを被りました。
少しズームしてみます。
山影中央部が太郎坊宮、右手が観音正寺の繖山、安土はちょっと見えてないようです。
天下遠望台を後にして、参道を登り本堂に向かいます。
本堂までは階段が続きますが、直登はせずになだらかな道を登りました。
15日の時点では紅葉まだまだでした。
見頃の綺麗なものだけアップします。
参道途中の弥勒菩薩石像。
真っ赤に染まる弥勒菩薩を見たかったのですが、まだまだでした。
石像の周りにはミツマタの群生です。
この花が咲く頃、あるいは雪が積もる頃また来ようかな。
ルイス・フロイスによれば、「地上の天国・一千坊」と称された
百済寺の坊の跡が彼方此方に見られます。
ミツマタの群生とまだ少し早いモミジの心地よい道を登り本堂に到着です。
千年菩提樹。
信長の焼き討ちで地上部は焼け落ちたが、根元から再生した菩提樹です。
前回来た時はこの菩提樹が満開の頃でした。
千年菩提樹の根元。
本堂。
石塔。宝篋印塔と少し違うような?
菩提樹脇の梵鐘も撞きました。優しくそっとがマナーですよね。
本堂から通ってこなかった仁王門を眺める。
仁王門まで下り青モミジの階段越しに本堂を見上げる。
今頃は色づき終わり、散っているかもしれません。
仁王門と百済寺のシンボルともいえる大きな草鞋。
こちらも紅葉はまだまだでした。
麓まで降りてきました。
上りでも堪能した喜見院の紅葉。
入口付近の紅葉。
参道の階段はこんな感じでした。
一部が閉鎖された参道。
以前はここから登ってきました。
最近は静かになった赤門です。
駐車場から少し下った先にあります。
紅葉には少し早かった百済寺の紅葉でした。
明日御朱印を載せておしまいです。
2021‐11‐15 百済寺にて
ご訪問ありがとうございました。