6月28日に愛知県に向かう途中に旧愛東町(現東近江市)の百済寺を訪れました。
信長の焼き討ちで生き延びた菩提樹 子株の花
百済寺は「くだらじ」ではなく「ひゃくさいじ」と読みます。百済寺は聖徳太子開基の由緒ある古刹です。百済寺のある湖東平野は百済からの渡来人が住み着いたところで、古代国家では先進地帯でした。正式には釈迦山百済寺と言い、天台宗のお寺で中世には1000近い伽藍を有した大寺院でした。戦国時代に火災と復興を繰り返したが、信長の焼き討ちで大部分の伽藍を焼失した。
本堂の傍らに菩提樹があり、信長の焼き討ちで焼け落ちたが、株元から奇跡的に復活し元気に花を咲かしています。
本堂傍らの菩提樹。
千年菩提樹の説明版。
お釈迦様所縁の菩提樹の花が満開でとてもいい香りでした。
インドボダイジュよりは葉は小さめです。
根元に散らばる菩提樹の花。
苔の上に散らばっています。
麓の本坊喜見院の裏手には、本堂脇の千年菩提樹の古株が植えられています。
こちらの菩提樹も大樹です。
花が鈴なりに咲いてます。
香りが強いです。
菩提樹の花。
釈迦山百済寺
(2020-6-28 湖東三山百済寺にて)
ご訪問ありがとうございました。