瓦田昇(かわらだ のぼる)著『荒木村重研究序説』勉強会を有志企画として立ち上げた。
そもそも私が入会した11年前にこの勉強会が女子会としてスタート。女性7~8人が毎月集まり、本文を順番に読んで感想を述べ合った。
2年程続いた後、1人抜け2人抜け・・・自然消滅してしまった。その時のメンバーで今も残っているのは2人。研究会の例会でメンバーの発表を聞いているうちに、やはり『荒木村重研究序説』でベースとなる基本知識をまず身に着けたい、という声が出され、じゃあもう一度やってみようかと。
『荒木村重研究序説』は著者の瓦田昇さんが、世間ではほぼ知名度0の、まだ誰も荒木村重に関心を持たなかった昭和40年代からコツコツと、村重ゆかりの人を訪ね、各地を回り、集めた史料ひとつひとつについて考察したその30年間の研究成果の集大成としてまとめられたもの。その後、荒木村重について研究する人がまず頼りにする道しるべ的な書物となってきた。
この書が世に出てさらに30年。今回の勉強会を開催するにあたり、非常に頼もしい助っ人が手を差し伸べてくださった。研究会会員のMさん。瓦田昇さんの情熱をそのまま受け継いでいらっしゃるのではないかと思ってしまうほど熱心に村重の足跡を辿って各地を駆け回っておられる。しかも瓦田昇さん同様、フルタイム現役のお仕事をされながら・・・
勉強会はまず、序説の本文を読み、その後、Mさんがこの半世紀の間に発見された新しい事実に基づき解説をしてくださるというパターンで進む。まずはベースとなる知識を入れ、その後、その知識をアップデートしていく。
第1回 序説勉強会 7(2025)年5月11日 参加者6人 長寿蔵
第2回 序説勉強会 7(2025)年6月22日 参加者5人 長寿蔵
系図はたくさん存在する。捏造されているのもある。どの系図が正しいのか?いろんな史料を見比べて矛盾を見つけるしかない。気の遠くなるような地道な作業。
ただその作業を通していろんな発見があることもわかった。
池田は40年前に学生時代を過ごしたところ。懐かしい。その頃は村重ゆかりの地などとはつゆも知らず、惜しいことをした。
序説勉強会はこれからも開催していく。

