大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(第1~5回目放送分)の感想です。(荒木S) | 荒木村重研究会

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荒木村重研究会は「荒木村重研究序説」(瓦田昇著)の発行をきっかけに翌年1999年に伊丹で誕生しました。
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以下、登場人物に対する印象を述べさせていただきます。

(大泉洋さんが演じる)源頼朝の印象
苦労が多かったためか警戒心が強く、北条家の者にも最初の頃は、なかなか本音を見せず、自らの挙兵に対しても慎重であると感じました。自分が源氏の棟梁であるというプライドが強く、目標を同じくする源氏の者であっても、その者の下に就いたり、目下の者に頭を下げるのを当初は嫌がり、「嫌がっていられる状態ではない」ともどかしくなることが、何度かありました。

(小栗旬さんが演じる)北条義時の印象
実直で嘘をつけず、(一部の場面を除き)賢く物事を客観的・冷静に見ることが出来、家族・兄弟思いという印象を受けました。頼朝が早い時期から義時を信頼していたのも、分かる気がしました。

(小池栄子さんが演じる)北条政子の印象
華やかさは少ないものの、現実的で地に足が着いており、しっかりしている感じがしました。

(新垣結衣さんが演じる)八重の印象
華やかで、感情的で、意外に気が強い感じがしました。(頼朝と八重の息子)千鶴丸を父(伊東祐親)からの命令を受けた(下人)善児に殺されたり、父から頼朝と離婚させられ、(家人である)江間次郎と結婚させられたり、悲劇のヒロイン的存在という印象を受けました。

(山本耕史さんが演じる)三浦義村の印象
義時の親友的存在であり、情に流されず冷静で、(義時の敵なのか?と思う場面もあり、)捉えどころのない性格であると感じました。

(坂東彌十郎さんが演じる)北条時政の印象
楽観的でコミカルで明るく優しく家庭的で、良い父親というイメージですが、力強さや貫禄がもっと備われば、一家の棟梁として言うことなしです。

(宮沢りえさんが演じる)りくの印象
京の都出身というだけあり、優雅な雰囲気がありますが、意外に現実的でしっかりした面もあるという印象を受けました。

(宮澤エマさんが演じる)実衣の印象
北条家に起こる出来事に強い興味を持ち、思ったことをすぐに言ってしまいますが、憎めない性格という印象です。

(片岡愛之助さんが演じる)北条宗時の印象
明るく楽観的で情に厚くリーダーシップがあり、気持ちが先走り過ぎていると思いました。戦相手(大庭軍・伊東軍)との直接対決でなく、(伊東家の刺客善児に)刺殺されたのが意外で残念でした。宗時にもう少し慎重さがあれば、もっと良い展開になっていたと思う場面が幾つかありました。

その他、(梶原善さんが演じる)(伊東家の下人)善児が、千鶴丸を殺した後で川岸に立っている場面や、北条宗時を背後から忍び寄り刺殺した場面は、不気味さが際立っていました。今後、この善児が本ドラマのジョーカー的存在になるようなことがあれば、ビックリですね!


余談ですが、荒木村重の居城が兵庫県伊丹市の有岡城、晩年を過ごした地が大阪府堺市であり、荒木村重は藤原鎌足の子孫です。
大阪府堺市出身で、奥様が兵庫県(の伊丹市の隣の)西宮市出身の藤原紀香さんである片岡愛之助さんには、荒木村重との縁が感じられます。
荒木村重の(新作)能が、既に昨年12/3に、兵庫県西宮市の西宮能楽堂で試演され、今年関西で公演予定(日時・場所は未定)ですが、歌舞伎も将来的に公演されるようになれば、驚きです‼️


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