天気の変化 | 理科屋さんの秘密のネタ帳

理科屋さんの秘密のネタ帳

愛知県春日井市の中学受験理科を楽しむ実験塾 実験教室の「理科屋」代表ブログ。日々の様子を綴っていきます。

中学受験理科を楽しもう!

Lコースの授業は「天気の変化」

毎日、必ずといっていいほど気になる天気予報。

晴れるかな?雨かな?だけでなく、
“気圧”、“前線”などの言葉の意味や天気図の意味がわかると、
もっと楽しく天気について考えることができます。

今回の授業は、毎日の天気予報を聞くのがちょっぴり楽しくなる、
そのような学習をしてみました。


まず、風はなぜ吹くのか。
その要因の一つに温度差があります。

有名なのが「海陸風」。
海と陸のあたたまりやすさの違いによって、温度差が生じ、
昼間は海から陸へ、夜間は陸から海へ風が吹きます。

しくみがわかったら、早速実験。
授業では陸と海のモデルを用いて、どのような空気の流れになるのかを実際に実験しました。

空気の流れは普段は見えないので意識することはないですが、
空気の対流を目で見てわかると感動します。

部屋の暖房や冷房による空気の流れもイメージできるようになります。

目に見えないものが、見えるようになるって素晴らしいです。



さて、その後は、高気圧の吹き出す向きについて実験したり、
前線について実験したり。

スケールの大きな天気の単元なのに、次々に実験することに驚いた様子でした。

最後はNHKラジオの気象通報から天気図を描くことに挑戦。
初めてのことで集中力を要する作業でしたが、みんなうまく天気図を描けていました。
自分で天気図を描けると、達成感がありますね。

天気予報の天気図を見て、
高気圧や低気圧から天気の変化をイメージできるようになったでしょうか。

とても楽しい時間でした。