冬の生物観察 | 理科屋さんの秘密のネタ帳

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愛知県春日井市の中学受験理科を楽しむ実験塾 実験教室の「理科屋」代表ブログ。日々の様子を綴っていきます。

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寒い日が続きますね。
こんな寒い日は、我々は、暖房や厚着でしのげますが、
野外の生物はどのように冬を越しているのでしょうか。

Kコース、Lコースの授業では、
実際に外に見に行き、冬の生物の過ごし方を観察しました。



ぺったりと地面に張り付くタンポポの葉

ロゼットと呼ばれる形で冬越しします。





木々の花や葉になる部分は冬芽

サクラの冬芽
うろこ状の皮で覆われています。


モクレンの冬芽は、細かい毛が生えています。
さわってみると、フワフワしていて、いかにもあたたかそうです。


ハナミズキ


花も咲いています。

冬の花は、サザンカやツバキが有名ですね。


写真はスイセンの花



こん虫や動物はどうでしょう。

野外観察に出かけると、カマキリのたまごを数個見つけることができました。



冬の生き物は目立たないものが多いですが、
全く見られないわけではありません。

注意して観察すると、生き物たちのいろいろな生き方が見えてきます。
冬は冬でおもしろいです。


寒く強い風が吹く中、子どもたちは、これらの生物をくまなく観察しました。
手で触れて、実際にその感触を確かめ、記憶に残したことでしょう。


とっても楽しい時間を過ごせました。