今日の修善寺温泉は晴れ。
朝方はマイナス気温でしたが、時間が経つにつれ少しずつ暖かくなってきました。
最高気温は昨日より3度ほど高くなるようです。
とは言え、やっぱり冬は温泉につかりたい季節。
新井旅館自慢のお風呂
「天平大浴堂」
設計は早稲田大学中村鎮先生。
考証その他は日本画家安田靫彦画伯。
昭和6年3月から3年かけ、昭和9年7月完成
内部は「法隆寺」を模し、
湯船は中国の「清華地」をイメージしています。
そして天井からは大きな燈灯
この燈灯、良く見ると
明治14年築 登録文化財「青州楼」
の上にある、六画塔にそっくり。
この燈灯は、帝国美術院会員 香取秀真氏が設計。
金工家であり、多くの工芸品が美術館などに納められています。
京都高山寺や仁和寺の梵鐘も作成。
学術著書も多く、正岡子規門下の歌人としても著名で、
長年の功労により昭和28年文化勲章を授章されましたが、
その翌年1月31日急性肺炎のため世田谷区の自宅で逝去されました。
今日1月31日は、天平大浴堂の燈灯を作成していただいた、
香取秀真氏の命日です。
昨年の記事もよろしければごらんください→2017年1月31日の日記
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