千葉県佐倉市出身で鋳金工芸作家の香取秀真氏。
明治8年生まれの新井旅館三代目相原寛太郎と同年代の、明治7(1874)年生まれ。
明治25(1892)年に東京美術学校鋳金本科に入学、明治30(1897)年に首席で卒業。
明治32(1899)年に正岡子規門に入り、歌人としても活躍します。
同年、新井旅館には正岡子規門下の高浜虚子が1ヶ月療養されています。
昭和9(1934)年、帝室技芸員。
この年新井旅館自慢のお風呂「天平大浴堂」が完成しますが、
その中の燈灯を香取秀真氏が手がけています。
昭和10(1935)年、津田信夫氏とともに帝国美術院会員となり、
昭和28(1953)年に文化勲章を受章します。
今日1月31日は、
新井旅館 天平大浴堂の燈灯を作成していただいた、
香取秀真氏の命日。
天平大浴堂の「燈灯」
末永く大事にしていきたいものの一つです。
昨年の記事はこちら→2016年1月31日の日記
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