千歳青葉ウルトラトラックレースのハンドラーレポ | ちょっとウルトラ

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ふくしま250ケロまで残り8日、昨日は先月の28日ぶりに走りました

 

 

だいぶ涼しくなって、少しペースも上がったかな

 

ふくしまへは昨年と同じ特急ひたちで、いわき経由からの会場入り

 

帰りは火曜日の新幹線なので、郡山駅前のホテルを2泊予約しています

 

深夜フィニッシュならベッドで熟睡出来るし、朝でもデイユース的な感じで使えるし

 

なんと言っても、1年前から予約してるので激安だよー!

 

2泊¥6500(クーポン割引込)!

 

帰りの新幹線も35%引き!

 

チョッ速でゴールして、ひと眠りしてから観光行きたいな♪

 

っと、その前に11日はグルグルご褒美で、海鮮バイキングに連れて行きます

 

それでは、千歳青葉トラックレースのハンドラーレポです!

 

そもそも、なぜハンドラーをすることになったのか?

 

弘前で途中離脱して、メンタルが過去一落ちていた教え子、元々は自分が弘前で失敗した時に考えていた千歳青葉

 

神宮でハンドラー付ける為に、公認記録が必要なので、皆んな必死です!

 

過去記録に胡座かいてるなんて、本当にあり得ない!

 

まあ、二人とも弘前で結果を残すつもりだったので、本当は道南ジャーニーに出ようと、ホテルも予約していたのだが。。。

 

スケジュール的にはカツカツ、招待選手のふくしまは2週後だが、このメンタルを回復させるには24時間走しかない

 

それとなく教えたトラックグルグル

 

色々悩んだみたいだけど、気付いたら勝手にwハンドラー有りでエントリーしてたわ

 

自分は飛行機、宿、レンタカーの手配に、おおいそがしー

 

そんなんで、初ハンドラーとして千歳の地へ!

 

当日は10時過ぎにフロントで待ち合わせして、タクシーでビューンって会場入り

 

 

公式テントでともりんサウルス茨城菊池さんを発見して、その横にいつものピンク陣地を設営

 

 

といっても、テントが張ってあるだけで、ブルーシートとか机はなかったので、ガラガラをパッと置いただけ

 

みほちんから「宜しくお願いします」と言われていたゆりかちゃんを発見(ヒントは一番若い子)して、オッさん的アドバイスを

 

アメブロ北海道のりえるさん&のりじぃさんは現地応援に♪

 

 

長い時間ありがとうございました!

 

まほまほから聞いていた大成さんは、まさかの小江戸大江戸で道中に教え子と一緒に走って転んだ仲だったという!

 

他にも超ウルトラ仲間がチラホラいて、自分も少しはこの世界で頑張れているのを感じる

 

そして肝心のハンドラー!

 

初ハンドラーで勝手は分からないが、自分のイメージはツールドフランスのサポート選手

 

 

レース中にチームトップ選手へ近づき、給水給食をサコッシュから取り出し、サッ、シュッと手渡す

 

そんな格好良い出来る男をイメージしたハンドラーがこちら

 

 

レース1週間前に購入したサコッシュ

 

 

教え子にはプププってされたけど、これがめっちゃ役に立って大活躍でした!

 

ジェルを3種入れ、臨時の薬やカフェインをチビポッケに、外ポッケには自分の携帯、内ポッケには細い補給食

 

消費したらタイミングみて陣地に戻り補充

 

ある意味自分がイメージしていた通りのハンドラーが出来た気がします

 

レースは31日12時に薄曇りの中スタート

 

(注)音出ます

 

スタート1時間で降り出した雨はしだいに強くなり、気付けばドシャ降りになった

 

 

レース詳細は教え子がレポで書くかもなので控えるが、ハンドラーとして一番気にしたのは給水給食のタイミングとカロリー

 

好きな時に好きなだけ食べるスタンス、時間を決めるのは嫌がるので、基本は希望を聞いて用意する

 

しかし、水分過多やエネルギー不足にならないように、コントロールしようと毎回写真に撮って、時間と量をバレないように調整していた

わざとハンドラーゾーンにいなかったり、給食を自分が先に少し食べて少なくしたり、給水ボトルの量への補充を少なくしたり、ここ見るまで知らないはずです

 

(注)一部抜けあり
 
水分量と摂取カロリーをチェックしてコントロール
 
時にはお預け
 
時には強制
 
ゼネラルエイドでは選手のリクエストでスタッフが給食を作ってくれ、給水の準備もしてくれる
 

 

「カレーお願いします!」

 

「何分後ぐらいにできるよ!」

 

周回しているとリクエストした食事が出来上がっており、それを受け取ってエイドゾーンで食べる

 

トラック内は原則飲食禁止だが、ボトルや蓋付きのジェルはOK
 
自分たちはハンドラーゾーンでチビおにぎり、チビお稲荷さん、卵サンド、塩タブレット、羊羹、バナナ、チビ大福を口に入れ、手持ちのジェルやドリンクは希望の物を用意して適時交換する


本人の希望であった100km、100マイル、200kmのご褒美はゼネラルエイドの給食で、事前にプチパティの準備をして待つ
 
そいえば、ご褒美ミネストローネで、スタッフの方が肉抜きに対応してくれたのには助かったわー
 

 

途中、諸事情で乾いたタオルが必要になり、ガラガラからハンドタオル取り出し手渡す
 
何度も交換するうちに、全て使い切ってしまったので、それからは洗って絞って干してと洗濯屋さんw
 

 

ただ、夜露で全然乾かないので、交換時にグルグル振って手動脱水してたわ
 
日が暮れると選手にとっては走りやすいコンディション、しかし動かないハンドラーにはめっちゃ寒い
 
震えるほど寒い夜
 
シャカシャカ上下を着込んで、防寒対策したけど、それでも寒くて、少しジョグしたりして温まる
 
動かないけど、腹は減るもんで
 

 

小腹が空けば、チビおにぎりにハムサンド、卵サンドをパクついていました

 

深夜になると眠気でロング休憩に入る選手も多くなり、トラック上は少し寂しくなってきた

 

今回のレースは競技志向でなく、仲間内のノリで出てる方も多かったので、その方々は深夜に休んでいる雰囲気

 

そいえば、自衛隊の若い子たちも、数名出てました

 

日が明けると今度は一気に暑さが選手の体力を奪う

 

 
教え子も前日の雨や夜露で衣装は水没
 
着替えるか迷っていたが、気になることは早め対応が功を奏すので、「着替えなさい!」とバシッと言う
 

 

いろみさん

ハンドラーはTシャツ3枚用意

まあ、そういうことですw

 

トラックグルグルってことで、4時間に反転するのだが、人によって得手不得手の方向があるらしい

 

 

実際、レース中に臀部のマッサージをすると、左右で張りの差を大きく感じたし、ラスト2時間の正規周回の時には右へ右へと身体が傾いていた

 

この競技の醍醐味は残り6時間

 

そして、ラスト1時間

 

選手にとってはキツイ時間帯だが、ここの頑張りで大きく距離が変わる

 

最後まで絶対に諦めない強い心が大事、自ら弱音を吐いたら、その時点で終わる

 

ハンドラーとしても同じ思い

 

珍しく時間と距離、目標へのペースを気にしたので、瞬時に計算して周回ペースを教える

 

そこに向けてギリギリの闘いは続くが、時々涙を見せながら戻って来る

 

厳しいことを言ったら、そのまま潰れてしまうので、毎周、褒める、褒める、褒める、ひたすら褒める、そしてビールという飴を与える

 

時には冗談を言って笑わせる

 

 

以前に石川選手のハンドラー(奥様)から、最後は笑顔で居ることが、選手の一番の力になりますよと聞いたのでね

 

教え子は最後まで手を抜かず、この日出来得る最高な走りを続け、それを最後まで全力でサポートしました

 

そして、最後は一緒に1cmでも遠くへ!

 

(注)音出ます

(泣)携帯カバーが映りこんでます

 

フィニッシュ直後、放心状態の二人

 

 
二人で闘った24時間

 

レース後はタクシーで千歳駅、電車で札幌駅に移動して、無事にホテルへチェックイン

 

大浴場でヌクヌクしながら疲れを癒し、一眠りしようかと思ったが、睡眠欲より飲酒欲が勝ち、早い時間から居酒屋へと

 

 

そして、翌朝は朝風呂からのモーニングビュッフェ

 

 

空港に移動してからは、ジンギスカンをツマミに朝ビールで乾杯

 

 

羽田空港でもビール

 

 

こんな感じに、初のハンドラーは終わったのでした

 

今回、全ての選手の24時間を見れたことで、選手によっての24時間の使い方を知ることが出来た

 

これは自分にとって大きな収穫で、自分自身の24時間走のスキルも上がったよう感じます

 

たぶん5kmぐらい!

 

こんな有意義な経験をさせてくれて、本当にありがとうな♪

 

ハンドラーの軌跡

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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