こんにちは、新井けんです。
新型コロナウイルス感染症が長期化し、経済への影響が続くなか、ウクライナ危機の勃発により更なる経済の悪化が懸念されており、原油を始め食材料や日用品の値上がりが相次ぎ、更に今後は電気やガスの値上がりが予想されています。
6月定例会議中の6月16日に会派「久喜みらいの会」は、コロナ禍における原油価格・物価高騰に伴う市民・事業者への支援に関する要望提案を市長、教育長へ行いました。
6月定例会議最終日の7月7日に補正予算が上程され、審議可決となりました。
提案要望の内容と対応は次の表のとおりとなります。
○ 久喜みらいの会からの提案要望に対する6月定例会議の補正予算対応
# | 提案要望 | 補正予算対応 |
---|---|---|
1 |
やむを得ず学校給食費、保育園給食費の値上げを検討せざるを得ない状況になった場合 → 高騰する食材料費等の増額分を補助するなど、子育て世帯への支援を強化すること |
給食材料費の増額分を予算措置し、現在の給食費の金額を維持
① 学校給食運営事業 3721万8千円 ② 保育所運営事業 172万3千円 ③ 私立保育所等補助事業 2340万6千円 ④ 私立幼稚園補助事業 48万円 |
2 |
電気・ガス料金等の高騰に伴い、更なる経営の悪化が危惧される状況になった場合 → 電気・ガス料金等の公共料金を補助するなど、中小企業・小規模事業者への支援を強化すること |
令和4年1月から6月までのいずれかの月の売上が、平成31年から令和3年までのいずれかの年の同月と比較して20%以上減少している市内の事業所又は事業所を有する中小企業、小規模事業者に対して、5万円(運輸業は10万円)を支給
事業者・農業者物価高騰等対策給付金給付事業(事業者支援) 2億2150万円 |
3 |
燃料価格の高騰に伴い、利用料金等への転嫁ができずに事業の悪化が見込まれる状況になった場合 → 燃料費を補助するなど、公共交通事業者及び中小規模の運送業者等への支援を強化すること |
市内循環バス、デマンド交通事業者に対して、走行距離や燃料費の物価高騰分に応じた支援金
① 市内循環バス運行事業 152万8千円 ② デマンド交通運行事業 38万9千円 |
4 |
燃料、肥料及び飼料等の価格の高騰に伴い、安定した営農ができなくなる状況になった場合 → 燃料費、肥料及び飼料等の購入費を補助するなど、農業従事者への支援を強化すること |
令和3年度の農業所得の申告をしている市内の農業者等に対して、5万円を支給
事業者・農業者物価高騰等対策給付金給付事業(農業者支援) 6500万円 |
5 |
原油価格や電気・ガス料金を含む物価の高騰の影響を受け、家計費増で生活が苦しくなっていると判断した場合 → 水道料金(基本料金4ヶ月分)の減免措置を以って市民への支援を強化すること |
水道料金(基本料金)の2ヶ月分を減免
水道事業会計負担事業 1億6954万8千円 |
■ 新井けんプロフィール
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久喜市議会議員(3期)/久喜市出身 43歳 昭和53年生まれ。埼玉県立伊奈学園総合高校、法政大学法学部政治学科を卒業後、国立研究開発法人科学技術振興機構および越谷市役所の行政経験、ITベンチャー企業での民間経験を経て、現在、久喜市議会議員3期目。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」ことを信条に活動中。
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twitter @araiken 新井けん(久喜市議会議員)
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