こんにちは、新井けんです。
12月14日は、教育環境常任委員会が開催されました。
審査した内容は以下のとおりです。
<常任委員会への議案等の付託案件>
議案第96号 財産の取得について
→ 学校給食センターの食器等の取得((株)中西製作所と2億1780万円で契約)
議案第97号 久喜市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の変更について
→ ① 減量化・資源化目標の焼却処分量、最終処分量、再生利用率の変更
② 抑制計画に、リユースの活発化を追加
③ 資源化計画に、熱回収(サーマルリサイクル)の推進を追加
④ 中間処理計画から、生ごみの堆肥化に関する記述を削除
【本議案についてコメント】
ごみ処理施設整備基本計画検討委員会で、新たなごみ処理施設の整備方針が決定し、プラスチック容器包装は燃やせるごみと一緒に焼却し、熱エネルギーとして回収(サーマルリサイクルで発電)とします。
■現在のプラスチック回収処理状況(久喜宮代衛生組合3センター)
<久喜宮代清掃センター管内>
⇒ 「資源プラスチック類」、「資源リサイクル(ペットボトル)」として回収
⇒ 「資源プラスチック類」は、清久にある(株)ウィズウェイストジャパンにて回収選別後、容器包装プラスチック以外のプラスチックを(株)ナリコーへ平成21年度から焼却処分の委託(視察したときの内容を参照)
<菖蒲清掃センター管内、八甫清掃センター管内>
⇒ 「プラスチック製容器包装」や「資源リサイクル(ペットボトル)」として回収
※ プラスチック製容器包装に該当しないものは、燃やせるごみ or 燃やせないごみとして処理
分別された「プラスチック容器包装」は、日本容器包装リサイクル協会で処理され、マテリアルリサクルやケミカルリサイクルは32%で、残りの68%は焼却やサーマルリサイクルされています。
3センターの焼却炉老朽化問題、処理方法の違いの統一、分別の手間の解消、環境負荷対応、経済性などを総合的に勘案し、現在、菖蒲清掃センターの隣に統合した新焼却炉建設の計画が進んでいます。
■新たな流れが出てきたが現時点で見通しは示されず…
容器包装リサイクル法に基づき、ペットボトルやプラスチック製容器包装を分別して回収していますが、最近政府が打ち出してきた「2030年までに使い捨てプラスチック25%削減」などの数値目標達成のためプラスチックごみを新たな分別区分「プラスチック資源」としての一括回収を今後自治体に努力義務として要請していくという新たな流れも出てきています(詳細は現在検討中のため不明)。
国内のプラスチックごみ発生量・年間約900万トンのうち、産業廃棄物扱いの企業ごみが約8割を占めているといわれています(家庭ごみは約2割のみ…)。
プラスチックごみの削減やリサイクル促進は、家庭ごみを扱う自治体の処理方法だけでなく、大きな枠組みで次の課題などを解決していかなければ達成することはできません。
・プラスチックごみ発生量(家庭ごみ(約2割)、企業ごみ(約8割))の効果的な削減
・分別・リサイクルしやすい環境配慮型の製品設計
・プラスチック使用量を減らすための代替素材
家庭ごみを扱う自治体のごみ行政については、現時点で総合的に判断して対応していくこと、そして政府の方針や政策的誘導策などの変化に対応していくことなど、その時の状況を的確に把握し、必要に応じて進化していくことが求めれています。
<予算決算常任委員会への分担付託案件>
議案第84号 令和2年度久喜市一般会計補正予算(第7号)について
→ 歳入再出予算補正額 5億9978万8千円
補正後歳入再出予算額 726億7781万6千円
繰越明許費(追加) 2件
債務負担行為(追加) 29件
地方債(変更) 2件
※常任委員会は、議案等を詳しく審査するために設置され、議員は各常任委員となります。
https://www.city.kuki.lg.jp/shigikai/giinnmeibo/iinkai.html
【教育環境常任委員会委員】
貴志議員【委員長】、成田議員【副委員長】、猪股議員、園部議員、斉藤議員、渡辺議員
【傍聴議員】
<新政久喜>
鈴木議員(終日)、井上議員(終日)、並木議員(終日)、宮崎議員(終日)、平澤議員(〜午前)
<政策の会くき>
柿沼議員(終日)、春山議員【議長】、新井議員(終日)
<公明党久喜市議団>
岡崎議員(終日)、丹野議員(〜午前)、長谷川議員(終日)、大橋議員(終日)
<日本共産党久喜市議団>
杉野議員(終日)、石田議員(終日)、平間議員(終日)
<市民の政治を進める会>
川辺議員(終日)、田中議員(終日)
<無会派>
田村議員(〜午後)
不在:川内議員、盛永議員、上條議員
■ 新井けんプロフィール
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久喜市議会議員(2期目)/久喜市出身42歳 昭和53年生まれ。埼玉県立伊奈学園総合高校、法政大学法学部政治学科を卒業後、国立研究開発法人科学技術振興機構および越谷市役所の行政経験、ITベンチャー企業の民間経験を経て、現在久喜市議会議員2期目。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」ことを信条に活動中。
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twitter @araiken 新井けん(久喜市議会議員)
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