こんにちは、新井けんです。
2月1日に栃木市に視察に行ってきました。
栃木市は、人口約16万2千人(久喜市より1万人多い)、高齢化率29.19%(久喜市と同じぐらい)、面積331.50km2(久喜市の4倍!)の自治体です。
視察テーマは、「百貨店と市役所の複合型庁舎の効果と課題について」です。
中心市街地にあった百貨店の店舗を利活用し、1階は商業施設、2〜5階は市庁舎という珍しい形態です。
<経緯>
・既存の庁舎施設が昭和35年建築で老朽化が進んでいたこと(平成22年の市町村合併後に検討することに)
・平成22年に福田屋百貨店栃木店の閉店報道、店舗建物の市への無償譲渡の申し入れ
・福田屋百貨店栃木店閉店対策検討委員会(4回)、検討部会(8回)開催し、市庁舎として利活用を検討
・地域協議会への説明、住民説明会の開催(11回)、パブリックコメントを実施し、市庁舎として利活用を決定
・【設計・工事】(平成24年〜)設計費の計上、栃木市庁舎整備検討委員会、栃木市庁舎整備市民検討委員会の開催、設置条例改正、土地・建物の取得、工事費等の計上
・【商業施設】(平成25年〜)栃木市庁舎商業施設選定委員会の開催、商業施設運営業者の決定
・(平成26年〜)庁舎開庁、商業施設の供用開始
建物の改修事業費は約28億円、その他庁舎機能以外の1階部分の整備や土地・建物購入、備品購入等が約22億円で、合計約50億円の総事業費となっています。
説明の後、庁舎内を実際に視察させていただきました。
エスカレーターで2階以上にある市役所の各課に上がることができます。
百貨店の作りだったので明るくオープンなスペースが多い感じです。
議場の天井を確保すべく、屋上に建屋を構築し、上に伸ばしています。
屋上には風力発電施設を完備。
百貨店の内装の作りをそのまま活かしています。
1階市民スペースは、広く使いやすい感じでした。
この日はドイツの街「ベーテル150周年記念展」をやっていました。
1階に商業施設を併設していることから、気軽に立ち寄る環境となっていて、周辺地域に人の流れがありました。
中心市街地にあった百貨店が無くなったマイナス要因を上手くカバーすることが出来ていると感じました。
現在、旧栃木市役所本庁舎・旧栃木中央(第一)小学校跡地は、さら地となっていますが、今後、(仮称)文化芸術館や(仮称)文学館などの地方都市リノベーション事業を展開していくとのことです。
大正期に建てられた市庁舎別館
栃木市は、るるぶ特別編集があるんですねー!
観光ガイドも流行りの折込タイプ!!
■ 新井けんプロフィー
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久喜市議会議員 / 久喜市(旧鷲宮町)出身 37歳 昭和53年生まれ。埼玉県立伊奈学園総合高校、法政大学法学部政治学科を卒業後、国立研究開発法人科学技術振興機構および越谷市役所の行政経験、ITベンチャー企業の民間経験を経て、現在久喜市議会議員1期目。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」ことを信条に活動中。
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