《会派視察に行きました！②》学校統廃合から子ども関連複合施設へ

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こんにちは、新井けんです。

去る１月１４日（水）から１５日（木）まで、会派新政久喜の行政視察に行ってきました。

＜視察地および内容＞
１月１４日　北海道北広島市　北広島市学校跡施設利活用計画について
１月１５日　北海道札幌市　札幌都心部子ども関連複合施設について

◎１月１５日　北海道札幌市　札幌都心部子ども関連複合施設について

　

＜事案＞
①ドーナツ化現象による都心部４小学校の児童数減少に伴い学校統廃合。
②子どもが安全で健やかに過ごす場の地域要望
③全市的に利用可能な保育園の設立
④少子化現象対策の一環として、子育て支援事業の具体化
⑤０歳児から児童期までの一環した子育て支援
⑥地域コミュニティーの再構築をめざし地域に開かれた施設づくり

＜対応内容＞
平成１１年　８月　教育長に諮問機関として「札幌市学校適正規模検討懇談会」を設置
平成１２年　５月　意見書提出（小学校１８～２４クラス、中学校１２～１８クラス）
　→　都心部小学校統合計画スタート
平成１２年～　保護者、同窓会、地元町内会関係者等を対象とした説明会（７０回余）
平成１３年　８月　臨時市議会にて統合校設計費等の補正予算案可決（総工費約４０億円）
平成１４年　８月　着工
平成１６年　３月　オープニングセレモニー

＜施設概要＞
①札幌市立資生館小学校

・児童数約５７５名学級数２３（内特別支援５）、職員数約４０名
・ドライ方式の給食調理室（１２００食（親子調理の親学校）、調理スタッフ９名）
・唯一の室内プール
・スクールバス通学（バス５台、停留所２２、利用児童約７０％）

　

　

　

②資生館小ミニ児童会館（放課後子どもプランに基づく）
・公益財団法人「さっぽろ青少年女性活動協会」の運営（職員数５名）
・利用時間・放課後～１９時／土曜日・学校休業日８時～１９時
　＊保険料１,５００円
　＊８時～８時４５分または１８時～１９時を利用される方は月額２,０００円
・１日の利用約１１０名

③しせいかん保育園
・社会福祉法人「救世軍社会事業団」（公設民営）
・職員数３６名
・乳幼児（０歳児～５歳児）併設、延長保育、一時保育、夜間保育、障害児保育
・昼型保育：７時～１８時　延長保育～１９時　定員９０名
　夜型保育：１０時～２２時　延長保育８時～１０時　定員３０名

④子育て支援総合センター
・職員数１３名
・施設：プレイルーム、乳児室、講義室、図書・情報コーナー
・開設時間：９時～１７時（年末年始を除く）
・１日約５０組、年間利用者数約４２,７００名（平成２５年度実績）

　

写真：旧４校の想い出　～　地階メモリアルホール

＜見学しての所見＞
学校統廃合の議論から４校を統合し、新設の建物に小学校、児童館、保育園、子育て支援総合センターという複合施設化のメリットを活かした連携運営を行うことで、子どもの成長、教育に資する取り組みが積極的に行われていると感じました。

■ 新井けんプロフィール

久喜市議会議員 ／ 久喜市（旧鷲宮町）出身　３６歳 昭和５３年生まれ。埼玉県立伊奈学園総合高校、法政大学法学部政治学科を卒業後、独立行政法人科学技術振興機構および越谷市役所の行政経験、ＩＴベンチャー企業の民間経験を経て、現在久喜市議会議員１期目。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」ことを信条に活動中。

twitter　@araiken　新井けん（久喜市議会議員）
fecebook　【久喜市議会議員】新井けん応援ページ

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