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こんばんは、新井けんです。
市外、県外の方々に「久喜市です!」とお話をさせていただくと、東京理科大学久喜キャンパス全面移転問題について度々聞かれます(それだけ注目されているのでしょう)。
その後の状況について整理しておきたいと思います。
↓↓↓ これまでの経緯をまとめた前回のブログ記事はこちら ↓↓↓
《東京理科大》久喜キャンパス全面移転問題について
東京理科大からは、7月16日付「東京理科大学 経営学部の久喜キャンパスの跡地利用について(提案)」により、次の内容の提案がありました(市は9月末の回答を求められていた)。
① 土地の用途変更
⇒ 物流会社に跡地売却するため「学校用地」からの用途変更の検討をお願いしたい。
② 教育基金の設置
⇒ 売却できた場合は、売却代金の一部5億円を教育基金として久喜市に寄附する。
9月9日(火)の議会散会後、市議会全員協議会が開催され、市から説明がありました。
提案は、「久喜市総合振興計画」、「久喜市都市計画マスタープラン」等の変更が必要となることから、用途変更は困難という認識とのことでした。
その後、9月26日(金)に副市長が同大学を訪問し、次の内容の回答書を手渡したとのこと。
① 理事会決定(平成24年6月13日付)の履行
⇒ 平成28年4月より2年生以上を神楽坂キャンパスへ移転し、1年生のみを久喜キャンパスに残す
② 引き続き教育の用に供すること
⇒ 理科大の研究施設としての活用、他大学等の教育機関への譲渡等
市(執行)の動きは、以上のとおりです。
市議会の動きは、会派の代表が集まる代表者会議で、今後の対応を協議していくこととしております。
今後数十年単位でこの問題を考えたとき、何が久喜市にとって「いい選択」なのかを考えなければなりません。
引き続き、行政は市民に対して説明責任をちゃんと果たすことが必要ですし、議会はその内容を精査していかなければいけません。
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