国民の風潮と野党の仕事とは | 荒井広幸 草の根 ブログ

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荒井広幸(あらいひろゆき)参議院議員 オフィシャルブログ

なんだかへんだゾ、今の世の中の空気。

民主党の一部勢力は、これまでマニフェストの公約を、選挙で信を問うことなくクルクルと変えては、別の勢力がマニフェストを守れ!という。民主党内、特に小沢・鳩山グループと党内抗争にあけくれてきた。

今回の代表選で、マニフェスト変更派が勝利した。

しかし、世間では何が何だか判らないという困惑の声。

菅さんや野田さんがマニフェストを見直すと言ってるし、岡田さんがお詫びした。小沢派はマニフェストを維持せよと言ってる。

民主党はウソをついて票をダマし取って政権を手に入れたサギ師だ、などの声がある一方、マニフェスト変更について半数以上の方が評価する、支持するというのだから困惑する方々も多いだろう。

ましてや、「増税はしない」と約束しておきながら、電力の買い取り制度(FIT)成立では電気料金値上げをすることになり、実質増税を巧妙に仕組んだ。お気づきでしたか?

こうしたなし崩し的に、選挙公約・マニフェストを途中でほっぽり出すなら、要は当選するためにはウソをついてもいいことになる。

これでは、私達は民主党政権と腹を割って協議さえできない。信用ならないからだ。

サギ的行為の迎合主義マニフェストを変更、修正、断念するわけだから、ケジメをつけるのが民主党の責任ある姿勢ではないか。

それは解散して、改めて国民に訴え評価を求めることだ。
野田さん、いかがか?

よくよく注意して民主党をチェックしておかないと、またまた国民が手玉にとられかねない。

国民がハッと気付くまでの間、野党の責任たるや一層重大であることを私は認識する。

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