国会での議論を聞いていると核シェルタにでも入って話をしている気分だ。
東電が「工程表」を出したが、官邸が強力に働きかけたからという。
その理由は目標を明示すれば原発周辺住民や避難者と関係自治体などの協力を得やすくなるからとの判断のようだ。
しかしこれは政府・官邸の「期待」である。確たる根拠のないものでは、かえって不安をあおるだけになる。
被災者にとっては飯舘村を訪れた枝野官房長官が4月17日に、いつ、どこに、どうやって避難するのかを明示できなかったことが大問題であり「期待はずれ」になっていることを反省してほしい。
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