5月に読んだ本 ⑤ | しげる((あらはちく))はこうしてできている

しげる((あらはちく))はこうしてできている

そりゃまぁネットだから、書けることと書けないことはあるけれど
とりあえずさらけ出せることはさらけ出していくことが
ときには必要なんですよねwww~^^

こんにちわふたぬ~ん♪

 

 

 

ペタしてね

↑晴れてきたので外干ししたが

 

 

 

先ほど買出しに出かけるときは少しぱらついていたけど

帰宅する頃には日が差してきていたので

雨は明け方から朝のうちだけだったんだと

帰宅後に洗濯物を外干ししたわけですが

今は止んでるみたいだけどまた降ったみたいですね、、、

 

 

 

 

ただこの後雨は止むという予報みたいなので

とりあえずもうそのまま外に出しっぱなしにしてます^^

 

 

 

 

 

 

今日はさんざんな洗濯です^^

 

 

 

 

 

昨日は英語勉強会が終わった後に

いつもの土曜日の買出しに出かける方面に向かって

急いでBOOKOFFも回りながら

17時半には帰宅できました!!!

 

 

 

 

それからあとはシャワーを浴びて酒宴という感じで

昨日もステーキを焼いて食っていい土曜日でした♪

 

 

 

 

 

七月隆文「君にさよならを言わない」

5月23日~5月26日

 

 

 

 

実はもうこの本は3年半くらい前には手に入れていたんですが

その後どこかにまぎれ込んでしまって

読もうとずっと思っていたのになかなか手をつけられなかった

 

 

 

 

ようやくそれを今回掘り起こしたというわけです^^

 

 

 

 

 

この著者の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が

なんだかとっても好きな変化球SFだった印象もあったけど

この作品は割とオーソドックスな印象かもしれません

 

 

 

 

 

交通事故にあった高校生の主人公が

以来幽霊が見えるようになるという連作短編形式で

まぁ幽霊が見えても別に怖いという感じではなくて

この世に未練を残して成仏できない迷える霊たちと触れ合って

その霊を成仏させるという青春ラノベといったところ

 

 

 

 

 

まぁ最初に出会う幽霊は彼の幼馴染で

小学生の頃に交通事故でなくなってしまった女の子が

彼と同年代の高校生の姿で登場する

 

 

 

でもどうやら中身は小学生のままらしい

 

 

小学生のままらしいけど対等性を保っていて

まぁ完全にラノベという展開なんですが

なかなか読ませてしまうというかするする読めてしまう^^

 

 

 

 

他のエピソードに登場する幽霊たちは

生前は彼と知り合いではなかったけれど

彼が霊を見ることができることをすぐに見抜いて

どんどん話しかけてくる^^

 

 

 

 

そのため彼としては常に見えていることを気づかれないようにしてるんだけど

ふと目が合ってしまうと目をそらしてももう手遅れなのだ^^

 

 

 

で、実はそうした各エピソードのラストは意外と感動してしまう!

なぜだ^^

 

 

 

このタイトルの意味は

今月既に読了している「君にさよならを言わない2」で明らかとなった

 

 

 

 

 

門井慶喜「こちら警視庁美術犯罪捜査班」

5月26日~5月28日

 

 

 

美術品に絡めて警視庁の特殊捜査班が活躍する

これ以上にないくらい門井作品らしい作品!

 

 

 

これも短編形式だけど

上司が30歳を超えた美術品に明るい女性刑事で

20代の美術品に全く疎い男性が部下として配属されて

この二人だけで美術品がらみの詐欺事件を捜査するという趣向^^

 

 

 

 

問題はホントにこの20代の刑事が美術音痴もいいところで

ダヴィンチもゴッホも何もかも区別がつかないという

一般教養が全く欠如しているでこぼこコンビなのだ

 

 

 

 

 

 

それでも話が進むごとに少しずつ

その魅力的な上司に気に入られようとして

美術の知識を深めていくという微笑ましさなんだけど

毎回そこまで有名作家の絵画なんかに出合うわけではないので

毎回出合ったとしたらそこに現実味はなくなってしまうけれど

だからこそ全体的に地味な印象は免れない気もする

 

 

 

 

門井作品はだからこのあたりから舵を切り始めたような気もする

 

架空作家だとしてもそれなりに有名だという設定で読ませた本を扱うシリーズや

架空の鉄道駅の歴史を解き明かす長編なんかの手ごたえから

実際の歴史に即して大胆に空想した「東京帝大叡古教授」や

「銀河鉄道の父」のような直木賞を受賞するような方向性になっていくんだと思う

 

 

 

 

 

この作品あたりはだからまだ著者が

いろいろ手探りをしている時期のような気もするわけだが

それでも小説としては楽しく最後まで読めてしまう

 

 

 

まぁその力量を持て余していたということかもしれないし

なんというかやっぱりセリフに絡める文体が

しげるはちょっともう少しなんとかならないかと思ってしまうが、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペタしてね

↑晴れてきたので外干ししたが