連覇か奪還か新星か

ジョッキ片手に

決まる栄光






毎回毎回その一線を画するレベルから『問題の』と言う何とも酷い枕詞を添えて呼ばれる1部。そんな頂上決戦を演じる栄光の8校が以下の通り



・光明大学

ディフェンディングチャンピオン

『連覇の可能性は潰えた』と自己評価するが、エントリーを見る限り中々今回も下級生の配置が強かである。育成力は言わずもがな戦略性にも非常に長けていると思っている大学であり、『こうみょう』とは変わらず読んでいくから漢字表記をそろそろ『孔明』にした方がいいと思ってたり思わなかったり。



・西洋大学

最古参にして最強豪の一角

その強さは元より決して崩れない、セーフティーラインは必ず死守してくれる安心感はどの大学の追随も許さない。この安定感でオリジナル8のサバイバルレースを今尚海南大学との一騎打ち形式で走り続けている。そして自信ない系発言が毎回結果的にただのハッタリとなるのもお馴染み。



・目黒大学

史上5校目の王者

徹底的な理論とストイックさを武器にOB・現役の問わず凡ゆるタイトルに挑み続ける黒船軍団の長老でもある。もう1部に昇格して久しいが今回も鳴り物の3年生を引っ提げて王座奪還を狙っている。今まで以上の未発信ぶりも不気味だが果たして…



・弘華大学

未だ実力大暴騰を続ける狂乱の蒼星

ここまでくると本人の『まだまだです…』的な謙遜も全く意味を成さない。あの爽やかなスカイブルーはどこへやら、OB戦に至っては多くの有力チームを無慈悲に蹂躙するジェノサイドアビスに変色してしまった…

冗談はさて置き今や界隈に隠れもなき1部の主軸である事は間違いない。



・海南大学

最古にして最強の王者

前回は不本意な結果となった挙句芦ノ湖も辛酸を舐めたが、今回は幾つかの対戦校をして『史上最強』とも目されるメンバーを送り込む。

『金丸はうちにもいましてよ❤️❤️❤️❤️❤️』

この言葉に多くの対校戦出場校の監督達が打ち震えた事だろうが覇桜学院にとっては遥か天上の世界過ぎてピンと来なかったのでのんびりコメダでお茶していた。何の話か分からなくなったがとにかくそれくらい今シーズンの転生海南大学は強い。



・菫大学

与太話に沈黙を貫く黒船の一角

なので正直どんなチームなのか全く知らないが実力は1部校そのもの。4年生2人エントリーと言う不正を働いたと勘違いする事など日常茶飯事である。最近ではOB戦にまでたまに参戦してくれるので唯一互角に戦える貴重な機会を貰っている気がするが、主眼はあくまで対校戦シリーズの様子なのでまだまだ現役世代のような恐怖を味わうことは出来ていない…気がする。



・得下琉寺大学

伝説的な中距離ランナーに肖った新たな1部校

もうゴリゴリの陸上オタクである自分からしたら名前の時点で好感度マシマシの大学。おまけに戦術もその名に違わず『ザ・スピード命』。スピード130近い化け物が3年生の化けの皮被って参戦何て珍しくもない。そのスピード感で凡ゆる障壁をぶち破りあっという間に1部まで来てしまった。その姿はまるで20歳で3:30切り&世界選手権🥈まで手にしたエルゲルージその人のよう。その後のエルゲルージは絶対王者モルセリを過去にし新たな時代の覇者となったが果たして…

(これは得下琉寺大学の紹介なのか?)



・襷大学

スピードキングと共にやってきた新1部校

『強豪』と呼ばれる大学が増え過ぎて最早よく把握できていないが、ここも相当な鳴り物としてここまで昇格してきた記憶がある。初の1部だからなのかはたまた戦略上の必然なのか、今回は自信の無さを公言する。敢えてその是非は問わないがただただ転びに来るだけとは思えない。心に秘める見えない襷をかけた4人が栄光の舞台に爪痕を残す。





【10000m】

ピンク一色でどこが有力か分からない

がその中に映える光明大学の1年生。今年の軍師孔明…じゃない光明も一筋縄ではいかない布陣を敷いた。見たところかなり4年生が集中しており、エース遠藤がその中で表彰台に上がるなどすると可能性がグンと上がりそう。目下のところ、半数近くが表彰台争いの当落線上にいると見られる。そして何食わぬ顔して列を成す中にどう見ても2年生の域を遥かに脱した化けの皮着込みまくり野郎が1人いる。まさかとは思うがこの2人でタイトル+上半分入りを狙おうと言うのか…?

因みに10000mに4年生を送り込まなかったのは菫大学のみ。ここを中位で抜けて5000mでの巻き返しを狙うのだろうか?その他触れるべき点が山ほどあるが、キリがないのでここで割愛する。




【5000m】

『4年生2人やん!笑笑笑』

的なことを1チームくらいは言われるようになってきた1部だが今回は贅沢にも3大学にその難癖を付ける事になりそうだ。スピード130もあったらもっとスタメンが犠牲になりそうなものだが彼らのどこにそんなタフネスがあるのか、両者ともメンタル100の後半を数えるそれはそれは恐ろしい魔物に変身していた…落ち着けよまだ3年春だぞ。熾烈な1年生対決はもうここでは珍しくもないスピード80余裕で越える大型ルーキー軍団がルール無用の殴り合いを演じる。しつこいようだが毎度この揉みくちゃを巧みにかわす光明大学の采配は素晴らしい。この辺はエルゲルージの意地なのか1年生のスピード値最高は松井、そのアドバンテージで押し切れるかどうか。そうでなければルーキーバトルは西洋×海南の一騎打ちとなる公算が高そうである。




【展開予想】

10000mは27:10切りが表彰台ラインの目安になりそうであるが、これが意外と切れない所なので果たしてどうかと言う所。5000mは13:00が恐らく表彰台必須条件で、最悪出してもステータス勝負で押し出されるという血も涙もない展開が想定できる。この場合、決戦カードは目黒大の篠原と海南大の木内。極めて考え難いがここが13:00に到達できなかった場合は総合得点争いも含めて一気に情勢が変わる、最もそこまでいくと完全なる運勝負にはなるが…。凄まじいレベルではあるがやはりある程度の拮抗状態であることはこれまでとさほど変わらない。最早この次元は極限近くまで叩き上げた実力の先にある『運』が行方を決める世界なのである。