ロシアが、今のいままでアメリカが行って来ていたことを
「お返し」とばかりに反米国や反米組織団体へ武器兵器を
提供する可能性が高く出て来た。
これはプーチンさんの一言で決する事が出来る。
核攻撃をするにはプーチンさんにとってもハードルが高いが、
アメリカがやって来た極右の組織などへの武器兵器の調達を、
今度はロシアが代ってやってあげようという算段である。
これは比較的ハードルが低く、いつでも可能なのだ。
ハマス、ヒズボラ、など反米に対峙している組織やまた国家
など数知れず、世界に駐屯するアメリカ軍基地への攻撃などが
容易くできるようになる。
一組織、一国家単位ではなく、多くの米国駐屯地を狙う事で
アメリカは対応が難しくなるのだ。
駐屯して目を光らせているが、それは逆に「檻の中の雀」の
ようなものだ。
その向こうにいるアメリカ本国が怖いだけで、駐屯米兵が
怖い訳では無い。1か所では無く、あちらこちらの駐屯地に
火の手が挙がれば、流石のアメリカも対応が出来ない。
この方式は「核」に勝る。
それを今回プーチンさんがアメリカ方式を真似る宣言をした
事である。
アメリカのやって来ていたクーデターのあれこれは、全てが
この方式であった、という事なのだ。
無論お金の掛かる話でロシアがそれをどこまでできるか、
という話でもある。
さすがにプーチンさん、目のつけどころがお上手。
これが国内で人民に、また幹部たちにも絶対的支持される
要素である。