<NATO軍部隊のウクライナ派兵の可能性を示したフランスのマクロン大統領の発言に対し、ロシアは激しく反発。その場合は直接対決になると警告した>
ニューズウィーク発・・・
ロシア政府は2月27日、NATOがウクライナに地上部隊を派遣するならば、NATOとロシアの直接衝突が避けられなくなると警告した。
ロシア側が警告を発するきっかけとなったのは、エマニュエル・マクロン仏大統領の発言で、西側の地上部隊をウクライナに派遣して防衛を強化する可能性を示唆するものだった
マクロンは26日、パリで、欧州諸国がウクライナに直接派兵する可能性について、「いかなることも排除されるべきではない」と語った。
「ロシアがこの戦争に勝利しないように、われわれはできることはすべて行う」。
ウクライナを支援する西側諸国は、この戦争に自国の軍隊を投入していない。
それは、紛争をエスカレートさせる挑発行為であり、ロシア側が明確に表明している「レッドライン(一線)を越える」行為を意味するからだ。ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官は記者会見で、西側の軍隊が戦争に参加するとなれば、直接対決は「避けられない」と述べた。
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私の見解・・・・
フランス軍は、すでにそれに近い方策はやってるな。
一時ポーランド軍も少数ながらウクライナに派遣されていた。
そのポーランドが否定・・・という事は、あまり芳しい結果
を残していない、という事かも知れない?
イギリスもオズオズジワジワと派遣しているが、やはり否定
している。
実際にやっている国々がみんな否定しているのは面白い話で
ある。
フランスもやっているのではないかと思うが、自分だけの国
では何とも出来ないので、NATOすべてで実施したい意向
なのだろうと思う、想像ではあるが、そこまで言及するには
それなりに根拠があっての話なのだ。
それほどまでにロシアが強大な国家になってしまうのを極端
に恐れるのは何故か?
プーチンさんが、それほどの傲慢な悪役であるとも思えない。
みんな西側の巨大な情報ツールに乗せられてしまっている
のでは有るまいか、と思う。
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ロシアの国営タス通信によれば、西側諸国がウクライナに軍隊を派遣してNATOとロシアが直接衝突する可能性について質問されたペスコフは「その場合、衝突は可能性ではなく、必然となるだろう。われわれはそう評価する」と答えた。
ペスコフは、NATO諸国もそのような行動の結果を「評価すべきだ」と付け加えた。
ウクライナを支援する西側諸国は、「これが自国の利益、そして最も重要なことだが、自国民の利益に合致するかどうかを自問すべきだ」