めちゃ楽しみにしていたドラマですが
町田啓太さん、小泉孝太郎さんの『失踪人捜索班 消えた真実』が昨夜スタートしましたが、びっくり、ハズレっぽい。二人はWOWOWの『フィクサー』で共演していて、イケメンのbefor and afterというか、若さと渋さ、直線とマルみたいな対照的な組み合わせが面白く。新ドラマで刑事としてがっつり組むなんて最高!と思っていたのに、町田啓太さん(役名:城崎達彦)はサッサと刑事を辞めてしまった!
こういうところが納得できない!
①警察を辞めて立ち上げた「捜索班」が正体不明
番組HPにはこう書かれています。
「日本の年間行方不明者数、約80,000人。だが、警察はその全てを捜査するわけではない―。」人知れず、姿を消してしまった失踪者たちの行方を追う元警視庁捜査一課の刑事・城崎達彦。彼は、自身が立ち上げた民間の失踪人捜索チームに
つまり、これ「民間」の組織なんですね?もっと言えば、城崎(町田啓太さん)がBOSSの会社(あるいは探偵社)じゃないですか?
そういう設定なら納得できるのに、
ドラマでは「失踪人捜索チーム(あるいは捜索班)」と言っています。これだと警察組織の一部に思えます。 民間組織ならたとえば「捜索シロサキ」とか、それらしい名前をつければいいのに。1話で片桐仁さんが言っていたように「収益は出るのか?」、そこもハッキリしてないし、この組織正体不明、不安です。
②事件が軽すぎた
1話の事件はよくわかりませんでした。でも、結局、大学教授が後輩にだまされたという話ですね?
ひとつは正体不明の手紙を受け取った奥さんが旦那が不倫していると思って家を追い出した、
ふたつ目は後輩教授にだまされて君嶋教授(高嶋政伸さん)カジノに参加、いかさまにはまって巨額の借金をつくり、行方をくらますしかないと思った、ということですよね? 話が俗するぎる~よく聞く話だ~。ちっとも怖くない。事件が軽すぎてびっくりしました。
③奥さんの失踪が浮いてる
今回の大学教授失踪事件と、城崎(町田啓太さん)の消えた奥さんの関係がわからなかった。
前半、奥さんの職場の先輩・深町(小久保寿人さん)が階段から転落死したことから、失踪と何か関係があるかもと思い捜査を願い出たが上司(髙橋克実さん)に拒否され警察を辞めた、というところまではわかります。
しか~し、そこから突然、大学教授(高嶋政伸さん)の失踪事件へ飛んだので、わけがわからなくなりました(混乱したのは私だけ?)
最後、結局、教授(高嶋政伸)が深町の名刺をもっていたのはパーティでの挨拶だったわけですね? びっくり。肩透かし。このドラマ、ストーリーの見せ方をもっと整理してほしいです。いろんなことが混ざって、すごくわかりにくかった。私だけ?
しかも、一番大事な 町田啓太さんと小泉孝太郎さんのコンビネーションはほとんど見られなかったし。今春いち推しだったドラマ、早くも脱落しそうです。ただし、まだ土俵際、ここからの盛り返しを期待します。
■脚本:小峯裕之さん、本村拓哉さん、木江恭さん
■監督:池澤辰也さん、守下敏行さん、島添亮さん
■制作:テレビ東京、ユニオン映画